2022年、空前の「サウナブーム」が到来しております。
漫画、ドラマ、 サ「道」を発端に各種TVや情報番組、書籍などでも特集が組まれる状況です。
芸能人でもオリエンタルラジオの藤森慎吾さんをはじめ、サウナ好き芸能人も増えており「サウナ」が若い人のトレンドにもなっております。
その中でも2021年の流行語大賞にノミネートされた「ととのう」(整う)とはいったい何なのか?
まだ、サウナに入った事が無い人や「熱いから嫌い」という人にもわかりやすく「ととのう」ためのサウナの正しい入り方をご紹介していきたいと思います。
「ととのう」とは?
サウナで「ととのう」というのはいったいどういう事なのでしょうか?
漠然とワードだけが流行しており、何がととのうのかがわからない人も多いのでは無いでしょうか?
結論からいうと、サウナに入る事で「自律神経」が整う事を「ととのう」というのです。
昨今のサウナでは「温冷交代浴」が推奨されており、それにより血行を良くする事で「自律神経」が整います。
初心者でもわかる正しいサウナの入り方は?
ここからは「温冷交代浴」を使った正しい「サウナ」の入り方についてご紹介いたします。
初心者の方もこの入り方に慣れると「ととのう」を実感できるのでおすすめです。
身体を清める
浴室に入ってまず、する事はサウナに入る準備です
シャワーを使って体を洗い、洗顔や髪も洗いましょう。これからの季節シーブリーズのシャンプーなどを使って爽快な気分になってから入るのも良いですね。
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サウナ(サ室)へ入る
身体を綺麗に洗ったら、フェイスタオルなどで体を軽く拭きましょう。
水滴が体についたままだとサウナ室で温まる際に水滴が蒸発するため体が温まるまでの時間がかかってしまいます。
身体を拭いたらサウナ室へ入りましょう。
サウナ室は上へ行くほど温度が高くなるので初心者の方は一番下の段に座るのがおすすめです。
慣れてきたら徐々に上の段に挑戦してみましょう。
最近流行の「サウナハット」や「サウナマット」を使うのもおすすめです。
「サウナハット」は頭皮の保護や髪がパサパサになるを防いでくれたり、サウナが上に行くほど熱が高くなることから全身の温度が一定に温まらずに頭が熱くなってしまってサウナ室を出てしまうという事を防ぐのにも役に立ちます。
楽天市場などでも販売されています。
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「サウナマット」はサウナ室で自分専用のマットを用意する事で、施設にそのまま敷いてあるタオルなどだと衛生的に気になる方にぴったり、折りたたんで使う事ができるものも多いのでおすすめです。
Yahoo!ショッピングで購入ができます。
サウナにどのくらい入っていれば良いのかは人それぞれなのですが、1回5~12分程度で自分の身体が温まったなと感じるまで入るのが良いでしょう。
あまり長く入って体調を悪くしては本末転倒なので足にも汗が出てきたらちょうど良いと思います。
人によっては心拍数を測って調整する人もいたり、そういった事が可能な防水の時計も販売されています。
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水風呂へ入る
サウナ室で温まったら、次は苦手な人も多い「水風呂」です。
まずは体を水風呂にある桶やシャワーなどで汗を流し、綺麗にしてから水風呂に入ります。
水風呂の温度は平均的な銭湯で16℃~22℃、サウナ施設では8℃~16℃となっているので、初心者の方はまずはお近くの銭湯で試してみるのがおすすめです。
10℃以下のシングルと呼ばれる水風呂は数秒入っているだけでも身体が痛くなるくらい冷たいので初心者にはおすすめできません。
16℃程度の水風呂に1分くらいまずは入れるように挑戦してみましょう。
冷たく感じにくくするには息を吸うのでは無く、吐きながら、入ると少しだけ冷たく感じにくくなり、さらに手を挙げて手は水に入れない入り方もかなり冷たく感じにくくなるので初心者にはおすすめです。
体感で1℃程度変わるので初心者の方はこの入り方で慣れていきましょう。
水風呂に入ったら、出来るだけ動かずに「体育座り」のような形で1分過ごしましょう。
動くと水流が発生する事で水に流れが出来る事から体感温度が下がってしまい冷たく感じてしまいます。
じっとする事でいわゆる「はごろも」とサウナーが呼んでいる膜のようなものが感じられて冷たさを感じにくくなります。
外気浴(休憩)
よし、水風呂にも入ったしサウナ室に戻ろう!
と思う方も多いかもしれませんが、次は外気浴(休憩)をするようにします。
実はこれが「サウナ」でととのうためには一番大事で、この時に「ととのう」を感じる事ができます。
最近では浴室や露天風呂の周りにととのい椅子と呼ばれるプラスチック製の椅子が置いてある施設も多いのでそこに座り、5分~10分程度目を閉じてゆっくり休みましょう。
急な温度変化で身体の中では心臓がバクバクとして血行が著しく良くなります。
その際に体に赤い斑点のような紋様が出る場合がありますが、それは健康な証拠です。
サウナーでは「あまみ」と呼ばれるこの血管の血液の流れの紋様はちゃんと血行が良くなっている証拠です。
再びサウナ室へ
上記の「サウナ→水風呂→外気浴」を1セットとして、これを2~4回程度繰り返すことで何度目かの外気浴中についにこの時が訪れます。
「ととのう」
文字で説明するのはとても難しいのですが「全能感」とか「恍惚感」を感じる時がきて、すべてがどうでも良くなるような体験ができるはずです。
一般的なサウナ、水風呂、外気浴の目安は5:1:6程度の割合が良いとされており、3セット程度行う事で「ととのう」を感じる人が多いようです。
おすすめサウナグッズも紹介!
最後におすすめのサウナグッズをいくつかご紹介します。
1つ目は「サウナMOKU」と言われる今治製のタオルです。
普通のタオルと違うのは片面のみパイル生地になっており、その分軽くて乾きやすいという利点があります。
サウナーなら1つは持っていると言われるサウナMOKUは楽天市場で購入ができます。
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サウナグッズを販売するブランドも増えており、サウナMOKUなどを販売する今治のブランド「kontex」や「サウナグッズストリート」と呼ばれるサウナブランドが30ブランドも紹介されているショップ、Amazonでもサウナグッズが購入できる「PrimalBlue」など色々がグッズを探して集めるのもサウナを楽しむ醍醐味ですね。
まとめ
初心者の方は。
サウナ→水風呂→外気浴
このセットを3セット程やってみるのがまずは正解です。
もちろん、個人個人に合った入り方があるので慣れてきたら自分なりの入り方を探求してみましょう。