今年も暑い夏が始まりました。
昨年に比べるとさらヒートアップしそうで、外出時の熱中症対策は気を付けないといけません。
そこで、今回ご紹介するのがサーキュレーターと扇風機です。
私はこの2つの違いが分かりませんでした。
一見同じように見えるサーキュレーターと扇風機ですが、うまく使い分けることで快適に過ごすことができるんですよ。
今回の記事では
- サーキュレーターと扇風機の違いや特徴を比較!
- サーキュレーターと扇風機の見分け方や使い分け方は?
- おすすめのサーキュレーターは?
について紹介していきます。
サーキュレーターの魅力もお伝えしていくので、ぜひ記事のチェックをしてみて下さい。
サーキュレーターと扇風機の違いや特徴を比較!
最初にサーキュレーターと扇風機の使用目的の違いから紹介していきます。
まずは、フリー百科事典のウィキペディアでサーキュレーターと扇風機の意味を調べてみました。
- サーキューレーター:空気を循環させる性能に特化した家電製品
- 扇風機:風を起こして人が涼を得るための家電製品
サーキューレーターは空間や物に対して使用しますが、扇風機は人に対して使用します。
似ているようですが使用目的も構造も全く異なります。
■サーキューレーターの特徴
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目的である「空気の循環」を促すためにパワフルな風を遠くまで送ることができます。
冷房や暖房を付けたばかりの時にはサーキューレーターを使って効率良く部屋全体に空気を循環させたり、室内干しの洗濯ものを早く乾かすことも可能なんですよ。
場所やスペースを選ばずに置けるなど扇風機に比べてコンパクトな商品が多いことも特徴です。
安いものですと2,000円台で買うこともできますが、風量を調節できなかったり稼働音がうるさく睡眠時では使用できない商品も多いです。
ちなみに子どもの頃、扇風機代わりにサーキュレーターを使って寝ていたのですが本当に音が大きかったです。
使っているものが古いせいでサーキュレーターの下にタオルを敷いて音が大きく鳴らないように工夫していました。
さすがに10年以上経った今はもう少し稼働音が小さくなっているのではないかと思います。
購入を考えている場合にはサーキューレーターの性能や使う時間帯、予算なども踏まえて検討した方が良さそうですね。
また、1年を通して使用する場合耐久性のあるしっかりしたサーキューレーターの購入をおすすめします。
■扇風機の特徴
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扇風機は人に風を当てる前提でつくられています。
サーキューレーターより風量が劣るのは、人に悪影響を与えない程度の風を送り体温を下げる目的があるからです。
エアコンとの相性が良いサーキューレーターに比べるとエアコンとの併用は効率的ではないので、扇風機は単体で使用するのがおすすめですよ。
安いもので1,500円前後で販売されている扇風機もあり、さらに扇風機の方が種類も豊富で手に入れやすいのではないでしょうか。
安価なものでも風量調節、タイマー、首振り機能が標準装備されています。
また稼働音も小さくてあまり気になりません。
掃除しやすい点も魅力的ですよね。
1年の中で主に夏だけ使用するので使わない時の保管場所にスペースを取ってしまうのが難点です。
サーキュレーターと扇風機の見分け方や使い分け方は?
サーキュレーターと扇風機は羽根の大きさの違いでの見分けることができます。
■ サーキュレーター:小さい羽根
範囲が狭くても問題はないため小さい羽根が付いている。
- 扇風機の卓上型に似た形のものが多い
360度回っています ↓
サーキュレーター新調しました。 pic.twitter.com/XDt5xmZI5T
— 美夕🌈 (@Miyu875) August 15, 2020
■ 扇風機:大きい羽根
広範囲に届くように設計されている扇風機には大きな羽根が付いている。
- ポピュラーな背の高いリビング扇風機
- 卓上型扇風機
- 壁や天井に取り付け可能な扇風機
- 片手で持てるハンディファン
目的や用途に合わせて形が選べるのはとても良いですね♬
実はサーキュレーターと扇風機の消費電力はあまり変わりません。
しかし涼むために単体で使うにはサーキューレーターよりも扇風機の方が向いています。
サーキュレーターを扇風機代わりに、反対に扇風機をサーキュレーター代わりに使うことも可能ですが、本来の目的に合ったものを使うとより効果が高まります。
サーキューレーターはエアコンと併用することで効果を発揮するのは、エアコンの消費電力は2つをはるかに上回るからなんですよ。
エアコンは温度や風量を1つ調節するだけで消費電力がかなり変わっていくので、いかに少ない消費電力で部屋の冷房・暖房を循環させるかが節約のカギになります。
空気を循環させるサーキュレーターを併用することで少ない消費電力で快適に過ごすことができるんですよ。
雨が続く梅雨時期の部屋干しには最適!
