文房具メーカーのコクヨから販売されている「透明クレヨン」をご存知でしょうか?
これまでのように溶けた蝋や油を使用したクレヨンではなく、半透明のオイルゲルを使用した新しいクレヨンの事で、水彩絵の具のように下絵を塗りつぶさずに塗れ、綺麗な発色や重ね塗りをすることが出来るといった特徴のある新感覚の画材です。
水を使わなくても水彩絵の具のようにパステルでふんわりしたタッチを表現出来ることから、SNSやテレビの紹介でジワジワと注目を集め始めています。
#透明クレヨン
フィギュアスケーターの宮原知子選手も気になると仰られていた透明クレヨン。私も気になっていて、教材の材料を調達にした画材屋さんで偶然1つだけ発見!透明水彩絵具のクレヨンver.の様な感じです。使うのもったいない気がする(笑) pic.twitter.com/2Lqv4jm3Tg— Kaya Mizunoe (@kaya26057133) July 5, 2020
ただ、まだそこまでメジャーでは無いという事で、取扱店舗や販売している場所についての情報が少ないというのも事実。
そこで今回の記事では、
- コクヨ透明クレヨンが売ってる場所はどこ?
- コクヨ透明クレヨンの販売店・取扱店情報
- コクヨ透明クレヨンの単色バラ売りはある?
について調べましたのでご紹介していきたいと思います!
コクヨ透明クレヨンはどこに売ってる?
透明クレヨンの売ってる場所は下記の通りです。
※リンクをクリックすると、透明クレヨンの販売ショップが確認できます。
- 画材屋
- デパートの文房具売り場
- 楽天市場
- Amazon
- Yahooショッピング
- メルカリ
透明クレヨンの商品ラインナップは?
透明クレヨンの商品ラインナップは下記の3種類です。
(情報ソース:コクヨのえほん商品ページ)
- 透明くれよん5色
- 透明くれよん10色
- 透明くれよん16色
セット内容(入っているカラー)は次の通り。
透明くれよん5色
セット内容は「あか・き・きみどり・みどり・あお」の5点。
一番基本のセットになります。
重ね塗りによって多彩な色を作り出せますので、お試しで触ってみたい人でも十分に使えるセットでしょう。
透明くれよん10色
セット内容は「あか・だいだい・き・きみどり・みどり・みず・あお・むらさき・うすだいだい・ちゃ」の10点。
5色セットに加えて、「橙色(オレンジ)、水色、紫色、薄橙色、茶色」が入っています。
オレンジは赤と黄色の組み合わせで作ることが出来ますが、水色は5色セットの内容で表現の難しい色です。
同じく薄橙色も「重ね合わせ」では作れないカラーですので、淡い色味を特に欲しい場合には10色セットが欲しいところ。
透明くれよん 16色
セット内容は「あか・だいだい・みかん・き・きみどり・みどり・あおみどり・みず・あお・ぐんじょう・むらさき・もも・うすだいだい・ちゃ・こげちゃ・はい」の16点。
一番カラーバリエーションの多いセットで、このセットにしか入っていない色が「みかん色、青緑色、群青色、桃色、こげ茶色、灰色」になります。
色の重ね合わせで表現できる色味ではありますが、桃色のように使用頻度が高く、綺麗に発色させたいカラーがあるときは迷わず16色入りを購入するのが良いでしょう。
コクヨ透明クレヨンの販売店・取扱店情報
コクヨ透明クレヨンの販売店・取扱店ですが、先に紹介した透明クレヨンの売ってる場所のうち、Amazon、楽天市場、Yahooショッピング、メルカリに関してはリンク先を確認して頂ければ商品検索ページに飛べるようになっていますので、是非チェックしてみてください。
売ってる場所一覧に戻って確認する
画材屋またはデパートの文房具売り場の場合、小売店の方針や担当者によって取り扱いのラインナップが変わってきます。
そのため、「直接商品を吟味して買いたい」「試し描きしてから購入を決めたい」という場合は、直接各店舗へ問い合わせるほうが良いでしょう。
東急ハンズやロフトで取り扱っているという情報もあります!
が、時期やタイミングによって取り扱いが終わっている可能性もゼロではありません。
空振りにならないよう事前に問い合わせておくほうが安全でしょう。
こんなにスルスル描けるなんて….!✨
下絵を隠さずにスルスル塗れる、透明クレヨンです。色の重なり方がまるで水彩のよう。お子さまはもちろん、大人でも欲しくなります。
5色入り900円+税
10色入り1800円+税
16色入り2800円+税
ハンズ池袋店6Fで販売中! pic.twitter.com/WgDKveyBMS— 東急ハンズ池袋店 (@Hands_Ikebukuro) December 16, 2017
📺<メディアで紹介された商品情報✨‼️
本日の #ズムサタ でコクヨ(@kokuyo_st )さんの #透明クレヨン が紹介されました‼️
こちら見た目は透明ですが、しっかり描けるクレヨンです🖍🖼
雨続きの毎日、気分だけでもクリアに夏らしく涼しげに…😌
描き上がる頃には爽やか気分になってるかも…?! pic.twitter.com/jWvYyJbgXI— デザイン用品売場@ロフト名古屋4F (@wize_nag) July 11, 2020
各店舗のSNS情報は要チェックです!
