テレビ番組でマスク代わりになるセンスを開発・販売している方が紹介されているのを見かけました。
肌に触れない新感覚マスク「せんすマスク」と言われるもので、開発したのは感覚過敏の症状を持つ中学生です!
中学生で起業とは驚きです。
この投稿をInstagramで見る
そこで今回は
- 中学生社長「加藤路瑛」の読み方は?
- 中学生社長「加藤路瑛」の私立中学はどこ?
- 中学生社長「加藤路瑛」の会社名や親子起業の活動についても!
について調べていきたいと思います。
中学生社長・加藤路瑛さんを、ぜひチェックをしてみて下さい。
中学生社長「加藤路瑛」の読み方は?
中学1年生で起業した”子ども起業家”である加藤路瑛さんについて、名前の読み方やプロフィールも紹介します。
イベントに参加している加藤路瑛さんです ↓
この投稿をInstagramで見る
- 名前:加藤 路瑛 (かとう じえい)
- 生年月日:2006年2月生まれ
- 年齢:14歳 中学3年生 (2020年8月現在)
- 出身:千葉県
- 血液型:O型
参照URL: https://tanq-job.com/archives/94
加藤路瑛さんのお名前の読み方は「かとう じえい」でした。
かなり珍しい名前ですが、とても良い名前だと思います。
名前の由来も株式会社クリスタルロードのホームページ内で明かしています。
会社名にも由来しているので後ほど詳しく紹介していきますね。
それにしても中学1年生で起業した加藤路瑛さんに対して学校側の反応や対応はどうだったでしょうか。
中学生社長「加藤路瑛」の私立中学はどこ?
加藤路瑛さんはブログなどで時々学業について書いています。
分かっているのは東京都の私立中学校に通っていたということだけです。
また、過去の記事ではこう述べていました。
僕の学校もカードを機械に近づけて登校チェックをしていますが、カードを出すのが面倒でやっていません。
引用元 https://tanq-job.com/archives/495
”カードを使った登校チェックができる東京都の私立中学校”というのはかなり限られているのではないでしょうか。
ちなみにネットで調べたところ当てはまる私立中学校の情報はありませんでした。
それとも最近の学校はカードを使った登校チェックを基本としているところが多いのでしょうか?
小さなころから働くことに興味を持っていた加藤路瑛さんは、親や大人に相談するも『大人にならないとできないこと』だと教えられていたそうです。
中学生になると小中学生で起業している人がいることを知り12歳で起業することを決めて、母親の加藤咲都美(かとう さとみ)さんと一緒に株式会社クリスタロードを立ち上げ、取締役社長になりました。
起業を決めた翌日には私立中学校の担任の先生に起業の許可をもらえないか相談したそうですよ。
加藤路瑛さんについて調べていて感じたことは、『とにかく行動力ある』ということです。
小さなころに働きたいと思ったのも誰よりも早くいろんな体験をしたいと考えてたからで、とても好奇心旺盛な方だと思います。
起業についてもそうで、最初に起業の相談をした担任の先生からは企画書を作成するように言わるとすぐ企画書作成に取り掛かり提出します。
その企画書は担任の先生→学年主任→学校の先生方で企画書の内容を共有→教頭先生まであっという間に話が通ったようです。
教頭先生も企画書を読んで応援してくれたそうでとても心強いですね!
