どうもーhosyymoです。

バスケにおいてチーム戦術って重要になります。
1人のスーパープレイヤーによってチームが強くなる例もありますが、
それだと、自分にはセンス・能力がないからとあきらめてしまう
キッカケにもなりかねません!

また、大会などでも全国の常連校に
毎年スーパープレイヤーがいるわけではありませんね。

全員バスケという言葉もあるように、
ちょっとした考え方や、戦略・戦術で
強いチームに勝ってしまうことも可能なんです!

今回の記事では、そんなスーパープレイヤーがいるチームでも
チーム5人で戦えば勝ててしまうかも
と、思えるようなチーム戦術オフェンス編を紹介していきます。





バスケットボールのチーム戦術前に意識・行動の共有をしよう!

バスケットボールにおいてチームになった時に
チームメイトが同じ能力や同じ知識があるわけではありません

  • 初心者
  • 経験者
  • 全国大会経験者

と、能力値にも知識にも差があると思います。
チームになった時に、できないことを強要しても
できないことはできません!

チームになって初めて行うことは
意識・行動の共有なんです!

 

仲間の能力を知ろう!ミーティングからチームは始まります

チームになって、自分の考えは
全員が理解してくれるわけではありません。

できる人からすれば、できない人にはもどかしさもあるとは思います。

できない人も
これはまだできないと伝えていくことで、
味方に理解してもらいます。
できないままにはしておけませんが、
できるようになる努力をしましょう!

なので、最初のチームの試合での能力発揮度は

経験状態 能力発揮度 気持ちや状態
初心者 100%
  • パニック
  • 無駄に走ってしまうまたは止まってしまう
  • とりあえずできることに全力
  • 何ができたかを忘れる
経験者 50~80%
  • できることをこなす
  • 少し思い通りにいかない
  • 上位経験者に合わせるのに必死
  • 楽しい
全国大会経験者 30~60%
  • 思い通りにいかない
  • 自分が何とかすると1人で頑張ってしまう
  • 楽しくない
  • 全力の出し方が分からなくなる

一例ですが、このような感じになるかと思います。
最終的には、全員が100%を出せることを目標にしていきます!

そのためには、仲間の能力

  • できること
  • できないこと
  • 得意なこと(短期習得)
  • 苦手なこと(長期習得)
  • 伸ばせそうなところ(長所)
  • 現状やらないほうがいいこと(短所)

これらを知ることが重要になります。
ミーティングなどで、正直に話し合うことが近道です!

できないことはできません!できることから始めていきましょう!
そしてできるようになったら、次のステップへ
上位経験者の要求や
監督・コーチの要求にこたえられるようにしていきましょう!

仲間を思いやることから、チームは出来上がっていきます!

ボールのもらえる位置や瞬間を共有しよう!仲間と連携を深めます

仲間を思いやるという意識をもとに、ボールのもらえる

  • 位置
  • 瞬間
  • 動き方

を共有していきましょう!

リスクをおさえたボールのもらえる位置とは?

ボールのもらえる位置とは結論でいうと、どこでももらえます。
しかし、次のことを踏まえるとそうはいかなくなります。

  • 安全か?(相手に取られないか)
  • 一人またいでのパスではないか(横断パスなどともいいます)
  • 攻めにつながっているか

以上を踏まえるとパスのコースは限定されていきます。
これらは、ダメなわけではありませんが、
リスクが高いパスは負ける要因にもなりますので、
まずはこの考えを持つことが大切になります!

パスには以下の種類があります。

  • 攻めにつながるパス=縦パス(ゴールに近づくパスのこと)
    リスク中~大
  • 攻め方を変えるパス=横パス(サイドチェンジ)
    リスク中~大
  • 仕切りなおすパス=後ろパス(セーフティへのパス・ゴールから遠くなるパス)
    リスク小~中

パスの長さでいうと、

  • ショートパス(チェストパスで楽に届く範囲)→相手にボールを取られるリスク小
  • ロングパス(オーバーヘッドパスで届く範囲)→相手にボールを取られるリスク大

以上を含めたうえで、ボールのもらえる位置をまとめると

リスクをおさえたショートパスで攻められる位置

ということになります。

それは、どこなの?というと。

ボールマンに対して前後左右のチェストパスが届く位置
その中でも攻めにつながるのは前左右となります。

 

パスがもらえる・出せる瞬間とは?

