コリ・ガウフ選手が、2020年1月24日(金)全豪オープンの3回戦で大坂なおみ選手と戦い見事勝利しました!!

今回は「自身がある」と語っていた通り、6-3,6-4のストレート勝ちを収めました。

まだまだ伸び盛りの20歳!

ガウフ選手の今後の快進撃がとっても楽しみです。

 

今回は、コリ・ガウフのテニスの経歴やプロフィール(身長・年齢)、コーチの父親や家族について調べてみました。





コリ・ガウフのテニスの経歴は?

コリ・ガウフ選手が4歳のときに全米オープンでセリーナ・ウィリアムズ選手が優勝しました。

それをテレビで見ていたことがきっかけで、テニスに興味を持ったそうです。

4歳でテニスの試合を見て、興味を持つなんて天性のものですよね。

うちの子は4歳の頃に「プリキュアになりたい」って言ってましたが。。。

 

6歳になるとテニスを始めたそうです。

そして7歳の頃にテニスを本格的に学ぶためにアメリカのアトランタからフロリダへ引っ越しました。

子供がテニスを学ぶために引っ越すって、凄いですよね。

6歳から1年間で、この子はプロテニスプレーヤーになる素質があると思える何かがあったのでしょうか?

両親の凄い決断だったと思います。

 

その後、フロリダ州のデルレイビーチに移り住み、ニュージェネレーション・テニスアカデミーというところでテニスの練習に打ち込みました。

 

11歳の時にセリーナ・ウィリアムズ選手のコーチである、ムラトグルー氏の目に留まったそうです。

「ガウフ選手はトップ中のトップになれる素材だ」

と、フランスへ迎い入れられてトレーニング受けたこともあるそうです。

 

その後、13歳になるとテニスの試合に出場してコリ・ガウフ選手は頭角を表し始めます。

2017年の全米オープンジュニアの女子シングルスにすると、なんと決勝まで進み、惜しくも破れましたが、史上最年少の準優勝選手になったのです。

 

2018年に全仏オープンジュニアに出場すると、決勝でケイティ・マクナリー選手をを2-1で打ち破り、14歳の若さでジュニアグランドスラム初優勝を果たします

14歳での優勝は史上2番目ということで、素晴らしいですよね。

さらに全米オープンジュニアのダブルスにも出場します。

キャティ・マクナリー選手ととペアを組み、決勝でヘイリー・バプティスト選手&ダレイナ・ヒューイット選手のペアを2-0で破って優勝します

全仏オープンジュニアのシングルスと全米オープンのダブルスを制覇するなんて凄すぎます!

 

2018年のオレンジボウルの18歳以下の部でも優勝をしています。

 

プロテニスの大会に初出場したのが、2018年5月のフロリダ州オスプレイで行われた「ITF女子サーキット2.5万ドル」の大会です。

1回戦を見事勝ち上がりプロ初勝利を収めました。

 

2019年2月にはITF2.5万ドルの大会のダブルスでペイジー・フーリガン選手とペアを組み、ITF初優勝を果たしました。

 

上位のプロレベルであるWTAツアーにデビューしたのが、2019年3月のマイアミオープンでした。

1回戦で対戦したのは、全米オープンジニアのダブルスでペアを組んだケイティ・マクナリー選手でしたが、見事に勝利を勝ち取り、WTAツアー初勝利を挙げることができました。

 

2019年7月にはウィンブルドンの予選に出場します。

1回戦で対戦したのが、コリ・ガウフ選手憧れのビーナス・ウィリアムズ選手でした。

そしてなんと、6-4,6-4、1時間19分という戦いでストレート勝ちをして、2回戦進出を決めました。

見事大金星をあげたのです!!!

さらに2回戦と3回戦も勝ち進み、史上最年少となる15歳3ヵ月で予選から本戦入りを果たしました。

これまた凄い快挙ですよね。

この活躍により一躍、注目若手選手となりました。

 

その後、シティ・オープンのシングルスに出場し、予選2試合を勝ち上がりましたが、本戦1回戦でザリナ・ディアスに敗れています。

しかしシティ・オープンのダブルスで優勝しました。

2018年全米オープンジュニアで優勝した時のパートナーである、キャティ・マクナリー選手と再びペアを組んだのです。

決勝ではファニ・ストラー選手&マリア・サンチェス選手のペアを6-2, 6-2で下してWTA初優勝を飾りました。

 

2019年8月には、全米オープンの3回戦で大坂なおみ選手と戦いましたが、破れています。

そして、2020年1月の全豪オープンで再び大坂なおみ選手と戦い、見事勝利しています。

 

ウインブルドンでビーナス・ウィリアムズ選手に勝利して「なんて日だ!」とツイートしました!!



コリ・ガウフのテニスの戦績と経歴まとめ

コリ・ガウフ選手のテニスの戦績と経歴まとめました。

2010年
(6歳)
・テニスを始める
2011年
(7歳)
・テニスを本格的に学ぶためジョージア州のアトランタからフロリダに引っ越す
2014年
10歳
・フランスのムラトグルー・アカデミーに参加
2015年
(11歳)
・セリーナ・ウィリアムズ選手のコーチであるムラトグルー氏の師事し、フランスのニースでトレーニングに参加
2017年
(13歳)
・全米オープン女子ジュニア・シングルスで史上最年少の準優勝
2018年
(14歳)
・5月:ITF女子サーキットにてプロ初勝利
・全仏オープン女子ジュニア・シングルス優勝
・全米オープン女子ジュニア・ダブルス優勝
・2018年オレンジボウル 18歳以下の部で優勝
2019年
(15歳)
・3月:マイアミ・オープン 2回戦敗退
・ウィンブルドン予選3勝 本戦入りを果たす(1回戦のヴィーナス・ウィリアムズに勝利)
・シティ・オープン シングルス予選2勝
・シティ・オープン ダブルス優勝
・8月:全豪オープン 3回戦敗退
・10月:リンツ女子 優勝

全米オープン2019で戦った後の大坂なおみとガウフのインタビューが話題に!

ガウフ選手は、大坂なおみ選手と全米オープン2019の3回戦で戦っています。

この時は、大坂なおみ選手が「6-3、6-0」と、圧勝しました。

その時に大阪選手がガウフ選手に「一緒にインタビューを受けよう」と誘ったエピソードが話題になりました。

勝者が敗者と一緒にインタビューを受けるなんて今までなかった行為だったんです。

大阪選手がガウフ選手をインタビューに誘った理由は、「1人でシャワーを浴びながら泣くより、みんなと話した方がいい」という気遣いだったみたいです。

ガウフ選手はインタビューで、「学ぶことがたくさんあった。なおみ、本当にありがとう」と涙を流して答えていました。

大坂選手も「一緒に努力して、この舞台に立った。本当に素晴らしかった」と一緒にインタビューで泣いていたのが、世界中の人の胸を温かい気持ちにさせてくれたのです。

 

大坂なおみ選手とガウフ選手のインタビューの動画です!

試合後のインタビュー(日本語訳)
大坂なおみ選手の涙ながらのコメントに思わずもらい泣きします!

今後の女子テニス界を引っ張っていく大坂なおみ選手とコリ・ガウフ選手の2人の活躍に期待しましょう!

コリ・ガウフのプロフィール(身長・年齢)は?

名前 コリ・ガウフ
愛称 ココ
生年月日 2004年3月113日:20歳
出身地 アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ
居住地 アメリカ合衆国フロリダ州デルレイビーチ
出身校 ブリスベンステート高校
身長 177cm
利き手 右打ち
バックハンド 両手打ち
コーチ コーリー・ガウフ(父)
スポンサー ニューバランス
バリラ(イタリアの食品会社)
ウェア ニューバランス
シューズ ニューバランス
ラケット ヘッド



コリ・ガウフのコーチである父親はどんな人?

父親のコーリーさんはジョージア大学時代にバスケットボール選手だったそうです。

本格的にコリ・ガウフ選手がテニスを始めた頃から、コーリーさんがコーチとして指導してきました。

どういった指導方法だったか、また詳しいことが分かりましたらお伝えします!

 

背が高くてスポーツ万能でな感じの方ですね!

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Happy birthday Dad💓

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コリ・ガウフの家族は?

ウインブルドンで応援する父コーリさんと母キャンディさんです!


母親のキャンディさんは高校生の頃に体操の選手だったようです。

大学はフロリダ大学で陸上選手をしていました。

スポーツ能力の高い両親から運動能力が遺伝された可能性は大きいですね!!

 

娘の活躍を両親は喜んでいると思います。

 

弟が二人いて、コディさんとキャメロンさんというそうです。

二人がどんなスポーツをしているのかも気になりますよね!



ゴリ・ガウフの試合の動画を紹介

コリ・ガウフ選手がビーナス・ウィリアムズ選手に勝利したときの動画です!

 

全豪オープン2020の3回戦で大坂なおみ選手に勝利したときの動画です!



コリ・ガウフと人種差別問題

近年では、アメリカで起こった白人警官が黒人を殺害するという事件をきっかけに

黒人への人種差別問題に対する抗議活動を行う有名人が増えています。

自身も黒人であるコリ・ガウフは、故郷であるアメリカ・フロリダ州で

人種差別問題に関してスピーチを行っています。

このスピーチでコリ・ガウフは、

『善良な人々の沈黙は、悪い人々の残忍さよりもひどい』

というキング牧師の言葉を引用して「沈黙しないで」と訴えています。

 

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また、コリ・ガウフは、

「黒人の音楽を聴くなら、黒人の文化が好きなら、黒人の友達がいるなら、これもあなたの戦いです」とも訴えています。

要するに、黒人の人種差別問題は、黒人だけの問題でなく、白人は勿論のこと

我々日本人も考えなければならない問題であることを、コリ・ガウフは訴えています。

 

コリ・ガウフがこのスピーチを行ったのは2020年、彼女がわずか16歳のときです。

私は、16歳でこのようなスピーチを堂々と行える彼女について

単に「素晴らしいテニスプレイヤー」という訳でなく、「素晴らしい人間」なんだと

感銘を受けました。

残念ながら、サッカーなどの他のスポーツでも人種差別が問題になることがあります。

日本は島国ということもあり、人種差別には疎いところがありますが

人種差別問題を「我々の問題・戦い」であると捉える必要があることを

僅か16歳のコリ・ガウフが教えてくれました。



まとめ

今回は、コリ・ガウフのテニスの経歴やプロフィール(身長・年齢)、コーチの父親や家族について調べてみました。

ウインブルドンでは、ビーナス・ウィリアムズ選手に勝利して、全豪オープンでは大坂なおみ選手に勝利しました。

どこまで成長していくか本当に楽しみな選手です。

ガウフ選手が最年少で4大大会を制する日も近いと感じます。

 

今後のコリ・ガウフ選手のテニスプレイヤーとして成長と活躍に注目したいと思います!!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。