電気代の節約だけでなく、地球温暖化対策への貢献や省エネに関する知識がつくことで関心が高まっている節電。

今から始めようと思っていてもどのような方法があるのかよく分からないという方は多いと思います。
家庭でできる節電方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

そこで今回は

  • 家庭でできる節電方法は?
  • 節電の効果的なアイディアは?
  • エアコンの節電方法は?

について紹介します。

最近の地震で電力供給が少なくなっています。
節電する方法を知り、電力への貢献もしていきたいですね。





家庭でできる節電方法は?

家庭でできる節電方法は、家電や照明の節電、待機電力の削減などが挙げられます。

【家電の節電】
冷蔵庫やテレビ、洗濯機は家電の中でも特に使用頻度が高い家電なので、まずはこれらの節電を行いましょう。

冷蔵庫

冷蔵庫の節電はドアの開け閉めはなるべく短くし、食品を詰め込まないこと。

冷蔵庫

冷蔵庫は開けっ放しにしておくと中の冷気が外へと逃げてしまうため、消費電力が増加します。
また、食品を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、冷やすための電力を余分に消費します。
そのため、消費電力を抑えるためにドアの開け閉めは短く、食品は詰め込みすぎないようにすることで節電に繋がります。



テレビ

テレビの節電方法は、テレビを消す際に主電源を切り、明るさ調節を行うこと。

テレビの電源はリモコンで切ることができますが、リモコンで電源を切った際には待機電力が発生します。主電源を切ることで待機電力の削減に繋がり、また、明るさ調節で画面の明るさを抑えると節電できます。

洗濯機

洗濯機の節電方法は、まとめ洗いで洗濯回数を減らすことがポイント。
ただ、節電のために洗濯物を詰め込みすぎると、より電力を消費してしまうので避けて下さい。

洗濯機

照明の節電

照明の節電方法は、点灯時間を短くすること、省エネ型の照明器具に換えることです。

使っていない部屋の灯りはこまめに消すように心がけることで節電に繋がります。
また、白熱電球を使っている場合はLED電球に換えると節電できるのでおすすめ。



待機電力の削減

家電製品はコンセントにつないでいると電源を切った状態でも電力を消費し、待機電力が発生します。

節電するためにはこの待機電力を削減することが重要です。
待機電力を削減する主な方法はコンセントからプラグを抜くことや、こまめに主電源を切ること。
家庭でできる節電方法は基本的に今すぐ行うことができるので、ぜひ試してみてください。

節電の効果的なアイディアは?

節電の効果的なアイディアとして、節電タップが挙げられます。

節電タップとは、オン・オフのスイッチがついた電源タップで、スイッチをオフにすると待機電力をカットできるのが特徴。
先ほど節電するうえで待機電力を削減することが重要と紹介しましたが、こまめにコンセントからプラグを抜くのが面倒な場合には節電タップがおすすめです。節電タップは百円ショップやネット通販、家電量販店などで購入できます。

エアコンの節電方法は?

最後にエアコンの節電方法について紹介します。

エアコンの節電方法は設定温度の調整とフィルターの掃除、タイマーの利用などが挙げられます。

設定温度の調整

エアコンは暖房時に1℃低め、冷房時に1℃高めに設定すると約10%の節電になるといわれています。

環境省では室温の目安として冷房時28℃、暖房時20℃が推奨されています。
環境省で推奨されている数値はあくまで設定温度ではなく室温の目安ですが、まずは冷房時28℃、暖房時20℃に設定して温度調節する方法がおすすめ。
また、エアコンは運転中よりも運転開始時の方が多くの電気を使うため、こまめに電源をオン・オフするのは避けましょう。



フィルターの掃除

フィルターにゴミやほこりがつまると冷暖房の効果が弱くなり、より多くの電力を使います。
そのため、フィルターの掃除は2週間に1度の目安で定期的に行いましょう。

エアコン

タイマーの利用

エアコンに備わっているタイマー機能を活用して必要な時だけ使うようにしてください。

特に長時間外出する際や休日などの際にはタイマー機能を使って無駄な運転を避けると節電に繋がります。他にもエアコンを使う時期ではない場合は、電源プラグを抜いて待機電力をカットするなど、節電方法は色々ありますね。



まとめ

家庭でできる節電方法や効果的なアイディア・エアコンの節電についてまとめました。

  • テレビの主電源を切ったりコンセントからプラグを抜いて待機電力をカットする
  • 節電タップを使うと待機電力のカットに繋がる
  • エアコンは設定温度の調整やフィルターを掃除する

家庭でできる節電は今からすぐ始められるものが多く、とても簡単にできます。
家電製品を使う際に待機電力の削減など、少しの意識を持つことで節電に繋がりますね。