ジャンプ連載のレジェンド的漫画作品『HUNTER×HUNTER』のキメラアント編に登場し、作品内でも重要な伏線になっていたりと話題になっていた架空のボードゲーム「軍儀(ぐんぎ)」が、2022年2月14日、商品化されることが決定しました!

軍儀は、将棋やチェフをモチーフとした盤上競技で、王(玉)に相当する「帥(スイ)」を取り合うゲームになります。

漫画作品中では「孤独狸固(ココリコ)」「離隠(ハナレガクレ)や「中中将(なかちゅうじょう)」といった定石と言われる打ち筋も存在しており、これが実際に再現できるのかも気になるところですね。

この記事では、2022年2月14日に公式販売サイトで一部公開されたルールをもとに軍儀のルールや遊び方をご紹介しつつ、漫画内で出てきた定石が再現できるのか?についても調べてみたいと思います。





ボードゲーム軍儀(ぐんぎ)のルール

軍儀は、将棋に似た9×9マスの盤面で駒を交互に打ち、相手の「帥(スイ)」を先に捕獲したほうが勝ちになるボードゲームです。

基本ルール

  • 盤面は縦横「9×9」マス
  • 先行後攻を決めて1対1で対局
  • 自分と相手でそれぞれ白・黒の同種同数の駒を持っている
  • 駒の持数は25駒
  • 初期配置は自陣内(手前3行)であれば好きに置くことが可能
  • 開始時に配置する駒とは別に好きな時に盤上に置ける手駒(持ち駒)がある
  • 相手の駒を取ると手駒にできる
  • 駒に駒を3枚まで重ねる(ツケる)ことができる

上記の基本ルール以外に「初級」「中級」「上級」によって、細かなルールに違いが出てきます。



駒の種類は全14種

  • 「帥(スイ)」×1
  • 「謀(ハカリ)」×1
  • 「砲(オオヅツ)」×1
  • 「筒(ツツ)」×1
  • 「大(タイショウ)」×1
  • 「中(チュウジョウ)」×1
  • 「小(ショウショウ)」×2
  • 「忍(シノビ)×2
  • 「侍(サムライ)」×2
  • 「馬(ウマ)」×2
  • 「弓(ユミ)」×2
  • 「砦(トリデ)」×2
  • 「槍(ヤリ)」×3
  • 「兵(ヒョウ)」×4


軍儀の各種駒の動き

ここで簡単に駒の動きを解説していきます。

軍儀では「重ねる(ツケる)」ことで大きく駒の動きが変わっていきますので、すべての駒の動きを知りたい場合は、ルールブックで確認してくださいね。

兵(ヒョウ)

兵は前後に1マスずつ動くことができます。

槍(ヤリ)

槍は前に2マス、後ろに1マス、斜め前に1マス動くことができます。

忍(シノビ)

忍は斜め前または斜め後ろに2マス動くことができます。

帥(スイ)

帥は周囲の全方向に1マス動くことができます。

将棋の王(玉)と同じような動きになります。

大(タイショウ)

大将は前後左右に無制限、斜め4方向に1マスの移動が可能です。

イメージとしては将棋の成飛車(竜王)の動きですね。

中(チュウジョウ)

中将は前後左右に1マス、斜め4方向に無制限の移動が可能です。

イメージとしては将棋の成角行(龍馬)の動きですね。

小(ショウショウ)

小将は前後左右と前方斜め1マスへ動くことができます。

 

 

 

 



ボードゲーム軍儀(ぐんぎ)のルールや遊び方まとめ

ハンター×ハンターの作品内に登場した架空のボードゲームが、実際に商品化された!ということで記事にまとめさせていただきました。

軍儀関連の記事については引き続きまとめていきますので、これからもチェックいただけると幸いです。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。