「シン・ゴジラ」、「シン・エヴァンゲリオン」に続くシン・シリーズの「シン・ウルトラマン」。
1966年に登場した「ウルトラマン」は、「ウルトラQ」に続く特撮テレビドラマ。昭和の子供の心を掴んだ特撮ヒーローものの先駆け的存在です。
シン・シリーズで映画化される「シン・ウルトラマン」には、「シン・ゴジラ」のように「現代にウルトラマンが存在したら、、」をテーマに徹底的に追求した作品になっているでしょう。
※最新情報4月18日に第3弾予告が解禁されました!
©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ
※最新情報2021年12月13日に特報2が発表!
©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ
2022年5月13日に公開が決定しました!特報2ではスペシュウム光線の映像あって期待が高鳴ります。
※追記
いよいよ、本日から公開の「シン・ウルトラマン」どんな内容なのか気になりますね!
今すぐにでもシン・ウルトラマンの感想をぶち撒けたい!でもできない!てゆうかみんな見にいけ!今すぐ!ジャスドュウイット!
— ピカリーノ1234 (@pikarino1234) May 13, 2022
↑既に視聴した人からはおすすめの口コミがたくさん!ネタバレ厳禁体制のようです。
監督は、樋口真嗣がメガフォンを取り、脚本はコアなウルトラマンファンであることを明かす庵野 秀明です。
科特隊の流星バッチやベータ―カプセルなどウルトラマンのアイテムを観ているだけでワクワクしてきます。
庵野監督のシン・シリーズはこの「ウルトラマン」の後に「仮面ライダー」も発表されました。
祝「 #仮面ライダー」生誕50周年!
【重大発表 会見】をご視聴頂きありがとうございました!『シン・仮面ライダー』は2023年3月公開予定です。
続報をご期待ください!https://t.co/ugTWdNjIxE#シン・仮面ライダー #KamenRider50th pic.twitter.com/LTNmbrDoRk— 『シン・仮面ライダー』【公式】 (@Shin_KR) April 3, 2021
シンシリーズの限定「シン・ゴジラ」の4KブルーレイはAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入ができます。
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映画「シン・ウルトラマン」あらすじ
科特隊ハヤタ隊員は、パトロール任務中に宇宙の墓場への護送中に脱走した宇宙怪獣ベムラーを追って地球に飛来したウルトラマンと衝突。
ウルトラマンは、ハヤタ隊員を事故で死なせてしまったことに罪を感じハヤタと同化し地球の平和を守る決意をします。
ベーターカプセルは、人間からウルトラマンに変身する重要なアイテムです。
実は、テレビドラマ「ウルトラマン」の第一話を参考に私が考えたあらすじです。映画「シン・ウルトラマン」の正式なあらすじは、公式HPでも公開されていません。
なぜ、ハヤタとウルトラマンは共存することになったのか重要なテーマになるので映画には欠かせないエピソードなので必ず映画のワンシーンになるでしょうね。
IMAXでもシン・ウルトラマンを見る事ができます!
©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ
映画「シン・ウルトラマン」キャスト
※画像引用 https://twitter.com/shin_ultraman
斎藤工、長澤まさみ、有岡大貴 (Hey! Say! JUMP)、早見あかり、田中哲司、西島秀俊
山本耕史、岩松了、長塚圭史、嶋田久作、益岡徹、山崎一、和田聰宏と多彩な顔触れです。
出演者は、公開されていますが主役を斎藤工が演じること以外、ほかの俳優の役は公開されていません。
また、相棒役には、長澤まさみ。
短い予告編を見る限りでは、有岡大貴 、西島秀俊、山本耕史、長塚圭史、早見あかりが科特隊のメンバーでしょう。
科特隊のメンバーは、テレビドラマのウルトラマンでは、ハヤタ・アラシ・イデ・アキコ・ムラマツ・ホシノです。
長澤まさみが演じるのは、フジ・アキコでしょうか。
公開されている写真には、科特隊の認識票に「カミナガ・シンジ」の名がみられますがテレビドラマの科特隊にはいなかった名前です。現代版になる時に役名も変えている可能性がありますね。
監督である庵野秀明監督を知らしめた「エヴァンゲリオン」の主人公が「碇シンジ」なので「シンジ」繋がりという何か謎めいたところもありワクワクします。
「エヴァンゲリオン」シリーズはAmazonプライムビデオで視聴する事が可能です、30日間は無料会員期間なので無料でシリーズ「序・破・Q」を見るものおすすめです。
禍特対(カトクタイ)とは?