担任の先生からの指示もあり、校長先生には加藤路瑛さん1人でプレゼンをすることになりました。
なぜ仕事をしたいのか、どんな仕事をしたいのか、学校に何を求めるのか、仕事をするための約束などを話をしました。
引用 https://crystalroad.jp/post-95/
1人でプレゼンするのはとても緊張したと思います無事学校から許可が下りて、起業のために本格的に行動を始めました。
こうして考えてみると、加藤路瑛さんの通っていた私立中学校はとても理解のある学校ですね。
起業をする上で校長先生といくつか約束をしたそうです。
- 給料はもらわず、お金は母親が管理する
- 宿題もきちんとやる
- テストでは赤点を取らない
- 仕事のために学校を休まない
- 代表権は親にあるので親が責任を持つこと
学校名を明かさないのも約束事の1つだったのではないでしょうか。
他の生徒の配慮でもあったのではと考えられます。
しかし、2019年9月30日をもって加藤路瑛さんは通っていた私立中学校を退学、翌月から「N中等部」へ転校して新たな学校生活をスタートさせました。
学校法人角川ドワンゴ学園が設置、運営する2018年9月13日に設立が発表、2019年4月15日に開校したばかりのフリースクール。
フリースクールのため、学校教育法第一条に定められた中学校に在籍しながらN中等部で学ぶ形になっており、東京都・大阪府・神奈川県・埼玉県・愛知県に合計7つのキャンパスがある。
N中等部開校の案内を見た加藤路瑛さんは、転校について深く考えずにN中等部に取材を申し込んだそうです。
その時の記事は 中学生の新しい居場所になれるのか?N中等部について質問してきました! – TANQ-JOB から読むことができます。
取材をしたのは2018年11月頃だそうですがN中等部へ転校したのは約1年後のことです。
間が空いていたのは、仕事をする上でやっぱり学業との両立ができなかったのではないかという声が挙がると考えていたからだとか。
たしかに学業と仕事を両立させることは学校との約束事の1つでしたね。
- もともと感覚過敏で学校などの騒がしい環境が苦手
- 起業したことで周りの人たちとの価値観が合わなくなった
- 2年生へ進級してからは少しずつ私立中学校へ通わなくなった
上で挙げた3つが理由で最終的に転校を決めたそうです。
私立中学をやめたのは学業の両立ができなかったからではないので、両立はできるものだと思います。
引用 http://u-29.com/2020/08/08/zieikato/
ちなみに学業に関しては遅れを取ることも無ったみたいですよ。
今はN中等部の週1コースで学び、仲間たちと生徒会なども発足しながらN中等部でも学校生活を楽しんでいるみたいです。
少し話は逸れてしまいますが、加藤路瑛さんが書く記事はどれも読みたくなるような読者を飽きさせないものが多かったです。
大人の私でも読んで得るものはありましたので、みなさんもぜひ読んでみて下さいね♬
中学生社長「加藤路瑛」の会社名や親子起業の活動についても!
今度は中学生社長・加藤路瑛さんが起業した会社を紹介していきます。
まずは加藤路瑛さんの名前が由来している会社名からですね。
『株式会社クリスタルロード』
社名の『クリスタルロード』は取締役社長の加藤路瑛さんの名前を英語にしたものだそうです。
加藤路瑛さんのご両親が願いを込めてつけた名前がそのまま会社の願いと理想になっています。
- 瑛 = クリスタル
- 路 = ロード
「地球上にする全ての人々が、光の射す明るい道(クリスタルロード)を歩いて欲しい」
引用 https://crystalroad.jp/vision/
常識や固定概念を覆し、困難や課題に対しても諦めず希望や夢に向かって歩いてしい、と考える加藤路瑛さんの目指す世界を表しているようなんです。
参照 https://crystalroad.jp/vision/
加藤路瑛さんは起業する際に何をしたいのかと考えたときに、加藤路瑛さんと同じ考えを持っているのに「子ども」という理由だけで諦めてしまう背景があることを思いだしました。
その理由だけで諦める必要はないと考え、年齢に関わらず起業できることを伝えていきたと考えるようになったと言います。
未成年が仕事をする場合出来ないことが多く、仕事以外の日常生活でも重要な契約や購入なども保護者の許可や承諾書が必要な場面も多いですよね。
特に起業するの場合、印鑑証明なども必要になってくるため年齢制限に引っ掛かってしまいます。
印鑑証明は15歳未満の未成年は取得できないからです。
それが1番の難点ですね。
そこで加藤路瑛さんは子どもが主体となって活動するには法人設立が必要不可欠だと考えました。
法人格でも条件はあるものの、【株式会社】であれば15歳未満の未成年でもがリーダーとなって活動できることがわかりました。
その条件を簡単に解説しながら紹介していきますね。
- 15歳未満の未成年は代表取締役にはなれない→印鑑証明が取得できないため
