大学卒業後、実業団には所属せずイタリアのプロバレーボールチームに所属するという異例の躍進を果たした石川祐希選手。

そこで今回は石川祐希の所属していた(している)海外のチームについて、

  • 石川祐希が今までに所属した海外のチームはどこ?
  • 石川祐希が所属したシエナやラティーナでの評価は?
  • 石川祐希の今後の活動予定は?
  • 石川祐希のプロフィールや経歴

という内容でご紹介していきたいと思います。

 

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石川祐希が今までに所属した海外のチームはどこ?

石川祐希選手は大学を卒業後に日本のVリーグに所属せずに海外のプロリーグへの進出を決めました。

野球で例えると、大学や高校を卒業後に日本のプロ野球に所属せずにいきなりアメリカのメジャーリーグに挑戦するようなものです。すごいですよね。

石川祐希選手が海外で所属していたチームは以下の通りです。

  • パッラヴォーロ・モデナ (2014年〜2015年)
  • トップバレーラティーナ (2016年〜2017年)
  • エマ・ヴィラズ・シエナ (2018年〜2019年)
  • キオエネ・パドヴァ(元パッラヴォーロ・パドヴァ) (2019年〜)

ちなみに石川祐希選手は今まですべてイタリアのチームでプレーをしています。

イタリアのチームですから日本人の私達にしてみればとても言いにくい名前ですね。
一つ一つご紹介していきます。

パッラヴォーロ・モデナ (セリエA)

パッラヴォーロ・モデナは1966年に創設され、セリエA優勝10回、コッパイタリア優勝11回、欧州チャンピオンズリーグ4回優勝という輝かしい成績を残しています。

多くのイタリア代表を輩出していることでも有名です。

石川祐希は大学1年生である2014年12月から3か月間の短期移籍で、スタメン出場は15試合中2試合のみでしたが、世界のレベルを体感する日々の中で「世界最高峰リーグでも通用する!」と思ったそうですから、やはり10年に一人の逸材らしい頼もしい選手ですね!

トップバレーラティーナ (セリエA)

大学3年生である2016年12月から2015年4月までと2018年の短期間、石川祐希選手は再びイタリアへ渡ります。

所属したのはセリエAのトップバレーラティーナ

ラティーナは1972年に創設され、2013年には欧州バレーボール連盟杯で準優勝、2014年のチャレンジカップで準優勝という成績を収めた上り調子のチームです。

2回目のラティーナ所属(海外3回目)から石川祐希選手は、イタリア語の指示もだいぶ理解できるようになり、プレーがしやすくなったと語っています。

 



 

 

エマ・ヴィラズ・シエナ (セリエA2)

大学卒業後の2018年から石川祐希選手は、エマ・ヴィラズ・シエナに移籍します。

石川祐希選手はシーズン開幕戦からスタメンで出場し、全26試合スタメン出場、376得点を叩き出し大きくチームに貢献しました。

キオエネ・パドヴァ(元パッラヴォーロ・パドヴァ) (セリエA)

2019年からはキオエネ・パドヴァ(元パッラヴォーロ・パドヴァ)に移籍しています。

ちなみに「キオエネ」は現在チームのスポンサーをつとめている企業の名前で、「パッラヴォーロ」は”バレーボール”という意味です。

パドヴァは1071年創設と歴史は古いですが、セリエAでもコッパイタリア(イタリア杯・全イタリア選手権)でも優勝経験のないチーム。

まあ、それだけイタリアのバレーボールのレベルが高く、選手の層が厚いということなのですが。

優勝経験はなくとも、リーグの上位に位置する強豪チームなので石川選手の成長が楽しみですね♪

 



 

 

石川祐希が所属したシエナやラティーナでの評価は?

