ツイッターで仁禮彩香(にれいあやか)さんを知りました。
東洋経済の公式Twitterで「中2で起業、高1で母校買収した慶応生の正体」というタイトルで紹介されていて、思わず目が釘付けになってしまいました。
中2で起業も驚きですが、高1で母校買収ってどういうこと?
気になって調べてみました。
買収って正直いいイメージは無いのですが、読んでいくと決して悪い意味の買収ではありませんでした。
むしろ、いい意味での買収で、仁禮彩香さんの聡明さがわかる内容でした。
仁禮彩香さんの考え方、行動力が素晴らしいと思いましたのでご紹介したいと思います。
今回は、現役の慶應義塾大学生でかつ起業家である
- 仁禮彩香さんの出身校(小学校から高校)
- 仁禮彩香さんの経歴
を紹介していきます。
仁禮彩香の出身校紹介
仁禮彩香さんの出身校を一覧でご紹介します。
- 幼稚園:湘南インターナショナルスクール(神奈川県藤沢市)
- 小学校:小学1年生は公立小学校
小学2年生から湘南インターナショナルスクール(神奈川県藤沢市) - 中学校:横浜翠陵中学校(と思われる)(神奈川県横浜市)
- 高校 :横浜翠陵高校(神奈川県横浜市)
- 大学 :慶應義塾大学総合政策学部在籍中(神奈川県藤沢市湘南藤沢キャンパス)
仁禮彩香の経歴紹介
仁禮彩香さんの写真をTwitter画像で紹介します。
今回私が仁禮彩香さんを知ったきっかけのTwitterです。
【中2で起業、高1で母校買収した慶応生の正体】慶応大学に在籍しながら、「TimeLeap」代表取締役を務める仁禮彩香(にれい・あやか)さん。中学2年生で起業、高校1年生で母校を買収した仁禮さんの体験や取り組みを通して、新たな教育の姿を探りました。#東洋経済オンラインhttps://t.co/dndJTNFvlb
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) August 12, 2020
それでは、幼稚園時代から順に紹介していきます。
幼稚園時代
神奈川県藤沢市にある湘南インターナショナルスクールに通われました。
ここでは、問題が起こったときだったり物事を決定する時は、「なぜそう思ったのか」「なぜそのようにしたいのか」子どもたち同士が話し合いをして解決をする、という教育がされています。
子供だからといって、先生が主導するのではないそうです。
また、「感情」と「理性」を分けて考えるという考え方も教わり、「自分はどうしたいのか」という思考を身につけることが出来たそうです。
これは、インターナショナルスクールに通ったからだけではなく、ご家庭でもそのようなコミュニケーションスタイルだったようなので、自分で考えることは仁禮さんにとっては普通のことだったのでしょう。
母親とのコミュニケーションについてインタビューで答えられています。
両親は昔から私が本気で考え抜いたことなら応援してくれるスタンスでした。
特に母は子どもに対して「こうしなさい」とは言わず、「どうしたい?」「なぜそう思う?」と質問でコミュニケーションを取る人。
公立の小学校に通っていた小1の時、決められた答えに沿って同じスピードで進まなければいけない教育スタイルが合わなかったときも、義務教育だからと我慢させるのではなく、「なぜ合わないのか?」「どうしたいのか?」を私に問いかけてくれました。引用:Meet Recruit
湘南インターナショナルスクールの公式サイトはこちらからご覧いただけます。
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湘南インターナショナルスクール
小学校時代
仁禮さんが小学校に入学時(2004年)には湘南インターナショナルスクールには小学校が無く、仁禮さんは公立小学校に入学します。
しかし、公立の小学校では何事も先生が決めて、1つの答えだけを求めていくという教育だったために、これまで自分で考えてきた仁禮さんにとって違和感が募ります。
驚くことに、違和感を抱いた仁禮さんは、通っていた湘南インターナショナルスクールの幼稚園の園長先生に「小学校を作って欲しい」と掛け合ったそうです。
多分、園長先生は驚かれたでしょうね。小学1年生の女の子から「小学校を作って欲しい」とお願いされるなんて夢にも思わなかったでしょう。