部屋干しだと乾くのに時間がかかったり湿気の匂いで臭くなってしまったりなどデメリットが多いです。
サーキューレーターを使うことで衣類についた湿気を取り除いて時間を短縮させて乾かすことができますね。
さらに部屋の換気にもサーキュレーターが役立つんです。
窓を開けて窓の外側にサーキュレーターを向けて使用すると部屋にこもっていた空気が外に出ていくので短時間で空気の換気が可能。
似ているようで全然違うサーキュレーターと扇風機ですが、うまく使い分けることで生活をより快適にしてくれると思います。
それでは、次はおすすめのサーキュレーターを紹介していきます。
ぜひ参考にしてください♬
おすすめのサーキュレーターは?
今回は初めてサーキュレーターを購入する方に向けておすすめを紹介しています。
1台持っていればより快適に過ごせるようなサーキュレーターの条件を挙げました。
2台目購入を考えているなら置く場所に必要な機能だけが搭載されているサーキュレーターを購入するのが良いですね♬
■モーターのタイプで選ぶ
サーキュレーターにはACモーター・DCモーターの2種類のモーターがあります。
ACモーターは一般的な扇風機のような風量(強・中・弱)の調節が可能で価格が低いものも販売されています。
DCモーターはACモーターと比べて回転数を制御できるので風量を細かく調節することができます。
そのためACモーターの強弱風よりも細かい風を起こすことも可能で、低消費電力で動かすことができます。
1年を通して使用する場合は消費電力の低いDCモーターが搭載されているサーキュレーターがおすすめします。
■夜間でも稼働できる静音タイプがおすすめ
扇風機よりも比較的音が大きいと言われるサーキュレーターは、音の大きさも注意しなければなりません。
大体の商品は音の大きさ(デシベル)を表記していますが気になる方は店頭で試してから購入を考えた方が良いでしょう。
■多機能の方が使い勝手が良い!
離れた場所でも操作ができるリモコン付きや、寝ているときなどに便利なタイマーなど搭載されていると一気に使いやすくなります。
■首振りの角度は目的に合ったものを
首振りの角度もよく見ておきましょう。
洗濯物は真下から風を送ることで早く乾くので上に向くサーキュレーターがおすすめです。
上下360°回転可能なものや左右の範囲を広げてくれるもの、自動首振りができるサーキュレーターもあります。
■お手入れや持ち運びは簡単なタイプがおすすめ
一昔前まではサーキュレーターは掃除がやりにくい印象でした。
最近は扇風機のように外してお手入れができるものも増えています。
コンパクトな商品が多いサーキュレーターですがその分持ち運ぶ機会も多いのでは?
女性でも片手で持てる程度の重さを目安に選ぶように移動時の負担を減らしましょう♬
上記で挙げた条件を簡単にまとめますね。
- 風量の強さ
- 消費電力が低い
- 音が静か または静音モード機能がある
- 機能が充実している
- 首振りの角度
- 掃除のしやすさ
- 持ち運びやすさ
この項目を目安にしておすすめのサーキュレーターを3つ紹介します。
アイリスオーヤマ サーキュレーター 8畳 固定 マカロン型
- 電源:AC
- 適応床面積(目安):8畳
- 風量:3段階(強・中・小)
- 角度調整:手動 上下に360°
- 自動首振り:なし
- コードの長さ:約1.4m
- 重量:約1.1㎏
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山善 DCエアーサーキュレーター
- 電源:DC
- 適応床面積(目安):20畳
- 風量:5段階(静音モード含む)
- 角度:上下90° 左右50°
- 自動首振り:あり
- コードの長さ:約1.6m
- 重量:約2.2㎏
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ドウシシャ 木目調 DCサーキュレーター ダークウッド
- モーター:DC
- 適応床面積(目安):表記なし
- 風量:4段階(ターボ・強・中・弱)
- 角度:手動で左右各約30°
- 自動首振り:左右自動首振り 約30°・60°・90° 上下自動首振り 約90°
- リモコン操作:あり
- コードの長さ:約1.8m
- 重量:約2.6㎏(本体のみ)
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サーキュレーターは、便利な機能が搭載されています。
自分に合ったサーキュレーターが見つかるといいですね。
まとめ
今回は、サーキュレーターと扇風機の違いや特徴、使い分け方やサーキュレーターのおすすめ商品などを紹介していきました。
ここまでの要点をまとめていきます。
サーキュレーターの特徴
- 空気を循環させる性能に特化した家電製品
- 直進の方向に風を遠くまで送る
- 風量が強いものが多い
- エアコンとの相性が良い
- 場所やスペースを取らないコンパクトな商品が多い
扇風機の特徴
- 風を起こして人が涼を得るための家電製品
- 近い距離に広範囲の風を送る
- 風量を細かく調節できる
- 多機能
- 稼働音が静か
使い分け方
- エアコンと併用して使うのはサーキュレーターがおすすめ
- 扇風機は単体で使える
- 部屋干しをする場合はサーキュレーターを使った方が早く乾く
- 空気の循環や換気はサーキュレーター
今年はウイルス拡散の影響で、巣ごもりをする方も多いと思います。
長時間いる家で、少しでも快適に過ごせると良いですね♬