新型ウィルス感染症拡大のため、オンラインでのミーティングやチャットでのやり取りが当たり前になってきており、ZOOM、chatwok、Slackなどオンラインのビジネスツールのユーザーが世界的に増えています。
海外で重宝されているビジネスツールのひとつにスケジュール調整サービスのカレンドリー(Calendly)があります。
相手方となかなか都合が合わず、スケジュール調整に苦労した経験が一度はあるのではないでしょうか。
そんな時、カレンドリーを使えばスムーズにミーティングの予約が出来るんです。
そこで今回はカレンドリ―について調べてみました。
カレンドリーとは?
ミーティングの調整って面倒ですよね。相手の予定を聞いて、候補日を挙げてもらって、都合の良い日をピックアップして、相手に提案して、といったやり取りを省けたら、と思いますよね。
さらに海外の取引先とミーティングをするとなると、時差やサマータイムがあるので頭を使います。
そんな厄介なスケジュール調整をサポートしてくれるのがカレンドリ―です。
カレンドリ―でイベントを作成し、そのリンクを相手に送り、その中から都合の良い日時を選んでもらうだけでいいんです。
スケジュールはGoogle Calendar、Office 365、Outlook、 iCloudと連携しているため、カレンドリ―には空いている時間だけが提示され、ダブルブッキングも防ぐことができます。
また、相手が海外にいる場合は提示される時間が現地の時間で表示されるので、時差による日付の違いやサマータイムの有無を気にすることなく、ミーティングをセッティングすることができます。
無料で使えるサービスはどこまで?
カレンドリ―には無料版と有料版がありますが、無料版でも十分便利に活用することができます。
無料版に含まれるサービスの一部をご紹介します。
・Google Calendar、Office 365、Outlook、 iCloudとの連携
・1対1のミーティング招待
・リマインダーメール
・自身のウェブページにカレンドリーの貼り付け
無料でミーティングのセッティングができて、ダブルブッキングも防げるとはとても便利なツールですよね。
便利な使い方や機能を紹介
ではカレンドリーの便利な機能を一部ご紹介します。
ウェブページにカレンドリーリンク貼付
自身のウェブページにカレンドリーのリンクを貼っておけば、ダブルブッキングをする心配することなく、素早く商談まで取りつけることが出来るので効率的です。
カレンドリーによると、商談の50%が最初にレスポンスした人と成立するそうなので、素早いスケジュール調整が商談成立の鍵を握っていると言えるでしょう。
対応時間帯の設定
提示する時間帯や曜日を指定することが出来るので、バタつく月曜日の午前中や金曜日は選択できないように設定することも可能です。
インターバルの設定
ミーティングや商談の間のインターバルを設定することが出来ます。前後30分を予約不可能にすることで、プレゼンの準備などの時間を設けることが可能です。
リスケ・キャンセル
リスケやキャンセルされた場合、リアルタイムで反映されるので再度日程を調整する必要がありません。
カレンドリー有料版のサービス
有料版あれば、複数名とのミーティング予約が出来るほか、GoToMeeting、ZOOMやオンライン決済機能(PayPal・Stripe)とも連携することができます。
プレミアムプラン(月額8ドル)
月額8ドルのプレミアムプランでは、GoToMeeting、ZOOMとの連携が可能です。
ZOOMと連携する場合、相手が日付を選ぶと、カレンドリ―にZOOMミーティングのリンクが入り、相手にも自動的にリンクが送られます。
ZOOMのミーティングのリンクまで生成してくれるとはとても便利ですよね。
Proプラン(月額12ドル)
月額12ドルのProプランでは、PayPalやStripeといったオンライン決済機能とも連携するので、有料面談サービスを行う弁護士や家庭教師、コンサル業にとってはとても便利なサービスです。
面談日程が確定した時点で決算が行われるので、サービスを提供する側にとっても安心です。
様々なサービスと連携し、細かい設定までできて、仕事の効率化には無くてはならないツールと言えそうですね。
カレンドリー まとめ
何回もやり取りが必要なスケジュール調整があっという間に完了してしまうなんて、とても便利ですよね。
これからますますオンラインのビジネスツールが普及・発展していくでしょう。いろいろと試して自分に合ったツール、使い方を見つけてみることも必要かもしれませんね。
便利なツールを使って、仕事の効率化を目指しましょう。