シソ科のハーブの1種でキャットニップとも呼ばれているイヌハッカ。

観賞用や薬用、食用など様々な分野で使用されることから注目が高まっています。
特に猫が群がっている画像を見て驚きました具体的にはどんな効果があるのか、成分などについても気になりますよね。

そこで今回は

  • イヌハッカの効果は?
  • イヌハッカの成分や臭いは?
  • イヌハッカハーブティにもできる?

について紹介します。

今回の記事ではイヌハッカに蚊よけの効果があることやハーブティーにできることについて分かるのでぜひチェックしてみてください。





イヌハッカの効果は?

イヌハッカはキャットニップとも呼ばれる西アジアやヨーロッパ原産のシソ科の多年草であり、猫が好むハーブとして知られています。

猫が好むハーブとしてマタタビをイメージする方は多いと思いますが、イヌハッカも同様に猫が好むため、日本では「西洋マタタビ」と呼ばれることも。
そんなイヌハッカには、様々な効果があります。

■解熱効果

イヌハッカには解熱作用や発汗作用があり、風邪の引きはじめや熱が出た際にハーブティーとして飲むと効果的です。

■リラックス効果

イヌハッカには神経の緊張状態をほぐし精神を安定させる効果があります。
そのため、寝る前や緊張をほぐしたい時にハーブティーにして摂取するとリラックスできるので、精神を安定させたい場合にも利用できます。

■蚊よけ

イヌハッカに含まれている「ネペタラクトン」という成分には、市販の防虫剤に使用されるディートの約10倍の蚊よけ効果があるといわれています。
このように猫が好むイヌハッカですが、人間に対しても解熱効果やリラックス効果などが期待でき、蚊よけの効果もあるなど様々な効果があります。



猫ちゃん、イヌハッカにめっちゃすりすりしています。

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イヌハッカの成分や臭いは?

次にイヌハッカに含まれている成分について紹介します。

■ネペタラクトン
マタタビに含まれるマタタビラクトンに似た構造をしており、猫がマタタビを与えられた時のような興奮状態になるのが特徴。
また、蚊やゴキブリ除けの効果がある成分。

■カルバクロール
トマト料理によく使われるハーブのオレガノの精油に含まれるモノテルペンの誘導体。
少しほろ苦さのある爽やかなオレガノの香りの元となる成分。
この成分によりイヌハッカも特徴的な香りがします。

ネペトール
モノテルペンの誘導体で殺菌作用がある成分。

■タンニン
プロアントシアニジンとも呼ばれるポリフェノールの一種。
茶葉やワインに多く含まれており、口に入れると渋みを感じるのが特徴。
イヌハッカはレモンのような爽やかな強い匂いがするのが特徴で、肉料理の香り付けやサラダに使われることもあります。

イヌハッカを料理に使っている方もいました。

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イヌハッカハーブティーにもできる?

これまで紹介したようにイヌハッカには解熱効果やリラックス効果があり、ハーブティーとして楽しめます♡

イヌハッカのハーブティーの作り方はいたってシンプルで、カップ1杯(150ml〜180ml)の熱湯にイヌハッカ小さじ1を入れ、お湯を注いで5分蒸らすだけ。
イヌハッカのハーブティーは肉料理やマカロンなどの甘いお菓子、チョコレートにも合うのでリラックスしたい時に便利です。

ハーブティも販売しています。
安眠やリラックス効果ができそうです。

 

イヌハッカの苗は、園芸店の他にAmazonや楽天市場などのネット通販サイトでも購入できます!

Amazon 

■ 楽天市場 ↓

 

まとめ

イヌハッカの効果や成分や臭いなどについてまとめました。

  • イヌハッカには解熱効果やリラックス効果、蚊よけの効果がある
  • レモンのような爽やかな強い匂いがするのが特徴
  • ハーブティーとして飲むことができる

様々な効果が期待できるイヌハッカは蚊よけとして使ったり、ハーブティーにして摂取することもできます。
また、イヌハッカはマタタビと同じように猫が好むハーブでもあります。
イヌハッカを使用したおもちゃも販売されているので猫を飼っている方はぜひチェックしてみてください。