マイナポータルとは、マイナンバーカードを使ってパソコンやスマホでログインする、政府が運営するオンラインサービスです

マイナポータルについて、準備からできることまでがわかる動画です。

2020年、特別定額給付金が1人あたり一律10万円の支給があったことで、以前よりはマイナポータルに関心を持ち始めた人は多いのではないでしょうか?

マイナポータルはすでに確定申告をeTAXで行われている方にはお馴染みのようです。

ネットでは「簡単にできた!」とか「不具合が起こって先に進めない!」と賛否は両論です。
でもこれを期に、もっと普及していけば行政の面倒な手続き等をどんどん簡易化していけるのではと期待しています。

身近な所で言えば、免許証の更新なんかもオンラインでうまくやってほしいですよね^_^

マイナポータルはまだまだ認知度が低いですが、これから普及が広がっていく可能性がありますので先に知ってて損はないと思います。

実際に、マイナポータルでは生活利便のためにできる事が年々増えています。

マイナポータルはおもに、

  1. 公金決済サービス
  2. 事故情報表示
  3. 電子機能申請
  4. 民間送達サービスとの連携
  5. 情報提供等記録表示・もっとつながる

といったことができます。

「漢字ばかりで頭が痛くなりそう」と声が聞こえてきそうですが^^;

具体的に私達の誰もが知っている、または経験している事の中で身近な部分で何ができるか詳しく調べてみました。

この記事では、

  • マイナポータルでおサイフケータイは使える?
  • マイナポータルで確定申告する方法は?
  • マイナポータルで健康保険証を使えるの?

について紹介しています。





マイナポータルでおサイフケータイは使える?

 

マイナポータル
 

現段階(2020年7月)ではおサイフケータイは使用できません。

私の住んでいる地域の市役所に電話で事実確認をした所、そのようなサービスはできないと回答がありました。

ただ、公金決済サービスというものがあり、マイナポータルのお知らせからネットバンキング(ペイジー)やクレジットカードでの公金決済が可能となっています。

今後はマイナポータルが民間サービスと連携して『より柔軟性のある』、『国民にとって本当に必要な』行政オンラインサービスとして実現することを期待したいところです。



マイナポータルで確定申告する方法は?

マイナポータルで確定申告する方法は、以下の2つで可能です。

  • スマホ対応は、iphone7以降の機種
  • マイナンバーカード

 

試しに自分でもマイナポータルで確定申告をやってみましたが、個人的には難しかったですね^^;

こちらが国税庁が配信しているスマホでの確定申告の手順動画です。

 

マイナポータルにe-Tax申請をするための準備

マイナポータルでの確定申告は以下の手順になります。

まずは、マイナポータルアプリを起動して、

①スマホでログインをタップし、マイナンバーカードのパスワード(数字4桁)入力画面が表示される。
マイナンバーカード作成時につくったパスワードを入力する。

 

②マイナンバーカードとスマホを合わせ読み取り開始をタップ。
成功すればマイナポータルにログイン完了。
読み取らない場合は再度繰り返す。

 

③マイナポータルの画面の下に「もっとつながる」という項目が出てくるので、e-Taxの紐付けに同意をタップし、あとは画面に沿って進むだけ。

マイナンバーカードを読み取り、パスワード(券面入力補助用:4桁)を入力すると、個人情報とアカウント情報の自動取得が開始される。

 

④e-Taxが開き、マイナンバーカードの読み取りをタップする。
再度パスワード入力画面が表示されるので、パスワード入力してカードを読み取ると、Safariをタップでログイン認証が完了。

続けて、利用者識別番号(16桁)と暗証番号(8〜50桁)を入力すると完了。

 

eTAXとマイナポータルの連携の詳細は以下を参照ください。

国税庁HPマイナポータル連携:https://www.e-tax.nta.go.jp/mynaportal/index.htm

 

ひとまずお疲れ様です^^;

 

確定申告情報を入力

ここから確定申告情報を入力していきます。

ここまででマイナポータルにe-Tax申請をするための準備が完了しているので。

①確定申告の登録は、国税庁確定申告等作成コーナーで実施する。

マイナポータルより案内される提出方法でe-Tax(マイナンバーカード方式)を選び、必要な情報を入力するだけで、どんどん進んでいけば計算結果が表示されます。

あとは、本人情報とマイナンバーを入力。

するとPDFで内容を確認する画面が出るので、申請をタップして完了となります。

 

②最後に、「署名付与」。

  1. マイナンバーカードで署名を付与するをタップ。
  2. マイナポータルアプリを実行するとパスワードの入力画面が出て、署名用電子証明書のパスワード(英数字6文字以上16文字以内)を入力します。
  3. 利用者証明用電子証明書の読み取りを行うために、マイナンバーカードで証明書を読み取るボタンをタップ。
  4. マイナポータルアプリを起動して、次にパスワード(4文字)入力画面が表示されるので、マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)を入力。
  5. 「e-Taxアプリで送信する」ボタンをタップ。
  6. 送信完了と表示されれば確定申告完了です。
    申告した情報はPDFでダウンロードも可能です。


マイナポータルで健康保険証を使えるの?

マイナンバーカードが健康保険証として、将来使えるようになる?

 

マイナポータル

2021年3月から利用が開始される予定となっており、マイナポータルでマイナンバーカードを健康保険証利用の登録を行えば可能となる予定です。

 

登録の受付開始は「マイナポータル トップページ」にて確認できます。

厚生労働省HPマイナポータル:https://myna.go.jp/html/hokenshoriyou.html

 

 

健康保険証として利用できるようになれば、マイナポータルで身分証明や様々な手続きの効率が高まります。

ただ、マイナンバーカードが必要なため、今のうちに作成する事をオススメします。

だいたい、1ヶ月程度で作成する事ができます。



まとめ

ここまで

  • マイナポータルでおサイフケータイ使える?
  • マイナポータルで確定申告する方法は?
  • マイナポータルで健康保険証を使えるの?

について見てきました。

マイナポータルの利用者はまだまだ少なく、今後の普及が課題と言われています。

セキュリティを確保し、個人情報の搾取を防止するために、個人番号カードのICチップを用いてログインする方法が採用されるようです。

近い将来、特定の法人においては事業年から一部の手続きの電子申請が義務化されます。

事業主にとっては色々とシステムの変更や手続きに電子申請が必須となるため、企業によっては管理体制の見直しも早めに取りかかるといいかもしれませんね。

今のところ残念ながら、まだまだ実用的ではないようです。

操作も結構複雑なので、操作の途中でやめる人も結構いそうですよね!

マイナンバーカードを読み取れないエラーが多いとか、スマホもiPhoneしか使えないといった事も含め、これから機能が増えてきたときに使うか検討するのが良さそうですね。

2020年5月より、定額給付金の申請でマイナポータルを利用してみる人が増えることでしょう!

パソコンが得意な人やiPhoneをお持ちの人には便利なサービスとなりました。

マイナポータルの今後の進化に期待しましょう。