外出自粛中に賭けマージャンをした疑いのある黒川検事長の定年延長を巡って、「#検察庁法改正案に抗議します」というツイッターが社会現象にまで発展し、新型ウィルス感染症拡大に乗じての不要不急の憲法改正に批判の声が多く集まっています。

このことで内閣支持率は4月調査時の41%からさらに下落して33%となっています。森友・加計問題への批判が高まった時以来の低さだそうです。

安倍首相の新型ウィルス感染症対策を巡っては「失敗」という声も聞かれますが、東京都の小池百合子知事はリーダーシップを発揮し、スピーディーに新型ウィルスへの対策を講じていると評価されており、7月の都知事選は圧勝とみられていました。

しかし、ホリエモンこと元ライブドア社長で実業家の堀江貴文さんが都知事選への出馬に意欲を示していることが報道され、大きな話題を呼んでいます。

5月30日に発売される著書「東京改造計画」では、uber解禁・「妖精さん」のリストラ計画・現金使用禁止令などといったユニークな「東京都への緊急提言37項」が書かれており、こちらも大きな話題となっています。

そこで今回は「東京都への緊急提言37項」について調べてみました。



37の提言とは?

「東京都への緊急提言37項」とはホリエモンが考える新型ウィルス感染症と共存する時代にあるべき首都の姿をまとめたものです。
抜粋してみますと

第一章 経済

① 本当の渋滞ゼロ
② ETCゲートをなくす
③ パーソナル・モビリティ推進都市に
④ 満員電車は高くする
⑤ 切符も改札機もなくす
⑥ 現金使用禁止令
⑦ 東京メトロと都営地下鉄を合併・民営化する
⑧ Uber解禁
⑨ 東京の空が空いている
⑩ 江戸城再建
⑪ VRのインフラを整える
⑫ 足立区は日本の「ブルックリン」に生まれ変わる
⑬ 築地・豊洲市場改革案
⑭ 築地市場跡のブランド化
⑮ オリンピックはリモート競技に

第二章 教育・社会保障

⑯ オンライン授業推進
⑰ 紙の教科書廃止
⑱ 学校解体で子供の才能を開放する
⑲ 正解を教えない教育
⑳ 大麻解禁
㉑ 低用量ピルで女性の働き方改革
㉒ 健康寿命世界一
㉓ 「ジジ活」「ババ活」で出会い応援
㉔ 東京のダイバーシティ

第三章 新型ウイルス感染症対策

㉕ ストップ・インフォデミック
㉖ 経済活動を再開せよ

第四章 都政

㉗ 今こそネット選挙を導入せよ
㉘ QRコードで投票できる
㉙ 記者会見なんてオンラインで開けば良い
㉚ 都職員の9割をテレワーク化
㉛ 都職員の英語公用化
㉜ 東京都をオール民営化

第五章 未来の生き方

㉝ 「妖精さん」のリストラ計画
㉞ 遊び場を増やす
㉟ 限りなく生活コストを下げる
㊱ 都民限定の無料オンラインサロン

となっています。

ホリエモンらしく合理化を極めており、物議を醸しそうな過激な提言もありますね。この中からいくつかピックアップしてみてみましょう。



満員電車は高くする

小池都知事は2016年に「満員電車をゼロにします」という公約に掲げ当選しました。

解決策のひとつとして二階建て車両を導入し、それに伴いプラットホームも2階建てにするとしていましたが、外出自粛が始まるまで満員電車は解消されませんでした。

一方、ホリエモンは「満員電車をなくすことは簡単」としています。

電車が混雑する時間帯の運賃を1.5倍~2倍に値上げをし、運賃の支払いはICカードでのみ可能にするようです。これによって不要不急の外出者も減るという考えです。
さらに時差通勤を促すことで、ピークも分散することができ、結果的に鉄道会社のコストも削減できるようです。

低用量ピルで女性の働き方改革

低用量ピルを服用すれば、生理前症候群の症状も和らぎ生理周期も安定しますが、日本女性の低用量ピルの使用率は低く、タブー視されていることにホリエモンは疑問を呈しています。

男性でありながらこの問題に切り込むとはホリエモンらしいですよね。

女性が生理で会社を休めばサボりだと思われる社会でありながら、低用量ピルを服用する人は少ないため、普及率を高めて女性が働きやすい社会をつくる必要性があるとしています。

