イオングループのイオンリテール株式会社では『第4のレジ』と呼ばれるレジに並ばない買い物スタイルの本格展開を始めています。
『レジゴー』といって専用のスマートフォンやレジなどを使ってスキャンから会計まで自分で行うことが可能なんだとか。
今回は『レジゴー』について
- レジゴーの仕組みや使い方は?
- レジゴーを使うメリットは?
- レジゴーの導入店舗は?
- レジゴーのアプリを紹介!
などを調べていきます。
一部の店舗ではもう導入されているので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
レジゴーの仕組みや使い方は?
ちなみにレジゴーはこちら ↓
ねぇねぇ奥さまご存知でした?
#レジゴー pic.twitter.com/BGachd64iU— びんぶん (@or2_or2_or2) July 16, 2019
なんとスマートフォンタイプとカートカートの2種類あるんです!!
カートタイプの方にはハンドスキャナーが付属しているので小さなお子さんでも扱えるようになっていますよ。
レジゴーは貸出専用スマートフォン・カートで商品のバーコードをスキャン、会計はレジゴー専用レジで行う仕組みの新しい買い物スタイルです。
レジゴーを利用することで待ち時間などの会計時の手間が省くことができるんですよ!
ネットショッピングの利用が増えていく中、手に取って見たりなど実在店舗で買うメリットを重視する方が増えているそうです。
たしかに野菜やお肉などの生鮮食品は自分の目で選びたいですよね。
レジゴーの仕組みを説明したところで、次は気になるレジゴーの使い方を紹介しますね。
1.専用スマホを取り、画面内の「スタート」をタップ
まずは買い物を始める前に店内にある専用スマートフォンを取りましょう。
店内の目立つ場所に設置されているのですぐ見つけらると思いますよ。
レジゴーが利用できる店舗では、スマートフォンを固定できるホルダーが付いているカートがありますので、カートを使う場合はセッティングすると便利です。
貸出用の専用スマートフォンや専用カートの画面内に表示されている「スタート」をタップして買い物を始めましょう。
引用 https://www.aeonretail.jp/pdf/200226R_1.pdf
2.商品のバーコードをスキャン
買うものを手に取り、商品のバーコードをスキャンします。
買い物カゴに入れる前にスキャンしておくとスキャン忘れ、個数違いなど未然に防ぐことができます。
引用 https://www.aeonretail.jp/pdf/200226R_1.pdf
カートを使う場合、ホールドで固定していると商品をスキャンする時にカメラがカゴ内を映すので、バーコードをカメラ側に向けずにカゴの中に入れておくと二重スキャンを防げます。
レジゴー、端末の真下にある商品を何度も読み取ってしまいがち pic.twitter.com/eHtFfkDbLT
— 今井メロディ (@nykz_) June 8, 2020
ばら売りのものなどバーコードが付いていない商品は、POPに記載されているバーコードをスキャンして買う分の個数を選択してくださいね。
引用 https://www.aeonretail.jp/pdf/200226R_1.pdf
一度にまとめてスキャンするよりその場その場でスキャンしておいた方が時間短縮にもつながります!
3.画面内の「お支払い」をタップして会計する
買うものを全てスキャンしたら画面内の「お支払い」をタップして、会計するためにレジゴー専用レジへで会計をしましょう。
引用 https://www.aeonretail.jp/pdf/200226R_1.pdf
レジゴー専用レジには2次元バーコードが記載されています。
2次元バーコードを読み取ると、専用スマートフォンのお買い物データがレジゴー専用レジへ送信されます。
レジゴー専用レジでは3つの方法で会計ができます。
- 現金
- 電子マネー「WAON」
- クレジット決済
会計が終わったら商品をマイバッグへ詰めましょう。
これでレジゴーを利用した買い物が終了します!
それと、レジゴー専用スマートフォンを利用する上で知っておくと慌てずにすむ知識を紹介しますね。
幕張新都心のイオンの新しいサービス
レジゴーは京セラのDIGNOにカスタムOSと無線充電器を取り付け、専用ケースに入れているみたい。
戻るボタンはないし、通知も開けない
バーコードのスキャンがスムーズで驚いた
すっごいぶれても一瞬視野に入れば、しっかり認識してくれる。
これいいね pic.twitter.com/lUfe5244TM— 空手プログラマー@新規アプリ開発中! (@Teraterayuki25) July 20, 2019
スキャンした商品のキャンセルした場合は、専用スマートフォンの画面内の購入商品一覧でキャンセルしたい商品の右上にある「×」を押します。
同じ商品を複数買う場合は購入商品一覧の複数買う商品の値段が表示されている真下のプルダウンで変更します。
初めて操作する方は知っておくとスムーズに買い物できるのではないでしょうか♪
参照 https://www.aeonretail.jp/pdf/200226R_1.pdf
レジゴーを使うメリットは?
