東京オリンピックのサッカーで日本代表選手が身に着けて戦う新ユニホームが2019年の10月に発表されました。
サッカーの日本代表ユニホームといえば、過去にも
- 2014ブラジルワールドカップの「円陣」や
- 2018ロシアワールドカップの「勝色」
など様々なコンセプトでのデザインがありました。
東京2020は、自国開催で着用されるユニホームということで、大きな注目を集めています。
今回は、
- 東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームのデザイナーは誰?
- 東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームはなぜ迷彩柄?
- 東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームのスポンサーは?
- 東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームのメーカーは?
をまとめて紹介していきます。
東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームのデザイナーは誰?
昨年10月に発表された東京オリンピック・サッカーで日本代表が身に着けるユニホームですが、全体のデザイナーは特に発表されておりません。
ただ、今回のユニホームにはアンビグラムというデザインが含まれています。
アンビグラムとは?
アンビグラムとは、簡単にいうと、文字を逆さまに読むと違う文字として読めるデザインのことです。
アンビグラムとは、最初から見える形式だけでなく、異なる方向からも読めるように細工してある文字のことです。
どうやってアンビグラムのデザインを思いつくのでしょうか?
そういえば、「イルミナティ」でもこういうものを見かけたことがあります。
引用:http://angels-demons.seesaa.net/article/112956685.html
新元号「令和」の文字を逆さにすると、「平成」と読める作品が話題です。制作したアンビグラム作家に話を聞きました。https://t.co/BFrhi1sBIo #withnews pic.twitter.com/KEFB7bOzwY
— withnews (@withnewsjp) April 1, 2019
逆さにするだけではなく、縦読みで読める文字と横読みにしても別で読める文字などもあります。
縦読みは「度胸」横読みに回すと「愛嬌」になります。
漢字だけではなく、ひらがなでも逆さにすると読みが変わるアンビグラムがあります。
「しむらけん」さんを逆さにすると「ありがとう」に変化して読めるんですね。
なんで志村けんがありがとうに変化するのか不思議ですね・・・
サッカー日本代表ユニホームのアンビグラムについて
今回のサッカー日本代表ユニホームのアンビグラムのデザインを担当したのは、アンビグラム作家の野村一晟(のむらいっせい)さんです。
日本代表のユニホームのデザインは”日本晴れ”で、さかさまにすると、
- 男子が”侍魂”
- 女子が”撫子魂”
の文字が現れるデザインになっています。
- 男子 日本晴れ→侍魂(写真左の上下)
- 女子 日本晴れ→撫子魂(写真右の上下)
おはようございます。アンビグラムで「日本晴れ」 サッカー日本代表新ユニホーム
https://t.co/mnPhwJqNFB サインオフ部分は富山市出身の画家・野村一晟さんが携わりました。「日本晴れ」と読めますが、逆さにすると男子は「侍魂」女子は「撫子魂」の文字が浮かび上がります。面白いですね。 pic.twitter.com/2te6yTm5NN— 北日本新聞 ウェブン (@webun_news) November 6, 2019
東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームはなぜ迷彩柄?
今回の日本代表のユニホームはサッカーの代表ユニホームとしては初となる迷彩柄です。
イメージは「空」で、5つの青を組み合わせた迷彩柄を「スカイコラージュ」と表現しています。
日本代表ユニホームのコンセプト
日本代表ユニホームの基本コンセプトは「日本晴れ」です。
サッカー日本代表2020ユニフォームをアディダスが発売、コンセプトは「日本晴れ」- 久保建英、南野拓実らがビジュアルに – https://t.co/UKbinCLuPi pic.twitter.com/8ckLyPIqOO
— Fashion Press (@fashionpressnet) November 6, 2019
選手、そしてサポーターが1つの空に向かっていくイメージで、サッカー日本代表が日本中に希望を与える「日本晴れ」のような存在を願う想いが込められています。
元々日本代表のイメージカラーは青でしたが、今回は空のイメージを迷彩で表現しています。
完成したユニホームはオリンピックで「青空の頂点」を目指す勝負服となります。
アディダスのサッカー日本代表 2020 ユニフォーム、サッカー日本代表選手の想いが詰まったコンセプトムービーです。
日本のすべてのサッカーファンへ。#サッカー日本代表 2020ユニフォーム、adidas直営店、adidasオンラインショップで本日より先行発売開始。一般発売は13日から。
コンセプトは“日本晴れ”。みんなが #見上げる空はひとつだ。
下記URLからキャンペーンに参加しよう。https://t.co/sG8PuKni0U pic.twitter.com/GtA1KwI1t5
— アディダス フットボール (at 🏡) (@adidasFTB_jp) November 6, 2019
東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームのスポンサーは?