たしかに日本の低用量ピルの普及率は他の先進国に比べても低いですが、ドイツやイギリスでは10代の女性は無料で貰えるということからも分かるように、働き続けることができるようにと低用量ピルが普及しているわけではありません。

会社を休みやすい環境作りや、生理への理解を深めることではなく、低用量ピルで解決しようとするのはなんとも合理的ですよね。

低用量ピルの普及運動は必要なことではありますが、違った視点からのアプローチをかけたほうがいいのではないでしょうか。

経済活動を再開せよ

ホリエモンは以前から過度の外出自粛を批判しており、早期に自粛解除をして、新型ウィルス感染症のリスクをコントールしながら積極的に経済を回す必要性を説いています。

新型ウィルス感染症対策で財政悪化が確実とされる東京ですが、ホリエモンのような経済に精通した人の意見も積極的に取り入れていく必要があるのかもしれませんね。

今こそネット選挙を導入せよ

小池都知事は営業自粛の協力に応じないパチンコ店の名前を公表して物議を醸していましたが、「3密」になること必至の選挙投票所についてはなにも対策を講じていません。

このことについてホリエモンは矛盾していると批判しています。

ネット選挙に関してはここ何年も議論がなされており、導入までは時間の問題とされてきました。スマホの普及率は40代以下では9割に達しており、スマホでの投票であれば誰にも強制されず、自由な意思で投票できるというメリットがあるとされています。

家にいながら投票ができるので、選挙離れが深刻である若者の投票率が上がり、投票所での感染も防ぐことができます。

さらには開票作業の効率も上がるでしょうね。

東京都のオール民営化

実業家であるホリエモンならではの提言ですよね。

オール民営化されることで、利益ばかりが優先されてサービスの低下や料金の値上げがされてしまうかもしれません。

自然災害の多い日本で、民間会社がどれだけ安定したインフラを供給できるのか不安ですね。



ホリエモンの選挙出馬の狙いは?

今回の東京都知事選は6月18日告示、7月5日投開票です。

一方、ホリエモンの著書「東京改造計画」は5月30日に発売予定。

初版3万部となる同書はすでに予約が殺到し、さらに2万部の重版が決定されています。

「東京改造計画」購入はこちら↓

なんとも絶妙なタイミングでの著書出版ですよね。しかしホリエモン本人は「ネット投票を導入するなら出馬したい」と言っており、実際に出馬するかどうかは分かりません。

SNSを駆使して自身のことを発信することに長けているホリエモンなので、メディアを利用して著書のプロモーションをしているだけなのかもしれません。

いつも時代の最先端を行くホリエモンですから、もし本当に出馬するのであればTwitterやyoutubeなどインターネットを上手に使って新しい選挙活動を行うのでしょうね。

ホリエモンのtwitterのフォロワー数は350万人にものぼり、ネット選挙が行われれば多くの若者層を票に取り込むことは確実ですね。



世間の反応

ホリエモン出馬に対する世間の声をツイッターでみてみましょう。

頼みはホリエモン↓

意外と行けるのでは・・・↓

出馬は本の為?↓

出馬するなら精一杯↓

どちらに入れたもんだか・・・↓

反対する人はちゃんと調べてるのかな?↓

本当に出馬したら・・・↓

 

過去は・・・↓

任せられるわけがない↓

選挙は盛り上げてほしいけど・・・↓

前科があるのは・・・↓

まさに賛否両論ですね。これだけの反響を呼ぶとはさすがホリエモンですよね。
著書の内容も過激で多くの人が気になっているようで、プロモーションであれば大成功ですね。

 

【都知事選】ホリエモンの37の提言まとめ

歯に衣着せぬ発言で世間の注目を集めることの多いホリエモンですが、今回の出馬騒動でさらに注目を浴びています。

無風再選が確実視されていた小池都知事はホリエモンの出馬について「まあ賑やかなこと」と余裕の笑みを浮かべていたようです。

ホリエモンが実際に出馬するかどうかは不明ですが、多くの人が今回の都知事選に興味を持つきっかけになったのではないでしょうか。

多くの信者がいるホリエモンですから、立候補者も本腰を入れて選挙活動をしないと勝てないかもしれません。

投票率の低下が深刻となっている昨今、ホリエモンのような存在が選挙を盛り上げて楽しいイベントにしてくれれば、若者の投票率は上がるかもしれませんね。

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