5人組女性ボーカリストグループ・リトルグリーモンスターが所属する事務所ワタナベエンターテインメントより、昨年末から長期静養中のメンバー芹那に関して、今後も引き続きの長期休養に入ることが発表されました。
芹那復帰までの間は、残りのメンバー4人(かれん、MAYU、manaka、アサヒ)で活動を継続するとのこと。

今回の記事では、長期静養が発表された芹那さんに関して、休養の原因や復帰の時期、今後脱退になる可能性についてをまとめていきたいと思います。





芹那の長期休養が発表

今回の発表はリトグリの公式Instagramアカウントより【Little Glee Monsterメンバー 芹奈に関するご報告】と題して発表されました。

発表では「Little Glee Monsterメンバー 芹奈が体調不良のため、医師の指導により一定期間休養と治療に専念することをご報告致します」とし、「いつも応援して下さっているファンの皆様、関係者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけ致しますことお詫び申し上げます。」とファンに対して声が掛けられました。

また芹那さんの復帰時期については「本人の体調を第一に優先し、また改めてご案内させていただきます」と発表するにとどめています。

Little Glee Monsterの活動については「引き続き、かれん、MAYU、manaka、アサヒの4名で活動を継続して参ります。」とのことで、2021年末までに芹那さんが参加して収録が済んでいる作品については変わらずにリリースすることが発表されました。



芹那さん休養の原因は病気

今回、発表のとおり、芹那さんが休養となった原因は病気となります。

どんな病気なのか、詳しくみていきましょう。

病名は「双極性障害」と「 ADHD」

芹奈さんの病名については所属事務所(ワタナベエンターテインメント)より「双極性障害」および「ADHD」という診断が出ていることが発表されています。

双極性障害とはどんな病気か?

「双極性障害」の症状について、詳しく解説しているサイトより一部抜粋してご紹介します。

双極性障害はうつ状態と躁状態または軽躁状態を繰り返す病気です。
出典:双極性障害ABC

上記サイトによれば、正しい治療を続けることで普通の生活が送れるようになるとありますので、芹那さんもしっかりと治療を受けながら、安心できるようになって欲しいですね。

ちなみに治療方法としては薬物治療や心理社会的治療というものはあるようです。

ADHDとはどんな病気か?

公表されたもう一つの病気「ADHD」については近年、ニュースやSNSなどでよく耳にするようになりましたね。
注意欠陥多動性障害とも言われる病気ですが、専門サイトによると下記のような定義のようです。

ADHD(注意欠如・多動症)は、「不注意」と「多動・衝動性」を主な特徴とする発達障害の概念のひとつです。
出典:e-ヘルスネット

ADHDというと子どもに多いというイメージですが、大人でもADHDの症状によって生活が難しいと感じる人も多いようです。

芸能人でいえば、ジミー大西さんや鳥居みゆきさん、徳井義実さんもADHDと言われています。

芹那さんと同じミュージシャンでは、SEKAI NO OWARIのボーカル・深瀬さんADHDと診断されて精神病院の閉鎖病棟にいたことを告白しています。

意外と、ADHDに悩んでいる人は多いんですね。
ただ、数が多いということはそれだけ対策や対処法が確立されているということでもあります。

うまく症状と付き合って、元気になって欲しいですね。



リトグリ芹那さんの復帰時期はいつ頃か?

今回の休養の原因でお伝えしたように、心理的・精神的な症状からくる休養ということで、復帰時期については明確に判断が難しいと言えます。

外科的な症例であれば、手術およびリハビリの期間を想定すれば良いですが、心理的・精神的な症例となるとその症状の期間や程度によって、医師の見解も大きく変わってくるからです。

症状が軽く、治療が効果的に行けば、6ヶ月(半年)程度の早い段階での『寛解』となる例もありますが、場合によって数年単位で病気と上手につきあっていくという事例もあります。

ただ、今回のように長期の休養をとれる状態であれば、治療に専念できますので、より短期での『寛解』が目指せるかも知れませんね。



芹那さんがリトグリ脱退する可能性は?

芹奈さんの休養でファンが一番心配なのは「このままリトグリを脱退したりしないかな?」という事ではないでしょうか。

これに関してですが、脱退する可能性は低いのではというのが筆者の考えです。

というのも、双極性障害やADHD自体、そこまで稀な症状ではなく、近年では特に研究の進んでいる症状でもあります。

それだけ対処や治療方法について情報も集まっていますし、重症化を防ぐ方法というのも研究されている分野です。

また、一般的にこれらの症状が重くなってしまうのは治療に専念できないからというのが大きな理由の一つです。

今回はお仕事をしっかり休み、治療に集中できる環境を作るわけですから、症状が軽くならず、脱退という選択を取る必要性は低いと考えています。



リトグリ芹那の長期休養まとめ

今回はリトグリ芹那さんの長期休養についてのニュースをまとめました。

双極性障害およびADHDの治療を優先するためにお休みになるということですので、まずはしっかりと治療に専念して、ファンの前に元気な姿を見せて欲しいと思います。

上手につきあっていけば、普通の生活を送れる病気ですので、脱退したりせず、芹那さんのペースでこれまで通りのボーカル活動を続けて欲しいですね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。