コクヨ透明クレヨンの単色バラ売りはある?
続いて、Googleの検索候補にも出てくる「透明クレヨン」の単色ばら売りについてです。
結論から言うと、コクヨ透明クレヨンは単色ばら売りは行っていません。
1本単位の販売を行っているのか調べてみましたが、公式サイト上にばら売りの商品情報はなく、5色・10色・16色のセット販売のみとなっています。(※情報ソース:コクヨのえほん商品ページ)
Twitter上にも「ばら売りして欲しい」「コクヨさんお願いします」といった要望を多かったのですが、未だ実現には至っていないようです。
▼Twitterで透明クレヨンのばら売りを求める声
いい機会なので見比べて下さい。描いたのは4/15です。今日は10/6なので、約半年後。透明クレヨンはこの様に変色します。ショックが大きいレベルです😲折角色出ししてもこんなに変色してしまっては…コクヨさん改良をお願い致します。欲を言えば、バラ売りもご検討下さい😌 pic.twitter.com/0DERzBurIN
— mog_neko (@mog_neko2) October 6, 2018
水彩スティックバラ売りしてたから片寄り気にしなくてつかえるどん。透明クレヨンもバラ売りほしい
— 壁天使です (@kikakumayoko) April 24, 2019
透明クレヨンバラ売りしてくれ
— おくら (@aruko_nbnb) March 22, 2019
唯一可能性があるとすれば、個人間売買サイトのメルカリでしょうか。
2020年7月13日現在、「透明クレヨン ばら売り」で検索しても販売情報は見つけられませんでしたが、今後こまめにチェックしていれば、出品される可能性はあるかも知れません。
▶メルカリで「透明クレヨン ばら売り」を検索する
透明クレヨンを使ったイラスト作品
ここではTwitterで公表されている透明クレヨンを使ったイラスト作品をご紹介していきます。
まずは、mog_nekoさん(@mog_neko2)の作品を2点。
『林檎の木の礼拝堂』#絵画 #イラスト #透明クレヨン#私が描いた世界 #アナカラ部門 pic.twitter.com/0njxPLC4up
— mog_neko (@mog_neko2) October 16, 2019
下絵の繊細さを活かす、透明クレヨンの使い方で暖かさや明るさが伝わってきます。
https://twitter.com/mog_neko2/status/1210139967529218049
下絵の書き込みの細かさもすごいですが、それをしっかり活かす塗りの技術で、思わず作品に見惚れてしまいました。
色が重なる箇所の混ざり方も絶妙なグラデーションカラーになっていて、細部までじっくり観察したくなります。
お次は、小越しほみさん(@shihomi1129)の透明クレヨン作品。
かけたーーー💖#にゃんこ大戦争 #透明クレヨン pic.twitter.com/WQ5ENU4z2J
— 小越しほみ(の中のひと) (@shihomi1129) November 19, 2019
かわいいタッチの絵柄にパステルカラーの透明クレヨンは非常にマッチしてます。
下絵の輪郭からわざとはみ出して塗ることで、全体に立体感が出るんですね~!
https://twitter.com/shihomi1129/status/1209845655599898624
色の重ね合わせでリースの模様を表現しているの、分かりましたか?
アイデア次第で色んな表現方法ができる画材なんですね。
続いて、水野史奈子さん(@shinako222)のツイートから。
「反比例」#クレパス #透明クレヨン #パステル pic.twitter.com/LX7pauOqkV
— 水野史奈子 (@shinako222) July 5, 2020
「願望」
今度、七夕の短冊に託すなら。
届けば良いのに。#水彩 #クレパス #透明クレヨン #アクリル https://t.co/nTNEcYHMgK pic.twitter.com/RWe0Uh5w1r— 水野史奈子 (@shinako222) July 5, 2020
抽象的な画布ですが、さまざまな画材の質感を調和させて、情緒的に色模様になっていますね!
迫力が伝わってきます。
コクヨの透明クレヨンはどこに売ってる?まとめ
これまでのクレヨンといえば、溶かした蝋や油を材料にして作られた、少しベタベタする画材で、筆者の個人的なイメージでは、臭いや塗り心地が独特な「幼稚園・保育園で触っていたやつ」という印象でした。
小学校に入るとクーピー(クレパス)や色鉛筆に取って代わられ、気付くと触ることがない画材という不遇なポジションの画材だと。
そんなわけで個人的には「ちょっとお絵描き」というよりも、芸術家志向の人が本格的に触る画材だと思っていたわけですが、今回ご紹介した透明クレヨンは、そんなイメージを良い意味で塗り替えてくれましたね。(クレヨンだけに)
またすぐにでも欲しい!という場合は、画材屋さんや文房具売り場、Web通販で透明クレヨンをゲットしてみてくださいね。
ちょっと重い書き味のクレヨンとは異なる、まったく違った書き味と発色を楽しめる、新感覚の画材「透明クレヨン」
最後まで読んでいただきありがとうございました。