スポンサーについて、JFAサッカー協会に問い合わせたところ、特にいないという返事でした。
ユニフォームのスポンサーはいませんが、日本代表のスポンサーは下記10社になります。
日本代表のスポンサー
- オフィシャルパートナー:キリン
- オフィシャルサプライヤー:アディダス
サポーティングカンパニー
- 朝日新聞社
- クレディセゾン
- 大東建託
- ファミリーマート
- 日本航空
- KDDI
- みずほ銀行
- MS&AD
東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームのメーカーは?
今回の日本代表ユニホームは日本代表の国内のスポーツメーカ―でオフィシャルサプライヤーでもあるアディダスが手掛けています。
サッカーの日本代表のユニホームは1999年のモデルからこれまでの複数のメーカーの持ち回りを廃止し、アディダスとの単独契約をしています。
アディダスは日本代表以外にも、多くの国の代表チームや世界の強豪クラブにもユニホームを提供しています。
- ベルギー代表
- スペイン代表
- ドイツ代表
- スペインのレアル・マドリード
- イタリアのユベントス
- イングランドのマンチェスターユナイテッド
- イングランドのアーセナル
レアル・マドリードのユニフォーム
レアル・マドリード新ユニフォーム公開! pic.twitter.com/09igcNy1Ji
— 0014 (@0014blog) June 14, 2017
ユベントスのユニフォーム
【公式】ユベントスがサガン鳥栖のユニフォームスポンサーを務めるCygamesと3年間のスポンサー契約https://t.co/THaZHmUVRA
ユベントスのユニフォーム背面にスポンサーロゴが入るのはクラブ史上初とのこと[@juventusfc] pic.twitter.com/B5wu2BZurp— 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) July 21, 2017
マンチェスターユナイテッドのユニフォーム
マンチェスターユナイテッド💥
NEW HOMEユニフォーム発売開始!https://t.co/L7eeVzyy5P
来シーズンのモデルは輝かしい記録を残した98/99シーズンを称える20周年記念モデル✨3冠を達成した時に採用されていたエンブレムを現代版にアレンジ👍#mufc#ManchesterUnited pic.twitter.com/bkPGODX118
— 【SWS】スポーツウェブショッパーズ (@SWS_soccershop) May 23, 2019
アーセナルのユニフォーム
【写真特集】25年ぶりにアディダス!アーセナルが2019-20シーズン新ユニフォーム発表(10枚) https://t.co/WwuTzPV64f #gekisaka pic.twitter.com/32KeX8kDXj
— ゲキサカ (@gekisaka) July 1, 2019
いずれもサッカーファンなら誰もが知っている海外の一流クラブチームですよね。
【コラム】1999年からアディダスが手掛けるサッカー日本代表の歴代ユニホームを振り返るhttps://t.co/L4nZzNXn5T pic.twitter.com/Zres74Tz49
— WWD JAPAN (@wwd_jp) November 6, 2019
1999年からサッカーの日本代表ユニホームを手掛けているアディダスですが、これまで約2年に1度のペースで刷新されてきており、今回の東京オリンピックで着用されるモデルで13作目となります。
ちなみに1999年以前の日本代表ユニホームは、アディダス以外にもプーマやアシックスも作製していました。
まとめ
以上、
- 東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームのデザイナーは誰?
- 東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームはなぜ迷彩柄?
- 東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームのスポンサーは?
- 東京オリンピック・サッカー日本選手のユニホームのメーカーは?
を調べてみました。
ユニフォームデザインの日本晴れのコンセプトやアンビグラムと呼ばれるデザインやユニホームを作成したアディダスのコンセプトが伝わりましたでしょうか。
メキシコオリンピック以来のメダルを目指すサッカー日本代表、しかも今回は自国開催であり、期待感は高まり応援にも熱が入りますよね。
試合で選手が着用するユニホームはその国を象徴するシンボルであり、観客も同じ色・デザインのユニホームを着けて応援する光景も多く見られます。
東京オリンピックで若き日本代表が迷彩のユニホームを身に着けて躍動し、ピッチを”日本晴れ”にしてくれる姿を楽しみにしたいですね。