バレーボールにはいろんな専門用語があって分かりづらいですよね。
 
その中でもポジション名「オポジット」についてよくわからない方も多いと思います。
 
そこで今回はバレーボールのポジション「オポジット」について、

  • オポジットとは
  • オポジットの役割
  • OPで活躍する選手をピックアップ
  • オポジット以外のポジション

という内容でご紹介していきたいと思います。





オポジットとは

オポジットは「opsite(オポジット)=反対側」という意味を持つ言葉で、セッターの反対側のポジションにいる選手のことをオポジットと呼びます。

バレーボールオポジット
引用元:日刊スポーツ

左側の図で、左前にいる人がオポジットです。

右後ろのセッター(S)から見て反対側にいるのでオポジットと呼ばれています。

 

 



 

 

オポジットの役割

攻撃専門で守備には参加しないオポジットの主な役割は点をたくさん取ることです。

前からも後ろからもどこからでも攻撃できる選手がこのポジションにつきます。

 
基本的には守備でチームに貢献にしない分、攻撃力の高い選手が求められるのでとても重要なポジションです。

チームによってはオポジットがサーブカットもしたり、しなかったりと戦略は様々です。

サーブカット・・・相手の選手がコートのエンドラインから打ち込んだボールを拾う、または受けること。(サーブレシーブとも言う)

 
 
サーブカットをするのは②・⑤・⑥の3選手です。

バレーボールオポジット
引用元:バレーボールNEXt公式WEBサイト

 

 



 

 

オポジットで活躍する選手をピックアップ

全日本にはオポジットで活躍する選手がたくさんいます。

オポジットを紹介するツイートです。

 
その中でも特に注目したい選手が西田有志(にしだゆうじ)選手です。

asics(アシックス)との契約を報告する西田有志選手。

【プロフィール】

    生年月日 :2000年1月30日
    年齢   :24歳 (2024年10月10日現在)
    身長   :186cm
    体重   :82kg
    出身地  :三重県いなべ市
    所属   :ジェイテクトSTINGS
    ポジション:オポジット
    最高到達点:344cm

    引用元:ジェイテクトSTINGS公式HP

 

小柄ながらも圧倒的な機動力を持つ西田有志選手。

身長186cmと小柄ながらも最高到達点は344cmととてもジャンプ力があります。

前からも後ろからもスピード、パワーのある攻撃を打つことができる選手です。

また、攻撃だけでなく、サーブもすごく迫力があります。

2019年に行われたワールドカップでの映像です。

時速120km近くあるサーブは相手の選手も触るのがやっとです。

 

 



 

 

オポジット以外のポジション

6人制のバレーボールではポジションが5つあります。
オポジット以外にも4つのポジションがあるのでご紹介します。

  • アウトサイドヒッター(OH)
  • セッター(S)
  • リベロ(L)
  • ミドルブロッカー(MD)

それぞれのポジションを順に解説します。
 

アウトサイドヒッター(OH)

攻撃と守備どちらにも参加するポジションです。

ウイングスパイカー(WS)とも言われます。

石川祐希選手の強烈なバックアタック!!

役割は

  • サイドからの攻撃
  • 相手のサーブを拾う
  • 相手の攻撃をブロックしたり、レシーブをすること

の3つです。

特に、このポジションはチームで最もバレーボールが上手な選手、つまりはエースが入るポジションで、ピンチのときにはアウトサイドヒッターに最もトスが集まります。
 

セッター(S)

チームの司令塔。

セッター次第でチームの勝ち負けが決まる。

そう言っても過言ではないくらいに重要で魅力のあるポジションです。

日本代表の佐藤美弥選手が魅せる華麗なトス!

サイドからの攻撃はもちろんのこと、早い攻撃や後ろからの攻撃など多彩な攻撃を組み立てるのがセッターの役割です。
 

リベロ(L)

チームの守護神。

守備を専門とするポジションで後ろの真ん中あたりにいます。

リベロは他の選手と違う色のユニフォームを着ているのでわかりやすいです。

正に守備の要だとわかる動画です!

役割は2つあります。

  • セッターが攻撃を組み立てやすい位置にボールをあげる
  • ブロックでは対処できないボールを拾う

この2つです。

リベロがいかにセッターにボールを返すことができればより多くの攻撃の選択肢が広がるのでとても大事なポジションの1つです。
 

ミドルブロッカー(MB)

空中に立ちはだかる壁。

ネットの上で相手の攻撃を防いだり、早い攻撃を得意とするポジション。

身長の大きい選手がこのポジションに入ることが多く、守備には参加しない。

迫力が映像越しに伝わってきます!

 

 



 

 

オポジットのまとめ

今回はバレーボールのポジション「オポジットに」ついて、

  • オポジットとは
  • オポジットの役割
  • OPで活躍する選手をピックアップ
  • オポジット以外のポジション

という内容でご紹介しました。

西田有志選手に肩を並べるようなオポジットの選手は現れるのでしょうか?

とっても楽しみですね。

 
最後までお読みくださり、ありがとうございます。