東京五輪(TOKYO2020オリンピック)で自転車競技BMXの選手として出場し、決勝の舞台へと駒を進めた中村輪夢(りむ)選手
まだ若く、今後の活躍も大いに期待されるアスリートの1人ですが、契約スポンサーとして名を連ねる企業の名前が凄いと話題になっています。
またプロとして活動しているわけですから、その年収やスポンサーとの契約金についても気になりますよね。
名前は自転車のパーツ「リム」から。BMXショップを経営する父のもとに生まれた生粋のBMXライダー・中村 輪夢とはhttps://t.co/fSSmqH25NP pic.twitter.com/bXLdQYCc8H
— Red Bull Japan🇯🇵 (@redbulljapan) March 3, 2019
そこで、今回の記事ではBMXの中村輪夢選手の
- スポンサー企業一覧
- 契約金はいくらなのか?
- 中村輪夢選手の年収は?
- 中村輪夢選手が練習に使っているWingpark1stの場所
などを紹介していきます!
中村輪夢(BMX)のスポンサーが凄い…!
では、まず最初に中村輪夢選手のスポンサーとなっている企業を確認していきましょう。
輪夢選手のスポンサーについては、スポーツマネジメント契約を結んでいる「ファーストトラック株式会社」のページに記載がありました。
▼中村選手のスポンサー一覧(2012年7月31日時点)
出典:https://first-track.co.jp/athlete/rim-nakamura/
中村輪夢選手のスポンサーは以下の10社です。(順不同)
- WingArc1st(ウィングアークファースト)
- Red Bull(レッドブル)
- OAKLEY(オークリー)
- VISA(ビザ)
- G-SHOCK
- ムラサキスポーツ
- SUBROSA(サブローザ)
- JYKK JAPAN(ジック・ジャパン)
- HANGOUT(ハングアウト)
- bern(バーン)
つづいて、それぞれの企業についても解説していきますね。
BMX関係
SUBROSA(サブローザ)(https://www.subrosa-official.jp/)
ハードコアなライディングで一世を風靡したライアン・シャーとThe Shadow Conspiracyの生みの親であるロン・ボナーによって2006年に設立されたBMXブランドで、BMXに利用するバイク本体を各種のカスタムパーツを取り揃えています
JYKK JAPAN(ジック・ジャパン)(https://jykkjapan.com/)
上記で紹介したBMXバイク「SUBROSA(サブローザ)」を始め、世界の有名ブランドを取り扱う輸入代理店です。
公式ホームページでは、FlybikesやBSD、Rant、Federalなどの多数ブランドを取り揃えています。
HANGOUT(ハングアウト)(http://blog.livedoor.jp/hangoutbmx/)
京都にあるBMX専門店です。
何を隠そう、こちら中村輪夢選手の実家です。笑
父・中村辰司さんもBMX歴20年以上の大ベテランということで、輪夢選手が3歳の頃からBMXの英才教育を受けて育った場所ですね~。
住所:京都市右京区西京極堤外町18-45
TEL:090-8238-3679
FAX:075-311-1999
E-MAIL:buuyoung@yahoo.co.jp
bern(バーン)(https://www.yts-store.com/c/bern)
アメリカボストン郊外で誕生したヘルメットブランド
自転車は生身がむき出しとあなりますので速度が出る状況では危険が沢山。
そんな時に身を守るためにも安心安全なブランドの頑丈なヘルメットを装着したいですね。
自転車だけでなく、スノーボードやスケボーなどにも最適です。
アパレル/ファッション関係
OAKLEY(オークリー)(https://www.oakley.com/ja-jp)
BMXといえばストリートスポーツなのでファッションも重要です。
ファッションは大手スポーツアイウェアのOAKLEYが支えているようです。
大会中に愛用しているウェアもOAKLEYの物が多いようです。
G-SHOCK(https://g-shock.jp/)
落として壊れないタフネスさと、洗練されたデザインでワールドワイドな人気を誇るG-SHOCKも輪夢選手をサポートしています。
G-SHOCKのタフネスと洗練されたデザインは輪夢選手のライディングにもぴったりしますね。
MURASAKI SPORTS (https://www.murasaki.co.jp/)
言わずと知れたスポーツ関連商品の有名ブランドです。
全国にも展開しており、サーフィン等のマリンスポーツ、スケートボードなどのストリートスポーツ、スキー・スノーボードなどのウィンタースポーツなど、幅広いジャンルや商品を取り扱っていますね。
ドリンク関係
Red Bull(レッドブル)(https://www.redbull.com/jp-ja/)
「翼をさずける」のキャッチコピーでおなじみ、知名度ナンバー1のエナジードリンクブランドですね。
多くのアスリートのスポンサーとなったり、アクションスポーツやモータースポーツ、最近ではe-sportsの大会の主催・協賛となっている世界的企業です。
▼レッドブルのYoutubeチャンネルでは学ラン姿で自転車に乗り、街中を爆走する姿が観れますよ!
その他
VISA (https://www.visa.co.jp/)
VISAといえば世界中で利用可能なクレジットカード会社ですね。
事業内容とスポーツの直接の親和性はありませんが、VISAは長年にわたりワールドワイドスポンサーとしてオリンピック・パラリンピック競技をサポートしていますので、そういった繋がりから支援する形になっているのかも知れません。
ウィングアーク1st (https://www.wingarc.com/)
データ活用技術を持ったIT企業。
支援の1つとして、約4億円をかけて中村輪夢選手専用の練習場「WingPark1st」を京都府内に建設。
動作解析用の9台のカメラなどを装備した世界初のハイテク練習場を用意して、中村選手を最先端技術でフルバックアップしています。
スポンサーとの契約金はいくら?