でも、仁禮さんの想い・考えを聞き、一年で小学校を新設されます。
こうして仁禮さんは小学2年生(2005年)のときに湘南インターナショナルスクールに転入し、6年生まで通い自分の理想とする教育を受けることが出来たのです。
新設の小学校での教育は、議論するスタイルが中心で、問題の本質を捉えることも学びました。
仁禮さんは、公立小学校で感じた違和感の本質が何なのか見極めたいと思うようになり、中学はインターナショナルスクールではなく、中学受験を経て日本の中学に入学することを選択します。
小学生で自分の感じた違和感の本質を見極めたいと思うなんて、すごいですね。
これが幼い頃から問題解決のために考えてきたからなのか、もともと持って生まれたものなのかはわかりませんが、大人の私でも学ぶべき姿勢のように思えます。
中学時代
中学校がどこなのかはわかりませんでした。
しかし学校法人堀井学園の公式サイトに、「横浜翠陵高校2年 仁禮彩香さんが起業家として朝日新聞で紹介されました。」と紹介されています。
こちらからその紹介ページに飛べます。
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学校法人堀井学園の公式サイト「横浜翠陵高校2年 仁禮彩香さんが起業家として朝日新聞で紹介されました。」
横浜翠陵中学・高等学校は、神奈川県横浜市にある私立学校です。
仁禮さんは中学受験を経て日本の中学に入学されたので、おそらく高校と同じ横浜翠陵中学に入学したと思われます。
今度は自ら当時の違和感の本質を見極めたいと、中学では受験をして再度日本の学校に入り直すことになる。
引用:東洋経済オンライン
横浜翠陵中学・高等学校の校訓が「考えて行動のできる人 “Think & Challenge”」なので、仁禮さんに合う学校だったのではないでしょうか?
中学2年のときに仁禮さんは起業します。
起業した理由がまたすごいんです。
- お金を稼ぐことが目的ではなく社会について学びたい
- 社会と接点を持てる機会を作りたい
- (日本の学校教育には)客観的にこうしたらいいと思うことを社会に提供したい
このような思いから、起業を決断されました。
私が起業を選択したのは、お金を稼ぐ手段としてではなく、社会について学びたかったからなんです。
当時の私は、中学校での教育が社会に出てどう役に立つか分からないことにモヤモヤしていました。
このまま漠然と高校・大学に進んでも、私には勉強をする意味が見出せないんじゃないか。
それなら社会と接点を持てる機会をつくろうと思ったんです。また、私は幼稚園と小学2年~6年までをインターナショナルスクールに通っていたので、中学生になって改めて日本の学校教育に触れると「もっとこうしたら良いのに」と客観的な視点で感じることも多かったんです。
であれば、いっそのこと自分が良いと思う教育を社会に提供してみたいと考えました。こんな風に、「社会接点がほしい」+「教育をより良くしたい」の二つの軸で考えた結果、ベストな選択肢として起業を決断した感覚です。
引用:Meet Recruit
「なぜ?どうして?」と考える力を養ってきた過程があるとはいえ、中学2年生で教育を良くしたい思いで起業しようなんてなかなか思えないですよね。
それが出来る恵まれた環境にあったことも大きな一因でしょうが、やはり、仁禮さん自身の想いが周りの人々をも動かすだけの力があったのでしょう。
実際、起業するには資金が必要ですが、資金提供してくれたのは通っていた合気道の先生だそうです。
合気道の先生は投資家で、仁禮さんの起業プランを聞いて投資してくれたそうですが、相手はまだ中学生ですよ。
それでも投資しようと思わせる何かを持っているということですよね。
大人だろうが、中学生だろうが関係なくビジネスの話が出来る考えの持ち主なのでしょう。
本当にすごいですね。
そうして株式会社GLOPATHを設立しました。
- 子どもたちのアイディアと思いを実現する事業
- 未来志向学校づくり事業
- チャレンジする大人を応援する事業
こちらから株式会社GLOPATHのサイトへ飛べます。⇒株式会社GLOPATH公式サイト
高校時代
高校は、神奈川県横浜市にある横浜翠陵高校です。
高校1年生の時に母校の「湘南インターナショナルスクール」を発展目的の支援で買収し、経営するに至ります。
