【2020年9月2日19時00分】進路予想を最新情報へアップデートしました!

2020年9月1日、太平洋上に新たな台風が出現したとの情報が入りました。
今回の台風は、2020年に入って10番目の台風となります。
台風10号はアジア名を”ハイシェン”と言い中国語で「海神」を意味します。

観測された情報によると、台風10号(ハイシェン)は非常に強い大型の台風へと発達することが予想されています。
過去に大きな被害を出した「伊勢湾台風」と同じ規模にまで発達しており、今後日本へ上陸した場合、過去最大級の被害をもたらすのではないかと、早い段階で注意が呼びかけられています。

▼欧米の予測データによると、9月6~7日ごろに伊勢湾台風など歴史的な勢力で西日本を直撃する進路▼

▼8月31日22時にウェザーニュースから出された気象予測はこちら▼

8月31日(月)21時現在、小笠原近海で熱帯低気圧が発達中です。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しています。

出典:ウェザーニュース(https://weathernews.jp/s/topics/202008/310265/)

▼9月2日に気象庁から出された報道発表はこちら▼

台風第10号は、今後特別警報級(中心気圧930hPa以下、最大風速50m/s以上)の勢力まで発達し、6日から7日にかけて、奄美地方から西日本にかけて接近または上陸するおそれがあります。台風の予報にはまだ幅がありますが、広い範囲で甚大な影響を受けるおそれがあります。
 台風が接近する地域では、記録的な大雨・暴風・高波・高潮となるおそれがあり最大級の警戒が必要です。週末を迎える前に台風への備えを終わらせるようお願いいたします。
 気象庁の発表する最新の台風情報に留意するとともに、今後各地の気象台の発表する早期注意情報や警報・注意報などの気象情報に留意し、自分の命、大切な人の命を守るため、早めの対策をお願いいたします。

出典:気象庁(https://www.jma.go.jp/jma/press/2009/02a/202009021100.html)

今回の台風に関しては、気象庁からも最大限の警戒を呼び掛ける発表が出されています。
台風情報、予想進路については常に気を配り、また対策として物資や避難情報の準備を早い段階で済ませておくようにしてください。

この記事では強い勢力が見込まれる台風10号について、

  • Windy、米軍(JTWC)、ヨーロッパ(ECMWF)の最新の進路予想
  • 勢力(風や雨の強さ)について
  • 日本各地の上陸時期

といった情報をお届けします。

※なお自分で最新の情報を確認したい場合は、以下のサイトから見ることができます!
詳しい見方などについてスクロールした先で解説してまいりますので、わかりにくい場合は下にお進みください!

台風の最新情報を提供しているサイトはこちら!
台風関連ニュース|こちらの記事も読まれています

▼台風に備えた準備を!必要なもの・しておいたほうがいいことをチェック!

▼台風9号(メイサーク)の進路予想・強さについて最新情報まとめ

▼台風や雨の日と停電で暇な時のおすすめの暇つぶしと過ごし方【2020最新版】



台風10号(ハイシェン)のWindyの最新進路予想

台風10号ハイシェンの進路予想、まずはこちらWindyの観測情報から。

▼左下の再生ボタンを押す事で、風や雨雲の予想進路を確認することができます。

  • 9月3日(木)から9月5日(土)に南の太平洋上で勢力を強める台風10号は、中心気圧が925hPa(ヘクトパスカル)、最大瞬間風速80メートル級と観測史上でも最大級の台風へと発達する見込みです。
  • 9月5日(土)夜から9月6日(日)の朝に掛けて北西に進んでいき、9月6日(日)の朝6時から九州や沖縄、四国までの西日本の広い範囲が暴風警戒域に掛かる可能性があります
  • 9月6日(日)の日中には台風が九州・四国へ上陸。宮崎県・大分県・愛媛県・高知県と上陸することが予想されています
    【2020年9月2日追記】予想進路が西に移動し、9月6日(日)の未明には奄美地方へ接近、そのまま24時間ほどかけて九州を南から北へ縦断する動きが予想されています。沖縄・九州・四国の広い範囲が暴風警戒域に入ります。土砂災害や河川の氾濫など最大限の注意しましょう。
  • 日本列島への接近・上陸時の台風の中心気圧が916hPa(ヘクトパスカル)、風速60メートル、最大瞬間風速80メートルこれまでに類を見ないレベルまでに発達する可能性があります。
  • 四国から中国地方へ抜けた台風10号は、9月7日(月)未明には日本海のほうへと抜けていく予想です
    【2020年9月2日追記】台風の進路予想が変わり、九州の西側を沿るルートが予想されています。海の上を通るコースのため勢いが落ちないことが見込まれます。大型で強い台風10号は9月6日(日)未明から9月7日(月)朝まで九州を中心とした西日本全域に強風や大雨をもたらすでしょう。

