2020年7月9日からNetflixで配信が開始したアニメ「日本沈没2020」。

監督を務めるのは浅政明。

2018年に同じくNetflixで話題となったアニメ「DEVILMAN crybaby」で監督をしていた事でも有名ですね。

そんな「日本沈没2020」ですが、公開されてから約1週間で賛否両論を巻き起こしています。

何故、賛否両論なのか?「日本沈没2020」あらすじやネタバレ感想や国内外の作品の評価を元に検証してみたいと思います!



「日本沈没2020」あらすじ

「日本沈没2020」の原作となるのは小松左京によって1973年に発表された小説です。

ただ、2020とタイトルに付いている事からもわかるように、かなりアレンジがされています。

具体的にいうと、原作では複数の主人公による視点で描かれているのに対して、「日本沈没2020」では主人公の武藤歩(CV:上田麗奈)の視点で描かれているんです。

舞台は2020年の「日本」。

平和な日常を過ごしている日本に大地震が起きます。

都内に住む武藤家の家族の面々はそれぞれ別々の場所で地震の被害にあう事になります。

主人公の武藤歩(CV:上田麗奈)は将来を有望されている陸上選手の女子学生でトレーニングする競技場で地震の被害にあいます。

歩の弟である剛(CV:村中知)はゲーム好きで将来eスポーツの選手になり、エストニアで暮らしたいという夢を持つ今時少年で武藤家の自宅でゲームをしているところに地震に見舞われます。

武藤家の主人である武藤航一郎(CV:てらそままさき)は競技場設立の現場監督をしてるところに地震が。

妻の武藤マリはフィリピンから日本に帰る羽田上空で地震にあいます。

家族それぞれが安否もわからない状況で奇跡的に再会を果たすのですが、日本列島は刻々と沈んでいく中でどうやって生きていくのかを生と死、出会いと別れを繰り返す中で考えていきます。

幼馴染の先輩古賀春夫(CV:吉野裕行)や三浦七海(CV:森なな子)と共に沈みゆく東京を脱出し、生き延びる事が出来る新天地を目指して旅立つんです。

道中には人気YouTuberのKITE「カイト」(CV:小野賢章)や頼りになる老人、⽦田国夫(CV:佐々木梅春)。

ヒッチハイクで助けた外国人のダニエル(CV:ジョージ・カックル)など、幾人もの人と出会いそして失っていきます。

武藤一家は沈没する日本から生き残る事はできるのでしょうか。

 

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ネタバレ感想

1話約25分の全10話構成になっている「日本沈没2020」。

湯浅政明監督の作品は2018年の「DEVILMAN crybaby」に続いて視聴したので違和感はそれほど感じなかったのですが、

とにかくネットでの評判が賛否両論で特に否定的な意見が多くみられるように感じました。

終末思想を描いた今作ですが、湯浅監督としては「DEVILMAN crybaby」でも同じように世界の終わりを描いているので今回はまだ希望があったかなぁという感じです。

とわいえ、話を進めるごとに主要なキャラが毎回脱落していくのはなかなかショッキングでした。

ここからはネタバレになりますのでご注意ください。



武藤家のメンバーとしては早々に2話目には父親の武藤航一郎(CV:てらそままさき)が自然薯を掘ろうとしていたところに、運悪く不発弾を掘り当ててしまい、爆死してしまいます。

けっこう残酷な描写で爆発で飛んだ肉片がちゃんと描かれていたりして慣れていない人にはちょっと辛いでしょう。

その後も、1話につき1名は主要人物が脱落していくという始末で、賛否両論なのも頷けます。

簡単に10話を説明すると前半は歩たちが再開をして家族で東京脱出、その後度重なる余震に怯えながら安住の地を求めて旅をします。

その間に航一郎が亡くなってしまい、その後も三浦七海(CV:森なな子)が山のガスにあたってそのまま、帰らぬ人に。

そこで人気YouTuberのカイト(CV:小野賢章)と出会います。

中盤は田舎でスーパーを営む⽦田国夫(CV:佐々木梅春)との出会いと安住の地だと思われる「亡くなった人」と会話ができる教祖がいる宗教団体の施設でのアクシデントから富士山の噴火という大事件とそれに伴う宗教団体の壊滅。

 

後半は宗教団体で看病を受けていた深海調査艇「わだつみ」号の操艇者小野寺俊夫との出会いと彼と物理学者田所雄介博士が研究したデータに辿り着くため西へ西へ逃げていく旅。

途中で船に乗って西へ向かうのですが漂流してしまい第8話で母親のマリ(CV:佐々木優子)が歩と剛を助けるため身代わりになって溺れて亡くなります。

データを手にした歩たちだったんですが、波にSIMカード的なものが流されててそれを拾ってくるためにダ9話で古賀春夫(CV:吉野裕行)が犠牲に。

歩、剛、カイト、小野寺の4人だけになってしまったがGPSを作動するためにカイトが気球に乗って犠牲に。

結局は歩、剛、小野寺の3名だけが生き残り、カイトのGPSで運よくロシアに助けてもらいます。

そして、8年後には小野寺達のデータで、「日本は沈没した後に隆起」するという予言通りに再び「日本」は復興をはじめ8年後のオリンピックで剛はeスポーツの選手に、歩は旅で怪我をした足を切断してしまったのでパラリンピックの陸上選手に。