仁禮さん曰く、
「これは、健全経営のために介入するという形で友好的な買収ですね」
引用:東洋経済オンライン
こうして、経営に携わることになったからでしょう。
高校2年生の時に朝日新聞に起業家として紹介されます。
朝日新聞に紹介されたことは、学校法人堀井学園の公式サイトで紹介されています。
横浜翠陵高校2年 仁禮彩香さんが起業家として朝日新聞で紹介されました。
中学2年生で株式会社グローパスを起業し、「子供の子供による子供のための未来創造プラットフォーム」というコンセプトを掲げて事業を展開する仁禮さんが紹介されました。
2020年8月現在、朝日新聞に掲載された紹介記事は削除されたようで見ることが出来ません。
大学時代
2020年8月現在、慶應義塾大学総合政策学部所属
2016年に2社目となるHand-C(現TimeLeap)を設立。
現在は大学を休学し、「TimeLeap Academy」の事業に注力しています。
小・中・高生の「自らの人生を切り開く力」を育むための教育プログラムを提供
小・中・高生のための起業家教育TimeLeap Academyを開講
主要事業内容
- 教育ソリューション事業
- 研修事業
- 学校コンサル事業
こちらからTimeLeapの公式サイトへ飛ぶことが出来ます。⇒TimeLeap公式サイト
公式サイトには、2020年6月と2020年8月にメディアに紹介されたことが載っています。
これからまた多くのメディアに紹介されるかもしれないですね。
仁禮彩香のプロフィール紹介
Twitterから仁禮さんの画像を紹介します。
中2で起業、高1で母校を買収した仁禮彩香さんがすごすぎる~
記事拝見したのですが、小1で既存の教育に疑問を感じたというのがまずすぎょい(^p^)
その後も色々すごいことがたくさん書いてありました(小並感)
考えたものをきちんと実行できるって素晴らしいですね#札幌 #アットプレイス #ネットカフェ pic.twitter.com/THp0Eks7xR— @PLACE (@PLACEminami2) August 12, 2020
- 名前 :仁禮彩香(にれい・あやか)
- 生年月日:1997年6月6日
- 年齢 :27歳 (2024年11月21日現在)
- 慶應義塾大学総合政策学部在学中
- 「TimeLeap」の代表取締役
- 中学2年生で起業。教育事業を手がける
- 2016年にはハーバード・ビジネス・レビュー「未来を作るU-40経営者20人」に選出される
中学2年で起業し、高校1年で母校を買収して経営するなどとても特別な人のようにも感じますが、普通にアイドルが好きな女性でした。
今の私があるのは、アイドルのおかげです。
出会えてなかったら、たぶん起業家を続けられてなかっただろうな。誰にも話したことがない、アイドルを心から愛した今日までの私を認めてあげるために書きました。
アイドルを愛するということ|にれいちゃんって苗字だよ #note https://t.co/veyoAyHx8O
— Ayaka Nirei(仁禮 彩香) @TimeLeap (@ayakatimeleaper) August 9, 2020
Twitterに書かれている「今の私があるのは、アイドルのおかげです」
この言葉に共感する人は多いんじゃないでしょうか。
私もアイドルに救われたことあります(*^^*)
仁禮彩香の出身校・経歴紹介のまとめ
今回は、現役の慶應義塾大学生で起業家の仁禮彩香さんの出身校と経歴をご紹介してきました。
仁禮彩香さんは幼稚園から小学校まで湘南インターナショナルスクールに通い、「なぜ」「どうして」など物事を問いながら自分で考える力を身に付けてきました。
小学生の時に学校教育のあり方に違和感を感じ、学校教育をより良いものにするために中学生で起業して、高校生になってからは母校を買収して学校経営をするなど、ちょっと普通とは違う道を歩んでいるようにも見えます。
しかし、ここにはしっかりした自分の想い、考えを持った芯の強い女性の姿があります。
大人だから、子供だから、と単純に線引できないものを感じます。
仁禮彩香さんの今後の益々の活躍が楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。