スポンサー企業についてご紹介してきましたが、それら企業とはどういった条件・契約金となっているのかとても気になりますよね。
こちらについても調査してみたのですが、結論から言いますと具体的な金額・数字について開示されている情報を見つけることはできませんでした。
例えば、こちらはウィングアーク社のプレスリリースですが、金額について明確な記載はありません。
ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 潤)は、BMXフリースタイルで活躍するプロスポーツ選手、中村 輪夢(なかむら りむ)選手と所属スポンサー契約を締結し、同選手の活動を支援していくことになりました。
中村 輪夢選手は、16歳ながら、BMXフリースタイルの競技で国内トップライダーとして活躍し、世界の舞台でも活躍が期待されています。
ひとのパフォーマンスを最大化するData Empowermentを理念として掲げる当社は、プロスポーツの世界で活躍する中村 輪夢選手と共同で、運動データの分析や画像解析などを通じたパフォーマンス向上への取り組みを進めていく予定です。また、様々な場面において同選手の活動を支援していきます。
出典:ウィングアーク1st(https://www.wingarc.com/public/201806/news769.html)
スポンサーといっても金銭的な支援だけに限ったものではないと思いますので、「最先端技術の提供をする代わりに、データ分析・活用させてもらう」といった持ちつ持たれつの契約となっている可能性もあるわけです。
ですが、やはり少なからず金銭の動きはあると考えるのが普通でしょう。
各企業ともに明確な数字は出していませんが、スポンサーの契約金として良く話題になるのがメジャーなスポーツ(サッカーやF1など)であれば数十億から数百億円といった金額が動くのをご存知かと思います。
しかしながらBMXという自転車競技自体はまだそこまでメジャーと言えないスポーツです。
そこから推測するに、年間の契約金額は1社あたり年間で100万~500万程度ではないでしょうか。(これ以上の契約金を積んでいる企業もあるとは思います)
ちなみに「FIND-FC」というアスリートとスポンサーを結びつける専門のサイトを見てみると、アスリートとしての活動には300万から500万、国外遠征を含めるとそれ以上の費用が掛かることが多いようですので、それらを考慮すると中村選手がプロアスリートとして活動するには十分な支援が集まっているように見えますね!
中村輪夢の現在の年収
BMXのプロ選手達の収入源ですが、先述のスポンサーとの契約金のほかに大会賞金というのがメインとなっています。
もちろん、それ以外にもアパレルをプロデュースしたり、事業を展開したり、テレビ雑誌に出演したりといったで収入源もあるでしょう。
大会賞金としては、特に有名なX-GAMESでは優勝賞金5万ドル(約550万円)であったり、海外大会であるVANSUS OPEN(優勝賞金3万ドル、約330万円)と、多いような少ないような絶妙な数字です。
ちなみに日本プロゴルフ選手権大会の優勝賞金は3000万円となっており、金額が1桁違うレベルです。
ここは残念ながら、まだまだ競技人口の少ないマイナースポーツの性と言えるかも知れません。
中村輪夢選手の主な戦績は以下の通りです。
〈戦績〉
2015年 FISE World成都大会 優勝 (アマチュア部門)
2016年 RECON TOUR 優勝 (13~15歳クラス)
2016年 PERUGIA CUP 優勝
2016年 G-Shock Real Tougness 優勝
2017年 FL BMX Series 3位
2017年 JAPAN CUP大会富山大会 優勝
2017年 UCI UCIアーバンサイクリング世界選手権 7位
2017年 第1回全日本BMXフリースタイル・パーク選手権大会 優勝
2018年 UCIワールド杯広島大会 9位
2019年 UCIワールド杯広島大会 準優勝
2019年 X Games ミネアポリス 準優勝
2019年 第3回全日本BMXフリースタイル・パーク選手権大会 優勝
2020年 Simple Session 優勝
2021年 東京五輪出場
これを見ると年間あたりの収入は少ない時で300万~、多い時だとスポンサー10社の契約金も含めると1000万~3000万くらいかと考えられます。
今後、世界的な大会での活躍によって広告出演などの露出が増えた場合は億単位の報酬を得る可能性もあるかも知れませんね!
4億円の練習場Wingpark1stの場所は?
中村輪夢選手のスポンサーの1社であるデータ活用を得意とする会社「ウイングアーク1st」が、施行費4億円をかけて、中村選手のためだけに創設された練習場『WingPark1st』
実際どこにあるのか気になりますよね!
というわけで早速調べて観たのですが、意外とあっさり見つけることが出来ました。笑
場所はずばり京都府宇治市の山中。
住所は「〒601-1393 京都府宇治市二尾膳前谷11-1」です。
Googleマップで見ると山間の奥まった場所にあることが分かります。
ただ、近くにはゴルフのコースが多数ありますので、人の手が入っていない険しい山、というわけではないようですよ。
中村選手はこの自然に囲まれた場所で、最新鋭の技術に囲まれ、トレーニングされているんですね!
中村輪夢(BMX)のスポンサー・年収・契約金まとめ
今回は東京五輪でも注目の集まったBMXアスリート・中村輪夢選手のスポンサー・年収・契約金についてご紹介してきました。
出身地:京都府
生年月日:2002年2月9日
年齢:22歳
職業:BMX選手(フリースタイル)
身長/体重:168cm/63kg
学歴:環太平洋大学(在学中)
所属:ウィングアーク1st
2002年生まれとまだまだ若い輪夢選手、今後の活躍もとても期待されます。
今後大きな動きがありましたら、また記事を更新したいと思います。
それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました。