今回はラグビー日本代表の松田力也選手を紹介したいと思います。

Mr.ラガーマン松田力也選手は、伏見工業高校の先輩である元祖Mr.ラガーマン平尾誠二氏の二世として呼び名が高い選手です。

スタンドオフとしてのラグビーセンスもピカイチで、さらにキックの精度が正確で、今後の日本ラグビーを背負う男として注目をあびています。
松田力也選手はまだレギュラー定着していませんが、絶対に活躍する選手名の覚えておくと良いと思います。

そして、ラグビーを教えてくれた父親とのエピソードが切なくて泣けるので、少し語りたいと思います。

今回は、松田力也選手の父親との切ないエピソードや、身長や出身などプロフィールを紹介します!

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松田力也(ラグビー)の父親とのエピソードが切ない!

父親の松田大輔さんはラグビーをしていて、京都の「ユニチカフェニックス」というチームで活躍しいたことがあります。

6歳の時に松田力也選手は、父親の大輔さんの影響でラグビーを始めました。
ラグビー大好き一家の松田家の正月は、全国高校ラグビー大会「花園大会」を見るのが恒例行事でした。
父親の大輔さんが、花園大会へ出場できなかった話を聞いた力也少年は、「僕がお父さんを花園へ連れ行ってあげる」と、花園出場を約束しました。
そこから、二人の親子の夢は花園大会へ出場することになったのです。

そしてラグビーに打ち込む力也少年のために、父親の大輔さんは驚きの行動を取ります。
小学校4年生だった力也少年を、なんと伏見工業高校の合宿に連れていき参加させたのです。
伏見工業高校といえば京都にある名門高校で、花園大会へ何度も出場をしている高校です。
あのMr.ラガーマン平尾誠二氏の出身校であり、京都に住むラガーマンの憧れの高校でもあります。
その伏見工業高校の夏合宿へ小学校4~6年まで毎年参加したのだから驚きです。
毎年全国大会へ出場するような高校の練習は、小学校がついていけるレベルでは無かったでしょう。

それでも二人の夢である「花園大会」出場に向けて、父と二人三脚で参加した合宿で得た経験はラグビーで活かせたと思います。

幸せにラグビーに打ち込んでいた力也少年に、衝撃の出来事が起きてしまいます。
力也少年が小学校5年生の12月25日のクリスマスの日、ラグビーの練習で怪我をして帰ってきたそうです。
休むために部屋で寝ていた力也少年ですが、起きときには既に父親の大輔さんは帰らぬ人となっていたそうです。
力也少年が眠っている間にくも膜下出血で病院へ運ばれ、助かること無く亡くなってしまいました。

力也少年は自分を攻めたそうです。
「僕が眠らずに早く気づいていたら、お父さんは死なずにすんだのに!」と。
誰も悪くないのに、お父さんが亡くなった悲しみを自分を攻めることで受け入れようとしたのかも知れませんよね。

父親と小学校5年生でお別れするのはかなり辛かったと思います。
ですが、父親と約束した「花園大会」出場という夢は終わっていません。
天国の父ちゃんとの約束を果たすために、今まで以上に練習に打ち込みました。
「父ちゃんにラグビーで成長した姿を見せたい」と、必死でラグビーの練習を続けたそうです。

ラグビー日本代表にまで上りつめた松田力也選手の胸には、父親と2人で成長した熱い想いがしまってあるんですね。



松田力也の身長や体重は?世界のラガーマンと比較してみた!

松田力也選手の身長は181cm体重は92kgあります。

この体格は日本代表の同じポシションであるスタンドオフの中だと、身長も体重も申し分ないと思います。

ラグビーのスタンドオフというポジションは、バックスの司令塔的な存在です。
スクラムハーフからの最初のパスを、自身の判断でパスかキックかアタックかを瞬時に判断し、攻撃のサインをバックスに伝える役割があります。
パスやキックが上手い選手がスタンドオフを任されますが、時にはトライを取るために敵陣のフォワードへ突っ込むこともあります。
松田力也選手の体格はワールドクラスの相手にも通用するのではないでしょうか。

松田力也選手と同じポジションである、スタンドオフの世界トップ5の選手と比べてみたいと思います。

◆バーナード・フォーリー(オーストラリア代表):身長182cm・体重89kg
◆ボーデンパレット(ニュージーランド代表):身長187cm・体重91kg
◆オーウェン・ファレル(イングランド代表):身長188cm・体重92kg
◆ジョナサン・セクストン(アイルランド代表):身長188cm・体重92kg
◆ハンドレ・ポラード(南アフリカ代表)身長189cm・体重98kg

松田力也選手の身長181cm・体重92kgは、世界のトップ選手に比べると身長では負けますが、体重は負けてないのではないでしょうか。
力強さも兼ね備えて、キックの精度はワールドクラスです。

そして父親と共に戦う精神的強さを武器に持って、世界の名プレイヤーにも負けない活躍をしてくれるはずです!!



松田力也の出身中学や高校はどこ?

松田力也選手の出身は京都府京都市です

中学は京都市立陶化中学校、高校はラグビーの名門伏見工業高校に入学します。
中学と高校の先輩に当たるのが、Mr.ラガーマン平尾誠二氏なのです。
平尾誠二氏とはポジションも同じスタンドオフということも、松田力也が平尾二世と呼ばれる由縁です。

伏見工業高校ラグビー部の格言が「信は力也(なり)」ということから、父親が「力也」と名付けた由来なんだそうですよ。

伏見工業高校では1年からレギュラーで活躍し、その冬に「花園大会」への出場を果たすことができました。
父親の大輔さんとの夢が叶ったんですよね。

本当に凄いことだと思います。

亡き父の想いを背負って、それが力となって成長できたのでしょうね。
松田親子に心より拍手を贈りたいと思います。!!

高校3年生でも「花園大会」へ出場を果たして、高校日本代表にも選ばれています。

大学は帝京大学へ進学しU-20日本代表の主将を務めました。
大学の時に日本代表に選ばれ、2016年6月11日カナダ戦で初キャップを取得しています。
帝京大学卒業後は、パナソニック ワイルドナイツに加入し、2017年6月にはスーパーラグビーサンウルブズのスコッドに追加招集されています。

2017年8月19日に行われたジャパンラグビートップリーグ第1節のクボタスピアーズ戦にて先発出場で公式戦初出場を果たしています。



松田力也のプロフィールと経歴

松田親子に選手のプロフィールを紹介します。

情報元:ラグビーダイジェスト;日本スポーツ企画出版社

名前 松田 力也(まつだ りきや)
生年月日 1994年5月3日:30歳
出身 京都府京都市
出身校 京都市立陶化中学校➟伏見工業高校➟帝京大学
身長 181cm
体重 92kg
所属クラブ パナソニック・ワイルドナイツ
ポジション スタンドオフ(SO)
代表キャップ 24試合
代表デビュー 2016年6月11日:カナダ戦
代表通算得点 41得点:1トライ(2020年3月時点)



まとめ

今回は、松田力也選手の父親との切ないエピソードや、身長や出身などプロフィールを紹介しました。

松田力也選手は亡き父とともにラグビー選手として成長してきたことが分かりました。
父との夢である花園大会が果たせた今、次の夢は何なのでしょうか?
日本代表に選ばれる選手となり、次はラグビーワールドカップに出場することですよね!

そして、リザーブでしたが松田力也選手はワールドカップ2019へ出場することができました。
ONE TEAMSを合言葉に日本代表チームが一丸となって戦い、見事に決勝トーナメント出場を果たすことができました。

今後も日本代表や国内リーグで活躍していきます。
松田力也選手の活躍を願って、しっかり応援させてもらいましょう!!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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