2022年、新型コロナウイルスが未だ日本でも注意が必要な毎日がつづいております。

旅行にもなかなかいけない中、今ちまたでブームになっているのが「サウナ」!

コロナで外出もままならなくストレスが溜まる事が多く、物価も上がっていて精神的にも厳しい毎日。

そんな日々の疲れを癒してくれる「サウナ」が注目を浴びています。

今回はサウナブームはなぜ?「ととのう」その原因とサウナの効果を紹介!





サウナブームはなぜ?

一昔前はおじさんが汗だくになる場所を「サウナ」と言っていたのですが、今回のサウナブームは若い男女も楽しめる「フィンランド式サウナ」がメインとなっています。

昔ながらの銭湯施設などにある「サウナ」はストーブ式という形でストーブの熱だけでサ室を温めるのですが、「フィンランド式」のサウナはストーブの熱をサウナストーンという石に伝えて、「ロウリュ」と呼ばれるアロマ水をそのサウナストーンにかける事で熱い蒸気が立ち上りその蒸気の熱でサ室を温めるタイプになります。

そのため、若い男女はアロマの香りを楽しんで癒しも得る事が出来るサウナに魅了されている状態なのです。

サウナがおしゃれという認識になった事がこのサウナブームの原因の1つだと言われています。

また、昨今のレトロブームにより1980年代のファッションやデザインが今のZ世代にはおしゃれに感じてしまう事も原因の1つだと言われています。

「エモい」という言葉で表現されるようなどこか懐かしさとバブル時期の日本の「楽しさ」をアートとして使用しているサウナが「エモい」と言われたりしており、銭湯文化も見直されています。

一番の原因となったのは「ととのう」という言葉が2021年の流行語にノミネートする事にもなった漫画家であり、サウナ大使も務めるタナカカツキ先生の著書まんが「サ道」が大きな要因と言われています。

TV東京系にてドラマ「サ道」が放送され、ネプチューンの原田泰造さんや若者にも人気の磯村勇人が出演していた事もあり若年層にもサウナを身近に感じる事ができたのでは無いでしょうか?



「ととのう」その原因とサウナの効果は?

2021年の流行語にもノミネートされた「ととのう」とはいったいどういう事なのでしょうか?

サウナの入り方として先述したタナカカツキ先生によるまんが「サ道」では、サウナ、水風呂、外気浴を繰り返し3セット程度する事で多幸感を得る事ができ、その状態を「ととのう」という説明がされています。

上記の入り方は温冷交代浴という体の温度をサウナで一時的に上昇させ、水風呂で一気に下げる事で血管が一時的に広がり、その後に縮まる事で血管がポンプ作用をする事で血流を一気に流すという体に極限の状態を強いる事になり、外気浴(休憩)する事でその生命の危機的状態から安定した状態に戻っていく時に、自律神経が整うとされており、この状態を「ととのう」と表現しているのです。

そのため、実はサウナである必要は無く、お風呂、水風呂、外気浴を繰り返す事で温冷交代浴は可能なのでサウナが無い場所ではお風呂で代用する事で「ととのう」を感じる事は可能です。



では、何故サウナが特に進められているかと言うと、お風呂は水による水圧がかかるので心臓への負担が強いという事もあったり、サウナのアロマの効果で鼻から癒しを得たり、汗をかくことで自然の化粧水として肌にうるおいを与えてくれるといった理由でサウナが進められているのです。

サウナがブームになった事でサウナに関する書籍グッズも人気が出ており、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのオンラインショッピングでも手軽に購入する事ができるようになりました。

キャンプと同じくサウナギアを集める、熱烈なサウナ好きを「サウナー」と言ってみたり、サウナが好きな女性を「サウナ女子」と言ってみたりと新しい言葉も生まれています。

 

 

サウナについては下記でも紹介しているのでご覧ください。

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