「また、みずほ銀行で障害か…」とそんな声が聞こえてきそうですが、2021年2月28日(日)午前中から、みずほ銀行の一部ATMが利用できなくなるという障害が発生し、大きな話題となっています。

これにより、

  • キャッシュカードや通帳がATMから取り出せなくなった
  • 預金からお金を引き出そうと思ったらエラーになる
  • 振込対応が出来ない

などと言った、生活に影響を与えるレベルの問題が多数報告されています。

28日(日)午後7時40分の時点で、全国にあるATMの54%、台数にして2956台が利用できない状態となっています。

徐々に復旧は進んでいるとの発表ですが、ATMの利用終了時間の午後9時までに復旧していないところもあるということで、早急な復旧対応が待たれています。

この記事では、

  • みずほ銀行システム障害の復旧はいつ?
  • ATMが使えない原因は何?

について、調べてご紹介したいと思います。





みずほ銀行システム障害の復旧はいつ?

2月28日(日)の午前中に発生したみずほ銀行のシステム障害ですが、この影響により全国にあるみずほ銀行の一部のATMが正常に稼働しない状態となりました。

徐々に復旧させている、と報じられていますが、2月28日午後9時の段階で復旧していないATMもある状態のため、夜通しの復旧作業が行われています。

みずほ銀行は、3月1日(月)午前7時の取引開始時間までには、完全復旧を目指すとしています。



 

ATMが使えない原因は何?

今回のシステム障害の原因ですが、銀行発表では

28日の定期預金口座の取り引きのデータを更新する作業を行った際に、システムに不具合が起きた

としています。

これを詳しく読み解いてみますと、ITシステムベンダーで働いた経験のある筆者の経験では、おそらく「預金データベースの整合性のチェックにエラーが起こる障害が起きたのではないか?」と見ています。

もう少し具体的に解説しますと、預金情報というのは非常に厳密な整合性が求められます。

振込や入金、出金といったお金の移動について、ミスが絶対に許されないデータなわけです。

『2021年○月〇日○時○分にA銀行の口座aから、B銀行の口座bに、X万円が振り込まれました』

という情報を、間違いなく、確実に、ズレなく積み上げる必要がありますので、複数のデータベースにリアルタイムでバックアップ(複製)を取りつつ、複数のチェック方法を使って「このデータは正しいです」と確認していくわけです。

この情報にズレが出る要因として考えられるのは

  • データベースの書き込み時に想定外のエラーが起きた
  • データベースサーバの時刻同期を行っているNTPサーバにエラーが起きて、書き込みデータの整合性エラーが起きた
  • サーバ間の通信経路にあるネットワーク装置で障害が起き、データ同期に失敗した

などです。(システム構成によって可能性は多数ありますが一例として)

 

障害が起こる流れとしては、

システムの一部で障害が発生

預金データ本体にエラーが起こる

エラーとなった預金データ=不正データなので、預金情報のエラーがこれ以上増えるのを防ぐために、預金データの書き込み自体がストップ

というのが今回のシステム障害のストーリーではないかと推察します。

いずれにしても、データベースの復旧作業には、預金情報の目視チェックと、正しいデータの投入が必要になるため、非常に長い時間が掛かるのではないでしょうか。

単純なアプリケーション動作の問題であれば、バグとなっているコードを取り除くことで復旧が期待できますので、もっと早く復旧する可能性はあります。



 

みずほ銀行システム障害についてまとめ

2021年2月28日から発生しているみずほ銀行のシステム障害と、それに伴うATM利用不可について復旧時期や障害の原因をお伝えしました。

復旧時期について、明確な情報が出ましたら記事へ追記・更新したいと思います。

システム障害の原因は、一般的なITシステムベンダーでエンジニアとして働いていた知見をもって、推測の上で執筆しております。

実際はまったく違う原因だよ!
銀行システムはもっとこうなってるよ!

と言ったご意見や、銀行システムについて詳しい方が居ましたら、コメントにて情報いただけると嬉しいです!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。