パスがもらえる瞬間は以下になります。

  • フリーであること
  • 相手ディフェンスを振り切ってから
  • 相手ディフェンスを体で抑え込んでいるとき(面取りをしている)
  • ボールマンを見ているとき

 

パスが出せる瞬間は以下になります。

  • フリーの時
  • パス相手を見ているとき
  • ディフェンスを抜いた時
    ※相手ディフェンスが自分より大きい場合、縦パスは困難になります
  • ディフェンス相手が自分より小さいとき
    ※相手ディフェンスが自分より小さい場合、上からパスを楽に出すことができます

これらがの条件が合わさっているときに
パスが出せたり、もらえたりする瞬間が訪れます!

※パスが出せる瞬間は、人によってタイミングが異なります。
仲間のパスが出せる瞬間を把握しておきましょう!
自分はもらえると思っていても、出す側は出せない条件の場合があります。
これも思いやりの気持ちが大切になりますね!

バスケットボールのチーム戦術!オフェンスの動き方を紹介

まずは、ボールのもらい方を知っておきましょう!
ボールマンと自分の間にディフェンスがいては
ボールをもらうことはできません。

必ずボールマンと自分のディフェンスの間を走りましょう!

もう一つは、自らディフェンスにくっつきに行ってから離れる
といったVカットとも呼ばれる方法です。

オフェンスの動き方についてはオールコート編とハーフコート編があります。

オールコートの場合のオフェンスの動き方

基本的にはサイドライン側から縦パスでつなげるといいです。
小中学生だと4回程度、縦パスが通ればシュートチャンスになるでしょう!

次に、味方ゴールから相手ゴールまでのコートの中心に
線を引きます。
この線と、サイドライン側の3線付近がボールのもらえる位置になります。

上の【リスクをおさえたボールのもらえる位置とは?】でも紹介した、
ボールマンの前後左右の位置には必ず人がいるようにすると、
攻めの選択肢が常に多くある状態になります。

※パスを出した人は基本セーフティーといってボールマンの後ろにいます。(安全策・リスク小)
時にはパスランで走る時もありますが、
ボールを取られた時の点を取られるリスクは高くなりますので注意が必要です。

まとめると

サイドラインとセンターライン3線の、
ボールマン前左右のチェストパスが届く、
空いているスペースに、

ボールマンと自分についているディフェンスの間を走り、
ボールを見ながら向かう。

ということになります。

基本はサイドラインを中心に攻めます!

それは、ディフェンスにカットされても、サイドラインを割りやすく
マイボールの状態を維持しやすいからです。

※スペースについてももらえない場合は、
次のもらえる位置に動き出すか、次の人が
同じスペースに来れるよう場所を空けましょう!

(例)

  1. ボールマンがドリブルで抜くか判断
  2. 縦に入った人はそのまままっすぐ走り、逆サイドにきれていく。
  3. 横にいた人は縦に走り込むそのあとは1と同じ
  4. ボールマンがドリブルで抜くか判断
  5. 前線にいた人がフォローに戻る
  6. 後ろに戻す
  7. 1~6を繰り返す

常にパスコースがあることは、ボールマンにとって安心しかありません!

ハーフコートの場合のオフェンスの動き方

ハーフコートに入ると、全員が1対1でゴールを狙える状態になります。
基本はオールコートと同じで考えて大丈夫ですが、
これに加えて、

  • スクリーンプレー
  • 逆サイドにきれて、ボールマンからゴールまでのスペースを空ける

といった、内容が増えてきます。
ここ細かい戦術や戦略が入ってきます。

オールコートの攻め方ができれば、
ハーフコートでも使えるので、
まずは基本として、オールコートの攻め方を覚えましょう!

 

まとめ

バスケットボールは、5人全員でプレーができると
1人1人の負担は減少します。
ドリブルより、パスのほうが早くゴールまでたどり着けるので、
この動きは、必ず共有しておきましょう!
パスバスケに個人技(1対1)を並行して強化していくことで、
チーム力は格段にあがります。

今回の記事ではチームの連携を上げる方法を紹介しました。
動き方が分からなくてチームの邪魔ばかりしてしまう。
なんて思っている方は、ぜひ参考にしてください。

最後までこの記事を読んでいただきありがとうございます。

以上hosyymoでした(‘ω’)ノ