導入された店舗でレジゴーを利用する方はみなさん楽しく買い物ができたみたいです。
イオン幕張新都心の#レジゴー を使ってみた。
カートに専用のセンサーがあり、商品をその都度自分でスキャンしてカゴに入れる。
カートに金額が表示。
商品を戻す時は、画面の×ボタンを押して戻す。
支払いはセルフレジと同じ要領
ズルをすると警告が鳴ったりするのかなと思いつつ、、
楽しかった— Chloe (@tomocola1) September 23, 2019
初めて見た、レジゴー。買い物しながらその場で商品スキャンできる😲楽しい😂 pic.twitter.com/lsnflKHL9e
— さとす@SR400が仲間になった (@vvaka1122) September 14, 2019
そこで次はレジゴーを使うメリットを調べてみました。
- レジを待つ必要がない
- 自分のペースで買い物ができる
- 専用スマホで購入商品の一覧が確認できるので買い忘れに気付ける
- スキャンした商品の合計金額も表示されているので計算しやすい
- 操作が簡単
- 利用するための会員登録など不要ですぐ始められる
軽く調べてだけでもたくさんのメリットがありましたよ。
レジゴーを利用する最大のメリットは「レジ待ちの時間が大幅に短縮できる」ことです。
利用者自身で商品をスキャンしていくためゆっくり買い物を楽しめますし、短時間でサッと済ませることも可能ですよ。
個人的に魅力的だったのは、「スキャンした合計金額が表示されている」ことでした。
今まで商品の値段を確認して計算アプリで手打ちしていく・・・といった方法で計算してたので、地味ですがとても助かります。
スマートフォンを使い慣れている方なら簡単に操作できますね。
買うものをメモする方は、買い物メモとレジゴーの購入商品一覧を照らし合わせると買い忘れの予防もできます。
レジゴーの導入店舗は?
レジゴーは2019年の夏ごろ、一部の店舗を対象に試験的に導入されています。
調べてみると試験的な導入店舗は『イオンモール 幕張新都心』、『イオンススタイル 幕張ベイパーク』の2店舗でした。
『イオンモール 幕張新都心』
〒261-8535 千葉県千葉市美浜区豊砂1−1他
イオンモール幕張新都心のファミリーモールにレジゴーなるもの出来てた。
全国ではまだここだけらしい。
早速使ってみよう。 pic.twitter.com/czBvf9uHy5— 義村 善士 (@YosiYoshi1984) May 31, 2019
『イオンスタイル 幕張ベイパーク』
〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉3-2-16
ベイタウンにイオンが街作ってるって噂を聞いて覗いたら、「レジゴー」とかいう一般市民には理解不能な代物あって笑った
クソでかイオンにはないのに…普通のスーパーくらいの大きさでもベイタウンにはあるんだよなぁ… pic.twitter.com/mOGUsu0GTk— 桐春P (@OEKAKIimas) September 5, 2019
また、イオンリテールは2020年の3月からレジゴーを本格展開することを発表しています。
発表によると2020年内でレジゴーを東京都・神奈川県を中心に20店舗導入する予定です。
その内の2店舗は愛知県の『イオンモール 岡崎南店』、新潟県の『イオンスタイル 新津』でレジゴー導入が決定しています。
『イオンスタイル 岡崎南』
〒444-0840 愛知県 岡崎市 戸崎町字ばら山1-1
『イオンスタイル 新津』〒956-0032 新潟県新潟市秋葉区南町7-53
2020年6月現時点で東京都・神奈川県で導入しているのは2店舗だけでした。
『イオンスタイル 有明ガーデン』
〒135-0063 東京都江東区有明2-1-8
『イオンスタイル 戸塚』
〒244-0817 神奈川県横浜市戸塚区吉田町884
今のところ2020年オープンのイオンスタイルへのレジゴー導入が多いことから考えると、これからオープンする店舗へ導入の可能性が高いのではないでしょうか。
レジゴーアプリを紹介!
レジゴーは今のところ貸出用の専用スマートフォンでしか商品をスキャンすることができません。
良かった!「買い物客のスマートフォンでも利用できるように、専用アプリの開発も行う。」とのこと。イオンなら自分の端末の方がWAONの連携→買物履歴からのレコメンドができるよね。#レジゴー で呟いてる人、概ね「すごい!面白い!」しか言ってないけど🥺新しい買物体験だねhttps://t.co/FeQdCBtHHk
— ゆ💎I’m Home (@u_roughwell) June 17, 2020
将来的には買い物客のスマートフォンで利用できるように専用アプリの開発も行うことも発表しているそうです♪
ちなみにレジゴー導入済みの『イオンスタイル 有明ガーデン』ではレジゴーの利用率が30%なんですよ。
オープンの2020年5月15日から6月末現時点で約1ヶ月でこれだけ利用率が高いのはすごいですね!
参照 https://www.ryutsuu.biz/it/m062255.html
初めから買い物客のスマートフォンで利用できていたら利用率はこんなに高くなかったんじゃないかと思います…。
専用アプリをダウンロードしないと利用することはできませんし、ダウンロードするのにも手間がかかります。
また、利用層がスマートフォンを持っている方に限定されてしまうので利用率はもう少し低かったでしょう…。
まずは誰でも使える・すぐ始められる貸出用端末からサービスを始めた結果、利用率30%越えにつながったんですね。
まとめ
今回は、レジゴーの仕組みや使い方・導入店舗やレジゴーアプリなどについて調べていきました。
レジゴーは貸出用の専用スマートフォン・カート一体型端末で商品のバーコードをスキャン、会計はレジゴー専用レジで行う仕組み
- 専用スマホ・カートを取って、画面内の「スタート」をタップして買い物を始める
- 購入したい商品のバーコードをスキャン
- 買う物のスキャンをすべて終えたら画面内「お支払い」をタップして専用レジで会計
- イオンモール 幕張新都心
- イオンスタイル 幕張ベイパーク
- イオンスタイル 有明ガーデン
- イオンスタイル 戸塚
- イオンスタイル 岡崎南
- イオンスタイル 新津
- 2020年6月末現時点でレジゴーを利用できるのは貸出専用スマートフォン・カートのみ
- アプリは将来的に買い物客のスマートフォンでレジゴーを利用できるよう、専用アプリケーションを開発する予定