▼2020年9月1日9時のWindy予測より(スクリーンショット)

台風10号最大瞬間風速86メートル

▼2020年9月2日19時のWindy予測より(スクリーンショット)

台風10号最大瞬間風速77メートル_中心気圧918hPa
台風10号最大瞬間風速75メートル_中心気圧918hPa

 

このように台風10号は大変危険なレベルの台風へと発達することが予測されています。
台風の直撃に備え、食料品や防災グッズを備蓄・点検しておくようにしましょう!

また台風が接近する日の外出は控え、河川や土砂災害の恐れがある場所には近づかず、早めの避難を心がけるなど、命を守る行動を取るようにしてください!

ちなみに予想されている最大瞬間風速86メートルがどれだけすごいかと言うと、

  • 人が風の方向に向かって進むことが出来ない
  • 立っていることも難しい
  • 自転車は横転する
  • 家の窓ガラスが風の力で割れる
  • 電話ボックスや自動販売機が倒れたり、移動したりする
  • 電柱や街灯が倒れる
  • ブロック壁が倒壊する
  • 木造住宅の倒壊が始まる
  • 鉄骨構造物が変形する。

と、竜巻が直撃するレベルの影響を及ぼします。

日本の観測史上最も強い最大瞬間風速というのが、1966年9月5日に宮古島で観測された最大瞬間風速85.3メートルですので、今回の台風10号が歴代最大級と言われる規模の強さであることがお分かりいただけるかと思います。



台風10号(ハイシェン)の米軍(JTWC)の最新進路予想

台風10号ハイシェン米軍進路
画像出典:https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

右側の「TD 11W “ELEVEN”」と示された箇所にある渦が台風10号ハイシェン(Haishen)です。

2020年9月1日(火)AM3:00時点の米軍(JTWC)最新進路予報

台風10号ハイシェン米軍進路画像出典:https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

※画像内の数字の見方

5/18Z → 9月5日の18時(UTC,世界標準時)

UTC(世界標準時)を日本時間にするには、9時間プラスすれば良いので、5/18Zは9月5日の27時(9月6日夜3時)の予報円と見る事ができます!

米軍(JTWC)の台風進路予想を読み解く
米軍JTWCの台風進路予想によると、日本時間9月1日から9月5日に掛けて南の太平洋上で発達しながら、北西の方向へ進む進路であることが予想されています。
日本時間9月6日夜3時の時点で、最大瞬間風速140ノット(およそ風速70メートル)という強さにまで発達する予測です。

2020年9月2日(水)PM7:00の米軍(JTWC)最新進路予報

台風10号ハイシェン米軍進路画像出典:https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

※画像内の数字の見方

5/18Z → 9月5日の18時(UTC,世界標準時)

UTC(世界標準時)を日本時間にするには、9時間プラスすれば良いので、5/18Zは9月5日の27時(9月6日夜3時)の予報円と見る事ができます!

