2020年9月6日(日)から9月7日(月)の朝にかけて、九州全域に台風10号ハイシェンの接近が予想されています

これに伴い、6日から7日にかけて、九州では記録的な大雨で河川の増水・氾濫の危険性が高まっているとして、気象庁と国土交通省は、早めの避難などを呼びかけています。

鹿児島県から宮崎県の5河川と熊本県の球磨川については、100年に1度程度の雨量と同程度か、それを上回る量の雨が予想されています。

国土交通省の担当者は「国が管理する大きな河川でも現状の整備水準を超える規模の雨量が予測され、氾濫の危険性が高まっている」と説明しました。

具体的には
▽鹿児島県を流れる肝属川、川内川
▽宮崎県と鹿児島県を流れる大淀川
▽宮崎県を流れる小丸川、五ヶ瀬川、
▽熊本県を流れる球磨川で堤防などを整備する基準としている雨量に匹敵した雨が降ると予想されているということです。

出典:気象庁発表(NHKニュースWEBより)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200905/k10012602191000.html

経験したことがない雨という見通しのため、当然、災害が起こるのはほぼ間違いないだろう、とニュースでも報道されていました。

今回は氾濫の危険性が高まり注意の呼びかけられる鹿児島県の肝属川(きもつきがわ)について

  • 肝属川(鹿児島県)の河川状況に関するTwitter情報
  • 肝属川(鹿児島県)のライブカメラ映像

についてご紹介していきます。

▼鹿児島県川内川のライブカメラ映像・水位・氾濫情報ついてはコチラ

▼熊本県球磨川のライブカメラ映像・Twitter情報についてはコチラ





【台風10号2020】肝属川(鹿児島県)に関するTwitter情報

Twitterから最新の情報をご紹介します。

▼「肝属川とか、この前の大雨でヤバかったところじゃん」

▼「雨量もヤバそう。風もヤバそう」

▼「すでに雨風強い!氾濫警報も出てた!」

▼「最大級の警戒が必要です」

▼なお、2020年7月6日の大雨の際にも、氾濫寸前まで水位が高まっていました。

最新の情報はこまめにチェックして、すぐに安全な場所へ避難できるよう行動してください。



【台風10号2020】肝属川(鹿児島県)のライブカメラ映像|現在の状況は?

大雨による増水により河川氾濫の恐れが高まっている肝属川ですが、現在の状況はどうなっているでしょうか?
ライブカメラで最新映像を確認する出来るように一覧リンクをご用意いたしました。

各市町村のライブカメラは、こちらからご覧いただけます。

必要な場所のライブカメラを見ることが出来ますので、ご自分で川の近くに行くことは避けてくださいね。



2020年9月6日12時00分の様子

▼ライブカメラで確認すると河口に近い波見の当たりでは水位がかなり高くなっているようです。
肝属川ライブカメラ映像-波見-20200906_1200

▼こちらは新川西のカメラ映像。川が茶色く濁り、水量もやや増加してきているようです。
肝属川ライブカメラ映像-新川西-20200906_1200

▼俣瀬観測所からの映像
肝属川ライブカメラ映像-俣瀬観測所-20200906_1200

▼川西俣瀬観からの映像です
肝属川ライブカメラ映像-川西俣瀬橋-20200906_1200

▼肝属川の水位情報を見ると、9月6日11時頃の時点ではレベル1水位(2.80)の手前となっています。
ただし水位は上昇傾向にあるため、十分な注意が必要な状況でしょう。

肝属川水位情報-俣瀬橋-20200906_1200

 

河川の情報は「川の防災情報」のホームページからも確認ができます。
「川の防災情報」はこちらから移動できます。⇒ 国土交通省「川の防災情報」



【台風10号2020】肝属川(鹿児島県)のライブカメラやTwitter情報のまとめ

これまで経験したことのない規模の台風10号が九州に接近しています。

鹿児島県から宮崎県の5河川と熊本県球磨川については、100年に1度程度の雨量と同程度か、それを上回る量の雨が予想されています。

経験したことがない雨という見通しのため、当然、災害が起こるのはほぼ間違いないだろう、と報道されていました。

特に球磨川は7月にも氾濫したばかり。
また、直近では台風9号も通過したばかりで、脆くなった堤防や、水を多く含んだ土壌も増えていますので、堤防の結果や氾濫情報には十分に気を付け、早めの安全行動を心がけてください。
ライブカメラや最新の情報をチェックしながら、自分や家族、大切な人を守るための行動をお願い致します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。