旧ウルトラマンで科特隊。
正式名称を科学特別捜査隊(SSSP)と言う国際科学警察機構の下部組織。怪事件や異変の捜査、他惑星からの侵略者からの防衛が主な任務となっています。
テレビドラマではオレンジ色の制服でしたが、映画「シン・ウルトラマン」予告編を見る限りではごく普通のスーツにオレンジの腕章を着用しているようです。
テレビドラマでも、ブレザー姿のシーンが有ります。映画の予告編での戦闘シーンでの科特隊の制服姿が写っていないので分かりませんね。
また、捜査用に拳銃も所持しているのが予告編から分かります。ドラマにあったレーザー光線中だと思わず萌えてしまうのですが、、。
テレビドラマでは、怪獣からの防衛に重点が置かれ「シン・ウルトラマン」では捜査に重点が置かれているんでしょうか、、。
シン・ウルトラマンでは禍特対(カトクタイ)と改めて紹介されています。
巨大不明生物「禍威獣(カイジュウ)」に対する防災庁の「禍威獣特設対策室専従班」。
略して禍特対となっております。
コロナ禍で「禍」という感じが一般的になっている今らしい表現方法ですね。
シン・ウルトラマンの勇姿と原案者 成田亨について
※画像引用 https://twitter.com/shin_ultraman
現代に蘇るウルトラマン。その姿は、原案者の成田亨の描いた原画により近いものになりました。
ウルトラマン胸にあったカラータイマー。
©Narita/TPC
その役目は地球での活動時間は約3分間を、知らせるもの。
しかし、カラータイマーは成田亨の原画にはなかったものでドラマとしてより分かり易くするためのアイテムだったのです。
カラータイマーが、追加された理由はウルトラマンがそのままでは強すぎるためヒーローを避けるために弱点をわざわざひとつ設けたのです。
ヒーローが悪者に攻められピンチになるほど盛り上がりますからね。
カラータイマーの追加で、子供でもウルトラマンのピンチが分かり易くなりましたね。
1960年代当時は、ウルトラマンのスーツを被って撮影するために背中にチャックを隠す背びれ(合わせ目)とウルトラマンの目の下にあったノゾキアナが今回ではなくなりました。
現在のCGと撮影技術で、原案者の成田亨のウルトラマン「真実と正義の美の化身」を見事に具現化出来たのです。
成田亨は、ゴジラの撮影スタッフのアルバイトを経験後、当時の東宝・大映・松竹・東宝などの特撮美術を手掛け、1960年に東映特撮美術監督となりました。
1965年には円谷特技プロと「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」などの怪獣や防衛隊などのキャラクターやデザインを手掛けます。
惜しくも2002年に、亡くなりました。晩年は商業化されてゆくウルトラマンシリーズをかなり嘆いていたと聴きます。もし、成田亨が存命していたならば、「シン・ウルトラマン」に感涙の涙を流したかもしれませんね。
映画「シン・ウルトラマン」もコロナ過で劇場公開延期
映画「シン・ウルトラマン」は、2021年夏公開予定でしたがコロナ過のため残念ながら劇場公開延期となっています。
撮影が、コロナウイルス感染拡大防止のためたびたび中断されるためでしょうか。
どこまで、映画が出来上がっているのか今のところ不明です。
きっとウルトラマンをリアルに観ていたファンは、劇場公開を待ちわびていることでしょうね。
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シン・ウルトラマンネタバレ感想
5月13日(金)公開初日に鑑賞してまいりました。
結論からすると40代以上の「特撮」が大好きな男性にターゲットを絞って作られた庵野監督の「趣味」的な映画でした。
決して悪い意味では無く、存分に庵野監督の特撮好き(ウルトラマン好き)が発揮された作品となりました。
「シン・ゴジラ」でもありましたがオープニングタイトルから遊びが効いていて、東宝映画の旧表示だったり、「シン・ゴジラ」というタイトルが出てその後に「シン・ウルトラマン」となる辺り(しかもBGMとエフェクトは「ウルトラQ」)は最初のウルトラマンを見ていないとなんの事か伝わらない仕掛けになっております。
ストーリーも大枠では初代「ウルトラマン」のシリーズを踏襲しており、人気の高い話や怪獣を中心に第1話から最終話のゼットンまでを
網羅していきます。
「シン・ゴジラ」の時と同じく、日本の政治状況なども裏テーマとして入れており、電力問題ではネロンガが、核問題ではガボラが出現しており、その後にはザラブ星人が日本との安保条約を結ぶといった流れがあります。
ザラブ星人が変身しているニセウルトラマンも登場し(ちゃんとウルトラマンの3つの型のフェイスを使い分けているのもマニアックな点)。
最終的には、岡田斗司夫氏の予想通りメフィラス星人の話を庵野監督はしたかったのだなと思わせる、メフィラスや巨大長澤まさみの登場!(旧ウルトラマンで藤隊員が巨大化した話です)
おじさんのヲタク達が興奮する(単に庵野監督が好きなだけかも)長澤まさみをとにかくエロ目線で見せる効果は女性が見るとちょっと引いちゃうかもしれません。
わざとらしく自分のお尻を叩く長澤まさみや足をわざとらしく見せる巨大化からもとに戻った時の長澤まさみ、斎藤工に「におい」を嗅がれまくる長澤まさみと、やりたい放題やってる感じです。
最終的には人間と融合したウルトラマンとメフィラス星人によってベータカプセルの兵器化を知ってしまった人間を滅ぼすべく「ゾフィー(CV.山寺宏一)によって作り出された星を壊滅させる兵器「ゼットン」との闘いになります。
人間の力では到底勝てないゼットンのエネルギーにウルトラマンは1人果敢に立ち向かうのですが、人間に最後の希望を託しており、それを禍特対を中心とした世界中の知識が解明してウルトラマンと一緒にゼットンを異次元に送る事に成功します。
ゾフィーはそれだの知識がある人間(地球)を滅ぼす事を諦めウルトラマンと光の国に帰ろうとしますが、ウルトラマンはそれを拒否し人間である神永新二に命を分け与えて彼を復活させることを選び物語は終了いたします。
初代ウルトラマンを全話観ていれば楽しいのは間違いない作品ですが、デートなどで行っても特撮を見てきていない世代の特に女性にはなかなか刺さらないのではという内容でした。
もちろん庵野監督が総監修をしているのでほとんどエヴァンゲリオン的な作りなのは変わらないのでエヴァ好きは見ても損はしませんよ。
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