7月3日の金曜ロードSHOW!で放送される映画「レディ・プレイヤー1」。

先週までは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作が放送されていましが、今回の「レディ・プレイヤー1」も実は繋がりがあるんです、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てきた車型タイムマシンの「デロリアン」。

この「デロリアン」を含め数々のコンテンツが「レディ・プレイヤー1」には登場をするんですね。

今回はその中でも日本有数のコンテンツとして名高い、機動戦士ガンダムの白い悪魔こと、「ガンダム」が登場する事にスポットを当ててみたいと思います。

映画「レディ・プレイヤー1」日本のガンダムの海外の反応はどうなのでしょうか?実は日本公開版でしか入っていないシーンもあるので紹介いたします。

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映画「レディ・プレイヤー1」日本のガンダムの海外の反応と映画の評価は?

海外での「レディ・プレイヤー1」に出てくる日本のコンテンツの反応はどうなのでしょうか?

特に、日本では有名な「ガンダム」、映画の中でもちょい役では無く、がっつり戦闘シーンが描かれていてスピルバーグ監督の「日本愛」も感じさせてくれます。

海外のユーザーのコメントとしては下記のようなものがあります。

ガンダム、アイアンジャイアントなどが登場する想像力豊かなクリエイティブストーリー。面白くて冒険的。

↑確かに、アイアンジャイアントもインパクトがありますが、日本人としては同列になるのはちょっと違和感(笑)

そのほかにも。

2000〜2010世代のゲームおよび若者メディアからの真のファンまたはオタクだけができるニッチな映画。しかし、欠点は、アイアンジャイアント、ハロー、ガンダム、およびゲーム文化のその他の多くのキャラクターが浅くしか取り上げられていない事です。

↑スピルバーグ監督をオタク扱いしてますね(笑)たしかにたくさんのコンテンツが出演する代わりにどれも浅くしか登場はしていないです。

ガンダムとメカゴジラの戦いは日本のコンテンツ力を表すかのようなうれしい映像だ!

↑「ガンダム」はそうですけど、「メカゴジラ」っていうよりは「ゴジラ」の方がもっと話題にはなったかなと感じますね。

実は海外のレビューなどをみてもそれほど「ガンダム」に関しては語られていないんです。やはりアメリカのコンテンツがメインに語られていて「デロリアン」や「キングコング」についてはコメントが多く感じられました。

映画「レディ・プレイヤー1」の海外での総評としてはどうなのでしょうか?

まず、ロッテントマトの数値を確認してみましょう。

ロッテマントマトとはアメリカの映画批評サイトで例がの面白さを見るうえでとても役に立つサイトです。

©RottenTomatoes

プロの評論家の数値である「トマトメーター」は72%。この数字はスピルバーグ監督作品としてはちょっと低いです。簡単に言うとB級の烙印を押されているようなものですね。

一般のユーザーが投稿する「オーディエンススコア」の方はちょっと高くなっていて77%。

こちらもスピルバーグ監督作品としてはちょっと残念な数値です。

例えば同じスピルバーグ監督でも90年代最高のヒットとも言われる「ジュラシック・パーク」はどちらの数値も91%という驚異の高さなんですね。

海外の評価を見る上でもう一つ有名なサイトがあります。

それは「IMDb」。

「IMDb」もアメリカの映画評価サイトになっていて、星10個が最高の数値として各作品の面白さを数値化しています。

©IMDb

こちらも総合評価は星7.5と平均的な数値です。

スピルバーグ監督の作品というだけで期待値がどうしても高くなるので仕方が無いのですが、SF作品として少し内容が薄いと言われてます。

海外のレビューをいくつかご紹介すると「良い」レビュー。

特殊効果チームは、テーマパークに乗るのと同じくらいスリル満点の映画を作りだした!」

↑CGはこの映画で究極まで進化したと言えますね、まさに未来を映し出しているような映画です。

これはスピルバーグ監督が何十年も監督をしてきた集大成のようなすばらしい映画!

↑スピルバーグ監督のジュブナイル的な意味の映画とも言えますね。

 

「悪いレビュー」を見てみると。

80年代のノスタルジアを使い捨てのコンテンツとして利用したのは許されない

↑かなり辛口なレビューもたくさんあって、だいたいが上記のような80年代のコンテンツに対しての愛が足りないというもの。これは捉え方の違いだから難しいです。

画面のフラッシュや動きが激しすぎて目が疲れる

↑観かたによっては高評価とも取れますが、良くも悪くもCGがすごいって事ですね。



「ガンダム」の日本だけ公開されたシーン

映画「レディ・プレイヤー1」はいくものパターンがあるのは知ってました?

日本公開版も実はアメリカとは違って「ガンダム」と「メカゴジラ」の戦闘シーンに貴重なカットがあるんです。

そのカットがこちら。

© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

これはニクイ演出で、ガンダムを操るトシロウ(日系俳優:森崎ウィン)が。

俺がガンダムで行く!

というカットがあり、これが日本のみの公開シーンです。

「ガンダム」の出撃シーンとして「アムロ、行きまーす!」というのがあるんですが、これをできるだけ忠実にハリウッド映画としてやってくれたのはスピルバーグ監督の日本愛です。

そしてもう1つ、そのシーンのトシロウのゴーグルには初代「ガンダム」のロゴが映ってます。

これも細かな遊び心です。



映画「レディ・プレイヤー1」概要

「レディ・プレイヤー1」の作品概要です。

監督はハリウッドで一番有名と言っても過言では無い、天才監督のスティーブン・スピルバーグ。

そして「レディ・プレイヤー1」には原作があります。

アーネスト・クラインの著作である、小説「ゲームウォーズ」が原作です。

実はあまり原作に関しては知られていなかったりしますので本好きならば原作を楽しむのも良いですね!

予告編はこちら。

© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

キャストはそれほど有名な人は出演していないのですが、1名ピックアップするとすればこの人ですね。

「サイモン・ペッグ」

トム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル」シリーズで一般的にも有名になりましたが、元々はイギリスのコメディアンで2004年の「ショーン・オブ・ザ・デッド」が個人的にはおすすめ、笑えるゾンビ映画です。

 

映画「レディ・プレイヤー1」の作品概要は下記。

タイトル レディ・プレイヤー1
原題 Ready Player One
製作国 アメリカ
製作年 2018年
上映時間 140分
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 スティーブン・スピルバーグ

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