ちなみに石川祐希選手がシエナやラティーナでどんな評価を受けているのかが気になりますよね。結論から説明すると石川祐希選手はシエナやラティーナでとても評価が高いです。

イタリアのバレーボール雑誌でも以下のように紹介されていました。

「不屈の精神を持つ日本人」

引用元:ライブドアニュース

かっこいいですよね。石川祐希選手がイタリアで高い評価を受けていることが分かりますね。

 

またイタリアのバレーボール雑誌はシエナでの石川祐希選手のプレーに対して以下のように紹介しています。

「ユウキは数少ない他の一流選手のように、称賛されるべき選手である。試合では闘争心、シエナの残留に望みをかけた一心さ、そのためのプレーを全て余すことなく披露してくれた。」

引用元:THE ANSWER

シエナでも全26試合にスタメンとして出場していて376得点を記録しています。納得の高評価というわけです。

 

2019年から所属しているパドヴァでは何度もMVPに輝く活躍を見せ、チームからもファンからも高く評価されています。

3度目のMVPを獲得した際、石川祐希を祝福するパドヴァの公式ツイッター↓

上記ツイートの訳:「イシカ、ワオ!またまた、今回もMVP ユーキ ユーキ ユーキ キミはなんてスゴイ選手なんだ!」

このツイートにファンは以下のようにメッセージを寄せ、石川祐希を祝福しました。

「MVPx3 おめでとうございま~す」

「すごすぎます」

「ホントに素晴らしい選手だね」

「次の試合が楽しみ~」

「最高のニュースをありがとう!」

引用元:https://twitter.com/pallavolopadova/status/1201229782257750017

バレーボールの強豪であるイタリアからこのように高い評価を受ける石川選手は、日本人の誇りです。

 



 

 

石川祐希の活動予定は?

「2020バレーボール有明アリーナテストマッチ」や3月に実施される予定だった海外遠征が中止となった今、石川祐希選手の今後の活動が気になります。

石川祐希選手はイタリアリーグが4月に再開予定でしたが、感染症拡大を受けて再開が見送られています。

同じく、感染症拡大の影響を受けて出場予定だった東京オリンピックが2021年に延期となりました。

これを受けて石川選手は以下のようにコメントしています。

「オリンピック延期のニュースを聞き、驚きや戸惑い、残念という気持ちはもちろんありますが、新型コロナウイルスの感染状況が深刻化するイタリアで現在生活している自分としては、世界中で多くの人が苦しんでいたり、通常の生活がおくれていない現状や、所属するリーグを含めてほとんどのスポーツイベントが開催できない中では、考えられる判断だと思いました。今は、世界中の人が、健康で安全に生活できるようになることが第一だと思います」

引用元:ヤフーニュース

 

石川祐希のプロフィールや経歴

石川祐希のプロフィールや経歴をご紹介します。

プロフィール

生年月日:1995年12月11日

年齢:28歳 (2024年11月21日現在)

出身地:愛知県岡崎市

身長:192cm

最高到達点:351cm

出身中学:愛知県岡崎市立矢作中学校

出身高校:星城高等学校(愛知県)

出身大学:中央大学(東京都)

ポジション:アウトサイドヒッター

所属チーム:キオエネ・パドヴァ(元パッラヴォーロ・パドヴァ)

 

経歴

小学4年生のときに、先に習っていた姉の影響でバレーボールを始める。

星城高校に進学すると2012年・2013年には高校3冠(春高・総体・国体)の立役者となる。

高校卒業後は中央大学に進学し全日本代表メンバー、オリンピックの強化指定選手に選ばれる。

大学在学中・卒業後は上記で説明したイタリアのチームでプレーし、現在もイタリアのキオエネ・パドヴァ(元パッラヴォーロ・パドヴァ)で活躍中。

 

 



 

 

石川祐希のまとめ

今回は石川祐希の所属していた(している)海外のチームについて、

  • 石川祐希が今までに所属した海外のチームはどこ?
  • 石川祐希が所属したシエナやラティーナでの評価は?
  • 石川祐希の今後の活動予定は?
  • 石川祐希のプロフィールや経歴

という内容でご紹介しました。

海外からの評価も高く日本人の誇りでもある、10年に一人の逸材石川祐希選手。

今後のますますの活躍に期待が高まります♪

最後までお読みくださり、ありがとうございます。