万年アシスタント山城圭吾は、漫画家になるために強烈なキャラクターを欲していました。

そんなある日、突然出会ってしまった漫画家の卵と殺人者。二度会ってはいけない二人が、再会することによっておこる出来事はいったい何でしょうか、、。

映画「キャラクター」が描く、スリルとサスペンスを描く狂気の世界を是非とも堪能して下さい。

映画「キャラクター」のメガフォンを取ったのは永井聡監督です。

代表作は「帝一の国」（2017年）、「恋は雨上がりのように」（2018年）。

脚本と原案は、長崎尚志。漫画「20世紀少年」の浦沢直樹との共同原作者です。

 

映画「キャラクター」の原作はなく映画のための完全オリジナル作品になります。

映画公開に合わせて、小説とコミックが同時発売されます。

ガイドブックはこちら。

文庫小説はこちら。

漫画はこちら。

映画と小説そしてコミックで、微妙に話の展開が異なりエンディングもそれぞれ違うので一粒で3回楽しめるとてもお得な娯楽作品に仕上がっています。





映画「キャラクター」あらすじ

 


漫画家のアシスタントを務める山城圭吾。

圭吾の夢は、売れっ子漫画家になること。

画力はあるものの優しい性格が災いして、リアルな悪人は、なかなか描けません。

そんな、ある日アシスタントを務める漫画家から街のスケッチを頼まれました。

圭吾は驚くことに一家惨殺の事件現場に遭遇し、犯人を目撃してしまいます。

警察の尋問には、犯人の顔を見ていないとうその証言をし、目撃した犯人を主人公とした漫画「34」を創作します。

リアルな犯人を漫画に投影させたことから、連載漫画は異例の大ヒット。

念願かなって圭吾は、売れっ子漫画家に。

そして恋人との結婚も果たします。

しかし、圭吾の漫画「34」に酷似した事件が次々と起こり始めます。

事件と漫画「34」がよく似ていることに気付いた青田刑事は、事件の真相を究明するため捜査を始めますが、、。

予告編はこちら。

©2021映画「キャラクター」製作委員会



映画「キャラクター」キャスト

キャストには、中村獅童・小栗旬・菅田将暉・高畑充希と豪華な顔ぶれに本作がデビューとなるFukase。Fukaseは、人気バンドのSEKAI NO OWARIのボーカルを担当しています。出演動機は、映画でなければ出来ないことをしたかったとか。


漫画家を夢見る万年アシスタント 山城圭吾 – 菅田将暉

2009年に「仮面ライダーW」で俳優デビュー。「共喰い」(2013年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、「そこのみにて光輝く」(2014年)では、全国映連賞男優賞を受賞。

 

漫画「34」の主人公のモデルとなった殺人鬼 両角 – Fukase（SEKAI NO OWARI）

SEKAI NO OWARIのボーカルで、初代リーダー。俳優のスクールにも通い、演技力をアップしました。

 

山城の恋人 川瀬夏美 – 高畑充希

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016年)でヒロインに抜擢されました。「ヲタクに恋は難しい」（2020年）では、第43回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞を受賞。

 

神奈川県警察本部捜査第一課警部補。清田の上司。真壁孝太 – 中村獅童

本業は歌舞伎役者ながら、役者でもぴか一の演技派です。「いま、会いにゆきます」（2004年）日刊スポーツ映画大賞助演男優賞受賞しています。

 

漫画「34」の共通点にいち早く気づき、真相を追う神奈川県警察本部捜査第一課巡査部長 清田俊介 – 小栗旬

「罪の声」（2020年）第44回日本アカデミー賞 優秀主演男を優賞。

「人間失格 太宰治と3人の女たち」(2019年)。

ハリウッド初出演作「ゴジラvsコング」が、コロナ過のため公開延期になっているのは残念ですね。



映画「キャラクター」主題歌「Character」

ACAね（ずっと真夜中でいいのに。）×Rin音 prod by Yaffle。

 

ACAね は、バンドずっと真夜中でいいのにのボーカリスト。Rin音は2020年の日本レコード大賞にて新人賞を受賞した若手ラッパー。Yaffleは、音楽プロデューサー。それぞれの才能が見事に調和された楽曲をお楽しみください。

完成披露試写会の映像はこちら。

©オリコン



映画「キャラクター」見どころ

 


ズバリ！菅田将暉と映画初出演となるSEKAI NO OWARIのFukaseの共演でしょう。

再会してはいけない圭吾と両角。再会することによって想像を絶する物語の展開が予想されます。

圭吾が殺されてしまうのか、それとも圭吾が両角を手に掛けてしまうのか、、。

小説版は、5月7日発売となっています。コミック版は全1巻で5月28日発売されます。映画を見てから小説を読むのか？

それとも、漫画を読んでから映画を観るのか？

なかなか悩ましい選択になるでしょうね。