- 社長の年齢制限はないので代表権のない取締役社長にはなれる→印鑑証明が不要なため
- 取締役会を設置しなければならない→設置をしないと会社役員全員の印鑑証明が必要になる
- 取締役会を設置する場合、最低役員4人は必要→ちなみに役員は全員家族でも大丈夫とのこと
加藤路瑛さんの場合、母親の加藤咲都美(かとう さとみ)さんを代表取締役社に、加藤路瑛さんは代表権のない取締役社長になることで起業することができました。
加藤路瑛さんは代表権のある取締役を親(保護者)が務め、代表権のない取締役社長を子どもが務めて株式会社を設立する起業スタイルを【親子起業】と名付け、広めるべく活動を行っています。
詳しくは 探究!親子起業 を読んでみて下さい。
とても分かりやすく親子起業について書いています。
未成年である子ども起業家は、親(大人)の助けが必要ですが親子起業で登記や銀行解説、契約などをスムーズに行えるようになったそうです。
メールの送り方やプレゼンの仕方、名刺交換の方法や、事業計画、資金調達など学校では学べないことを親から学ぶことができます。
引用 https://tanq-job.com/archives/140
親子で起業して運営していくと親子の間にビジネスパートナーという新たな関係が出来上がるのではないでしょうか。
ちなみに加藤路瑛さんは、また親から学ぶものができたから反抗期がなくなったと話していました。
親子起業のスタイルを広めるためにまずは 小中高生のための職業探究ウェブメディア【TANQ-JOB】 というメディアサイトを運営しています。
TANQ-JOBの運営は基本加藤路瑛さん自身で行っていますが、小中高生の未成年の方々にも仕事を依頼してお金を支払う仕組みを作って実践しています。
最近では、感覚過敏についての啓蒙活動・商品開発・研究もにも力を注いでいます。
感覚過敏でマスクを着用できない人のためにウイルス感染予防の「せんすマスク」を開発したことで多くのメディアに取り上げられています。
今日のテレビ朝日『スーパーJチャンネル』で、肌に触れない「せんすマスク」について紹介していただきました。
感覚過敏でマスクがつけられない人のマスクの代替案として、そしてマスクがつけられない様々な事情やシーンで使って頂ければと思います。 pic.twitter.com/AAjl2bU0FH
— 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) August 5, 2020
せんすマスクは、感覚過敏の方以外にもマスクを外さなければならない食事中や熱くなるこれからの時期の熱中症対策にも使用をおすすめしています。
【せんすマスク販売ぺージ】
- 通常版のせんすマスク https://crystalroad.stores.jp/items/5f074930ea3c9d46b27eba52
- 透明・半透明せんすマスク https://crystalroad.stores.jp/items/5f2645ba791d022c27aba4ad
3種が販売されていますが、今後色付きのせんすマスクも制作するかもしれないとのことですよ。
(要望があれば制作できるのかもしれませんね。)
透明せんすマスク。応用で色付きも作れそう。スポーツチームのシール貼ったり、かわいくデコりたい人もいて、アートな世界に突入している。僕も自分が何屋さんかわからない。
楽しく感染予防して欲しいが、沢山の人が使えば、マスクつけられない人が肩身狭く生きなくていいっていう世界にしたい。 pic.twitter.com/UGVnXNA6Dn
— 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) August 9, 2020
シールを貼ったり描いたり塗ったりなどしてもかわいくなりそうですね♬
自分だけのせんすマスクをデザイン出来て良いのかもしれません。
まとめ
今回は、中学生社長「加藤路瑛」さんの名前の読み方、通っている私立中学や会社名、親子起業の活動について紹介していきました。
ここまでの要点を伝えていきます。
- 加藤 路瑛(かとう じえい)さんは中学1年の12歳で起業した中学生社長
- 通っていた東京都の私立中学校は詳しく分かっておらず、2019年10月からは「N中等部」へ転校
- 会社名は『株式会社クリスタルロード』
- 親が代表権を持つ代表取締役、子どもが代表権を持たない取締役社長で設立する【親子起業】スタイル
- 感覚過敏の方が生きやすい世界を作るため感覚過敏の啓蒙活動、商品開発、研究にも注力
- マスクを着用できない方でも使える「せんすマスク」を開発・販売
今回、加藤路瑛さんを調べていくうちに加藤路瑛さん自身にとても興味を持ちました。
思い立ったら吉日、即行動を起こせる方です。
勝手ながらこれからの加藤路瑛さんの活躍を見守りつつ応援していけたらと思います。