米軍(JTWC)の台風進路予想を読み解く
9月2日(水)15時00分に発表された米軍の進路予想によると、台風10号は日本時間9月6日(日)15時に奄美大島付近に達すると見られています。
奄美大島に達した時点での、最大瞬間風速145ノット(およそ風速72メートル)という強さ。
奄美大島を過ぎた後は、九州の西側の海上を北へ進み、朝鮮半島へ上陸する想定です。
暴風警報域の予報円は巨大で、九州をすっぽり覆い付くしてもまだ余りがあるため、広範囲で大雨と強風による災害に対しての注意が必要でしょう。
大型で非常に強い台風10号は、コースによっては西日本全域に壊滅的な被害をもたらす可能性があるため、今後の進路予想には引き続き注意が必要でしょう。

※米軍(JTWC)の予測に関しては、更新情報があり次第、追記していきたいと思います。

※台風の強さは、国立情報学研究所の下記の表を参考にしています。

気象庁の階級 最大風速(10分平均) 国際分類 クラス(階級)
ノット (knots) 秒速 (m/s) 時速 (km/h)
低圧部 中心が明確ではない Low Pressure Area
熱帯低気圧 – 33 – 17 – 62 Tropical Depression (TD) 2
台風 34 – 47 18 – 24 63 – 88 Tropical Storm (TS) 3
48 – 63 25 – 32 89 – 118 Severe Tropical Storm (STS) 4
強い台風 64 – 84 33 – 43 119 – 156 Typhoon (TY) or Hurricane 5
非常に強い台風 85 – 104 44 – 53 157 – 192
猛烈な台風 105 – 54 – 193 –

引用元:http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/unit.html.ja



台風10号(ハイシェン)のヨーロッパ(ECMWF)の最新の進路予想

次にヨーロッパの進路予報を見てみましょう!

2020年9月6日(日)未明から9月7日(月)午前中にかけて日本を縦断していく進路予想になっています!

色で台風の強さを秒速で確認できます!下の図を参考に見てみてください(^-^)

2020年9月1日(火)AM9:00の進路予報

まだこの時点では「台風のたまご」の状態ですね。
右下に見える小さな円が台風10号ハイシェン
左に見える大きな渦は台風9号メイサーク

台風10号ハイシェンヨーロッパ進路

2020年9月2日(水)AM9:00の進路予報

まだ南の太平洋上で渦巻いていますが、徐々に発達している様子が見えます(右下)
※左にある濃くて大きな渦は台風9号メイサーク沖縄本島に直撃しています

台風10号ハイシェンヨーロッパ進路

2020年9月3日(木)AM9:00の進路予報

台風10号が徐々に勢力を増しているのが分かります。
※左にある濃くて大きな渦は台風9号メイサーク

台風10号ハイシェンヨーロッパ進路

 

2020年9月4日(金)AM9:00の進路予報

台風9号は朝鮮半島を超えて、大陸の奥へ消えていきますが、入れ替わるように育った台風10号が日本へ向けて北上しています。
既に中心気圧も950hPa以下にまで下がっています。

台風10号ハイシェンヨーロッパ進路

2020年9月5日(土)AM9:00の進路予報

北上した台風10号の暴風警報域の予報円が沖縄、鹿児島あたりに差し掛かっています。
この頃から日本でも雨や雷による影響が出来そうですね。
九州・沖縄では数日前の台風9号の雨によって地盤のゆるみや、河川の増水が重なる危険があります。
十分な注意と備えが必要です。
特に土砂災害警戒区域にお住まいの方は、早めの避難を心がけるようにしてください。

台風10号ハイシェンヨーロッパ進路

2020年9月6日(日)AM9:00の進路予報

九州と四国を覆うように台風10号が上陸する予想です。
米軍(JTWC)やWindyと似たような進路予想となっているため、周辺地域にお住まいの方は十分に備えておきましょう!

台風10号ハイシェンヨーロッパ進路

2020年9月7日(月)AM9:00の進路予報

週が明ける9月7日(月)には大陸のほうへ抜けていく予想です。
おそらくこのタイミングで熱帯低気圧に変わっているものと思われます。

台風10号ハイシェンヨーロッパ進路



台風10号(ハイシェン)の勢力(風や雨の強さ)はどれくらい?

