2021年8月22日の横浜市長選に立候補することを表明した小此木八郎氏とはいったいどんな人なのでしょう。
国家公安委員会委員長を務めながらも、職を退いてまで横浜市長選に立候補するというのは相当な覚悟があるのでしょう。
政治家一族である家族構成、今日まで様々な役職に就任してきた経歴など調べてみました。
小此木八郎さんのプロフィール
横浜市長選のカギを握る小此木八郎氏。
わざわざ国家公安委員会委員長を辞めてまで挑むのはIR問題だけなのかな? pic.twitter.com/jxnTqQkH79— 東京オリンピック情報局 (@hpjiulg0iTiYZTu) July 15, 2021
本名:小此木八郎(おこのぎ はちろう)
生年月日:1965(昭和40)年6月22日(59歳)
出身地:神奈川県横浜市
学歴:玉川大学文学部英米文学科理財専攻
所属:自由民主党(無派閥)
小此木八郎さんは結婚している?
小此木さんの私生活についてはあまり公表されておらず、定かではありません。
2009年自民党総裁選の前に離婚していると【日刊ゲンダイ】で報道されているので、そこから結婚されたという報道が無い事から現在は独身の可能性が高そうですね。
一般的に選挙戦は夫婦で戦っている事が多く見受けられるので、結婚しているなら選挙事務所などで活動していると思われます。
また、平成11年の文部政務次官を紹介しているページで、妻・優子、長女・三弥と記述があるので別れた妻と娘さんの事だと推測できます。
小此木八郎さんの家族
小此木さんの家族を紹介していきます。
祖父
祖父:小此木歌治さん(衆議院議員・横浜市議会議長)
横浜で倉庫会社や木材会社を立ち上げて横浜市議や衆議院議員を務めるなど、かなりやり手の人物だったようです。
小此木さんの父母
父:小此木彦三郎さん(衆議院議員・建設大臣、通商産業大臣)
母:小此木節子さん
彦三郎さんは衆議院議院で当選8回、建設大臣や通商産業大臣を務めています。
1991年衆院政治改革特別委員会の委員長を務め、政治改革関連3法案を廃案に持ち込んだ後階段での事故でお亡くなりになっています。
また、現首相の菅氏は彦三郎さんを務めており、その時小学生だった八郎さんとも出会っています。
菅氏の妻・真理子さんは小此木家で家事手伝いをしており、ここで出会われていたんですね。
母・節子さんについてはネット上を調査してみましたが、一般人の為あまり情報がありませんでした。
兄弟
長男・歌蔵さんは、倉庫会社の社長を務めています。
祖父・歌治さんの会社を引き継いだのではないでしょうか。
次男・治郎さんについては情報がありませんでした。
政治家であった父・祖父に加え、長男は会社の社長を務めるといった華麗なる一族であると言えますね。
小此木八郎さんこれまでの経歴
大学卒業後、父・小此木彦三郎氏の秘書として1989年に政界に足を踏み入れます。
1993年 衆議院議員総選挙初当選
2001年 自民党国会対策副委員長に就任
2003年 衆議院安全保障委員長に就任
2004年 第二次小泉改造内閣にて経済産業副大臣に就任(第三次小泉内閣まで務める)
2005年 自民党総務局長に就任
2012年 2009年より三年ぶりに国政に復帰し石破幹事長の下で副幹事長に就任
2013年 自民党国会対策委員長代理に就任
2017年 第三次阿部改造内閣にて国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災)に就任
2018年 自民党治安・テロ対策調査会長に就任
2020年 自民党総裁選挙にて菅義偉氏の選挙対策本部長を務める
菅義偉内閣にて国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災)(海洋政策)に就任
2021年である本年、横浜市長選挙に立候補することを表明し、大臣の辞表を提出し受理されてました。
小此木八郎氏・横浜市長選出馬に対する世間の反応
小此木さんが横浜市長選に出馬する事に対して世間の反応を紹介します。
週刊文春ではね、今度の横浜市長選挙に出馬する小此木八郎のIR事業反対の公約は自分一人で決めた事だというのを記していたけど、これ自体が俄に信用ならないね。要は小此木と藤木の両家の関係が密であり、藤木からは茶坊主呼ばわりされていた菅義偉から離れる為に今回の出馬を決めたんだろうけどね…。
— 佐々木晃 (@sasakiakira1970) July 9, 2021
横浜市長選の候補者は小此木八郎がマシかな
まあ、自分が横浜市民だったら小此木に投票する— Felicidad🤔ヒイロ (@de_la_felicidad) July 10, 2021
菅総理は地元・横浜へのIR誘致の旗振り役を自任してきた。たとえ「あらぬ疑惑」であっても、名前が挙がるだけで命取りとなりかねない。
ここにきて、小此木八郎国家公安委員長出馬の「真の理由」が関係者のあいだで取り沙汰されている。
— robinsonmanana (@robinsonmanana) July 12, 2021
横浜市長選は、政権肝煎りの小此木八郎氏が反カジノを掲げた時点で、争点がカジノではなくなりました。本当の争点は、中学校までの完全給食実施しかないと思います。著名な自治体でかたくなに給食をやろうとしないのは、全国で横浜だけ。横浜の議員は、正常性バイアスで目が曇っているところがある。
— 宮崎タケシ (@MIYAZAKI_Takesh) July 12, 2021
やはりIR誘致の件が市長選に大きな問題になっているようですね。
小此木八郎さんまとめ
政治家としてエリートコースを歩んできた小此木八郎さん。
菅義偉さんの右腕として活躍していたことからも、今後の活躍が期待されています。
横浜市長選の行方が気になりますね。