「こんな時だからこそ、24時間テレビをやる!」と宣言した日本テレビ。
今年の24時間テレビのチャリティTシャツのデザインは、現代アーティストの小松美羽(こまつみわ)さんが手掛けました。
本当なら「東京オリンピック2020」の後の『24時間テレビ43』の予定だったはずが、まさかの新型コロナウイルスによって日常まで変わってしまった‥。
「本来の日常は取り戻せるのか」という思いが日本のみならず、世界中に広がっています。
小松美羽さんは2018年に「小松美羽展~祈り~」を開催していますが、くしくも「祈り」という言葉が今回の新型コロナウィルスの「終息の祈り」に繋がっているようです。
そんな人々の祈りと希望を届けたい思いで、24時間テレビのチャリティTシャツをデザインした小松美羽さんはどんな人なのでしょうか。
そこで今回は2020年の24時間テレビチャリTシャツをデザインした「小松美羽」さんについて、
- 小松美羽の経歴がすごい!大学は女子美大?
- 小松美羽の出身地はどこ?
- 小松美羽のプロフィール
- 小松美羽の作品をご紹介!
という内容でご紹介していきたいと思います。
小松美羽の経歴がすごい!大学は女子美大?
小松美羽さんの学歴・経歴をご紹介します。
2004年に女子美術大学短期大学部を卒業。
卒業後も銅版画の制作を研究生として2年を続け、その後、数々の受賞をしています。
2004年 女子美術大学 優秀作品賞
2004年 日本版画協会 版画展入選
2005年 女子美術大学 優秀作品賞
2013年 PRIX CANSON2013世界BEST39ノミネート
2014年 出雲大社「新・風土記」を所蔵
2015年 RHS Chelsea Flower Show2015 ゴールドメダル受賞
2015年 大英博物館が「天地の守護獣」を所蔵
2016年「G7長野県・軽井沢交通大臣会合」ではアンバサダーを務める
2018年「小松美羽展~祈り~」を開催
2020年 24時間テレビ チャリTシャツをデザイン
引用元:岩崎電気株式会社
小松美羽の出身地はどこ?
小松美羽さんの出身地は、長野県です。
出身地ということもあり小松美羽さんは長野での活動が多く、2012年地元である坂城町の鉄の展示館で【画家・小松美羽 ふるさと坂城を描く~神ねずみと唐ねこさま~】を開催、歴代動員数4位となる快挙を達成しました。
2013年には、2月に第十回長野灯明まつりにおいて、中島千波と共に巨大灯籠を制作、善光寺の仲見世通りに展示されました。
2016年9月に開催された「G7長野県・軽井沢交通大臣会合」ではアンバサダーを務め、会合の開催記念作品「灯し続け、歩き続け」を制作しました。
このように、地元・長野県を代表するアーティストとして活躍しているのは素敵ですね。
小松美羽のプロフィール
https://www.instagram.com/p/CCcg_6ajFun/
小松美羽さんのプロフィールをご紹介します。
生年月日 1984年(昭和59年)11月29日
年齢 39歳 (2024年11月12日現在)
出身地 長野県坂城町生まれ。
出身中学 坂城町立坂城中学校卒
出身高校 更級農業高校卒
出身大学 女子美術大学短期大学部卒
趣味 狛犬研究、世界遺産探訪、伝統工芸探求
特技 なぎなた(北信越3位)
プロジェクトチーム「風土」に所属。
女子美術大学短期大学部在学中に銅版画の制作を開始します。
2004年女子美術大学卒業。
卒業後も銅版画の制作を研究生として2年を続け、近年ではアクリル画や有田焼、油絵などにも制作領域を拡大し海外にも進出しています。
記事引用元:prtimes
2009年には、阿久悠氏のトリビュートアルバム『Bad Friends』のCDジャケット挿絵制作をきっかけにプロの銅版画として活動を開始します。
2013年には、出雲大社に絵画「新・風土記」を奉納。
2015年には、有田焼の狛(こま)犬「天地の守護獣」が高い評価を受け、大英博物館に永久所蔵され、日本館に展示された。
記事引用元:就職ジャーナル
小松美羽の作品をご紹介!
小松美羽さんの作品をご紹介します!
まずは代表作となった「四十九日」。
小松美羽さんの
四十九日 すげえなもう原版ないのは残念 pic.twitter.com/9fHlz9um7m
— でこ (@odeco_hiroto) November 16, 2015
「阿ー空に向かって」「吽ー大地に向かって」
鬼なんですけど、鬼なりに考えがあるように見受けられます。
果たして‥人間に警告か?
「阿ー空に向かって」
画像引用元:https://miwa-komatsu.jp/works/2018/0481015525.html
「吽ー大地に向かって」
画像引用元:https://miwa-komatsu.jp/works/2018/0481015526.html
「滿月之日,神獸們鳴聲震地,響徹鍾乳石洞
鍾乳洞に響く神獣達の地鳴りと、満月の日」
これからの地球や私たちに何かを予言しているかのようです。
画像引用元:https://miwa-komatsu.jp/works/2018/0481015503.html
2014年出雲大社に奉納した「新風土記」
圧倒的な存在感を放つ作品です。
画像引用元:https://www.iwasaki.co.jp/corporate/talk/10_komatsu-02.html
24時間チャリTシャツをデザイン
誰もが想像もしていなかった、新型コロナウィルスの蔓延によって危機に直面し、未だ世界はその脅威にさらされています。このデザインには、世界に向けて人々に祈りと希望を届けたいという強い思いが込められています。デザインの中心には平和と祈りと希望の象徴の「鳩」と、守護の象徴「狛犬」が描かれており、またデザインのフレーム部分には、「祈る」という言葉を世界中の言語のハッシュタグで額装しています。チャリTシャツは全5色、価格は1,800円(税込)、7月10日(金)から、公式ページのグッズ通販サイト、または全国のイオングループのお店などで取り扱いを開始いたします。収益金がチャリティーとなります。
引用元:PR TIMES
画像引用元:https://miwa-komatsu.jp/news/index.html#news20200706
24時間テレビチャリTシャツを始めとした小松美羽さんデザインのグッズは以下で販売中です。
→24時間テレビ公式
→イオングループ
小松美羽のまとめ
今回は2020年の24時間テレビチャリTシャツをデザインした「小松美羽」さんについて、
- 小松美羽の経歴がすごい!大学は女子美大?
- 小松美羽の出身地はどこ?
- 小松美羽のプロフィール
- 小松美羽の作品をご紹介!
という内容でご紹介しました。
今年の「24時間テレビ43」のテーマは「動く」。
外出自粛を強いられ「動く」ことを禁止された数ヶ月、私たちは何を感じたでしょうか。
「動く」ことの大切さ、時には「動いては行けない」ことの大切さを感じることができた機会だったのではないでしょうか。
先日、イオンショッピングセンターで小松美羽さんのチャリTシャツを拝見しました。
「祈り」と世界中の言葉で綴られたデザインは、幻想的で思わず見とれてしまうほどでした。
5色の色合いも素敵です。
少しでも早く元の日常を取り戻すために祈りと希望を持って乗り越えていきたいものですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。