台風10号は、最大瞬間風速86メートルが予想される、大型で非常に強い規模の台風となっています。

最大瞬間風速86メートルというのは、気象庁の観測史上でも間違いなく最上位クラス。
観測史上2位の「1966年9月5日 沖縄県宮古島」で記録された最大瞬間風速85.3メートルを超えています。

▼気象庁の歴代全国ランキング「最大瞬間風速」

気象庁|最大瞬間風速ランキング
出典:気象庁(https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rankall.php)

ちなみに観測史上1位の「富士山」の記録は高い標高で観測したデータのため、地表の観測値とはデータが異なります。
よって、実質1位の記録に等しい規模の最大瞬間風速であることが分かるかと思います。

また予想されている中心気圧も過去に大きな被害をもたらした伊勢湾台風に匹敵するクラス。
海上で湿った空気を取り込んで大きく発達した場合、上陸が予想される地域にて甚大な被害を及ぼす可能性があります。

動向には常に注意を払う必要があるでしょう。



日本各地の上陸時期は?

各国の台風10号の予想進路を見ていきますと、2020年9月5日(土)から2020年9月6日(日)にかけて、九州・四国に上陸した台風はそのまま北へ抜けていく予想となっています。
台風10号は暴風域が広いので、鹿児島・宮崎・大分・愛媛・高知を中心に、九州全域、中四国地方全域、近畿地方の一部でも十分な警戒が必要でしょう。
9月7日(月)には日本海方向へ抜けていく見込みです。

2020年9月1日時点の予想では、東海地方、関東甲信越地方、東北・北海道を通る可能性は低そうです。

ただし、Windyを見ていると湿った空気が流れ込むので全国的に雨が降りやすいようにも見えます。
急な天候の変化や、河川の増水には気を付けていただくようお願いします。

また雷も発生しやすい季節ですので、落雷による停電や家電の故障には十分備えておくようにしましょう!

 

よく勘違いされている方が多いのですが、「避難所にいけば水や食料をもらえる」というのは誤りです。

避難所は比較的安全な場所を提供してくれるだけなので、基本的にすべて自分たちで準備・解決するしかありません。
食料もそうですが、毛布やタオルもすべて持参が望ましいです。
一晩程度の短期的な避難であれば、パンやカップ麺を持参して過ごすのが良いでしょう。

お客様気分で避難して、あれこれ自治体の職員に対応を丸投げしてしまうと、思わぬ恥をかきますので気を付けましょうね。

 

▼USB充電ポートや懐中電灯の機能もついた多機能防災ラジオは1台あるととても便利!(クリックで楽天市場へジャンプします)

▼非常時用のアイテムが詰まった防災リュックが避難時や地震のときにも活躍します(クリックで楽天市場へジャンプします)

 

まとめ

  • 台風10号(ハイシェン)のWindy、米軍(JTWC)、ヨーロッパ(ECMWF)の最新の進路予想
  • 台風10号(ハイシェン)の勢力(風や雨の強さ)について
  • 日本各地の上陸時期

についてご紹介しました。

台風は非常に強い風雨により物的・人的な被害を及ぼす可能性があります。
まだ接近まで時間があるからと油断せず、十分に気をつけた行動を心がけてください。

海や河川の近くに出かけて様子を見るといった行為は大変危険です。
不要不急の外出は避け、雨戸を閉めたり、養生テープを使ったガラスの補強で身を守るようにしましょう。

雨が続く時は、

  • 土砂崩れ
  • 河川の氾濫
  • 高潮や高波
  • 地盤の緩み
  • 強風や雷による停電

といった、二次災害にも備えておくようにしましょう。

  • 事前の把握
  • 周囲への呼びかけ
  • 万が一の備え

が命を左右することに繋がります!
水道や電気、ガスなどのライフラインが絶たれることに備え、防災グッズはしっかり点検・準備しておきましょう。

この情報が参考になってくれれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

どうぞ安全にお過ごしください。

台風関連ニュース|こちらの記事も読まれています

▼台風に備えた準備を!必要なもの・しておいたほうがいいことをチェック!

▼台風9号(メイサーク)の進路予想・強さについて最新情報まとめ

▼台風や雨の日と停電で暇な時のおすすめの暇つぶしと過ごし方【2020最新版】