最後は歩と剛の共著の自叙伝でエンディングが語られて終了。

と言った形で物語は簡潔します。

10話視聴した結果としては中盤の宗教団体の辺りはいらなかったんじゃないかな~。というところ。

6話くらいだったボリュームもちょうど良かったんですが、ちょっと中だるみしました。

内容も延々と主要人物が犠牲になって最後は「日本サイコー」っていうのも違和感が確かにありました。

けれど、そこまでひどいかというと疑問です。

確かにツッコミどころは満載ですが、TVでは出来ない衝撃的な描写は称賛できるし大貫妙子と坂本龍一の曲も作品に合っていました。

湯浅監督の独特の作風になれていないと確かにきついかも知れないです。

「DEVILMAN crybaby」で慣れていたので突然のラップなんかも「あぁ、またこのパターンね」と言った感じで気にはならなかったし、日本のアニメというよりは外国のアニメっぽい作画も初見だとちょっと辛いかも。

ネットで叩かれているような右翼的な話はそこまで叩かなくてもという感じです。

何故こんなに叩かれているのかというと下記原因があるようです。

①制作会社の代表が韓国人だから

アニメーション制作がサイエンスSARUという会社で代表がチェ・ウニョンという韓国人の方なんです。

②日本人がすぐにレイプしようと歩を襲ってくる

道中で2度歩をレイプしようと日本人男性が襲うんですが、その事でも日本人を悪く表現していると言うんですね。

③右翼の集団がマリが外国人で剛がハーフだという事で船に乗るのを断るから

途中で右翼の集団が船で日本人を助けているシーンがあるんですが、剛がハーフだからという理由で断られてしまいマリや歩もその事がわかって右翼の集団に置いて行かれるんです。これが日本人への偏見だというんですね。

終末観を描く作品は倫理的な問題がとても難しいので上記の3点はそれほど言われるような事かは疑問です。

特に①は完全に人種差別です。韓国人が代表を務める会社がアニメーションを作った日本の映画は反日というのは少々問題です。ネット特有な問題でもありますが、悲しいですね。

私が作品を10話観たうえでの感想はもっと短く最後がハッピーエンドじゃなかったら面白かったなぁという感じです。

脚本的に色々と残念だった作品です。

その点では原作の「デビルマン」がそうだからですが、「DEVILMAN crybaby」の方が面白かったです。



「日本沈没2020」国内外の作品の評価

ここからは「日本沈没2020」の国内、海外の評判を見てみたいと思います。

国内の評価

まず、国内からですが日本の映画レビューサイトの一つ

映画ログプラスをみてましょう。

とんでもなく低いですね…星5個満点で1.29とは驚異的。

コメントもかなり酷評。

●これを観るなら「東京マグニチュード8.0」の方がよほど現実的。

↑どちらもなかなかの作品ですね(笑)

日本人に対する偏見と差別を助長する作品ステレオタイプな弟のラップは酷すぎる

↑やはりラップのシーンは気になる人多いですね。

超駄作です。本当観る価値なく時間の無駄です。マジで私の時間返してほしいです。ネットフリックス解約しようと思います。

↑解約するまでってそれはちょっとすごい。

海外の評価

次に海外の評価を観てみたいと思います。

1つ目は外国映画のレビューサイト「ロッテントマト」です。

「ロッテントマト」は評論家が判断する「トマトメーター」と一般のユーザーが判断する「オーディエンスメーター」の2つの数値で作品の評価を見ていくサイトで、映画界では最も注目される評価サイトです。

トマトメーターは40%、オーディエンスメーターは67%とどちらもかなり低いです。

外国での評判もイマイチのようですね。

次にアメリカの映画サイト「IMDb」をみてみましょう。

こちらはどちらかというと映画業界向けのサイトで専門家が指標とするサイトです。

こちらは星10個満点で6.8とこれまでに比べればまあ良いですが、サイト内では「普通の作品」というランクです。

海外のコメントを見てみるとより冷静に作品の評価がわかります。

●1話目はとても面白かったが、そこからどんどんと下降していってしまう。

↑そうなんです。1話目が一番面白いんです。

●時間を無駄にしてしまった。ストーリーがつまらないのに長い。

↑10話という長さが外国でも不評のようです。



「日本沈没2020」概要

Netflixで満を持して全世界配信を開始した「日本沈没2020」。

賛否両論を巻き起こし(どちらかというと否)た今作。

監督は湯浅政明で主題歌には大貫妙子と坂本龍一による「a life」

動画はこちら。

グランドエンディングにはバーチャルシンガーの花譜による「景色」が採用されています。

予告編はこちら。

概要はこちら。

タイトル:日本沈没2020

製作国:日本

制作年:2019年

全10話:1話約25分

スピンオフ企画「シズマヌキボウ」ではカイト役の小野賢章さんや、グランドエンディングの花譜、Daichi Yamamoto、向井太一が参加したMVが近日公開予定です。